お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

ひまそうにしている

2012年11月12日 | 雑感
 花展には、たくさんの方に、わざわざお運びいただいたようで、ありがとうございました。
 私は、週末、所用が重なり、花展に伺ったのは、閉展示の20分前。

 さて、この週末。
 住職が、世間の勤務先の出張で、鹿児島に2泊で出かける時に、ご門徒のK・Aさん、K・Tさんが、続けてご往生。
 
 9日のK・Aさんのご葬儀、三日参りは、私が住職代理で勤めさせていただきました。
 10日も午前中、法事を2件、私が勤めさせていただいたのですが、その間にK・Tさんの訃報。
 ガ~ン  よりによって、何と言うことでしょう
 私はその夜、どうしてもはずせない大切な所用があったので、住職と連絡とりつつ、オロオロ・・・
 
 で、翌日の、K・Tさんのご葬儀は、何とか住職が間に合いました。ふう  

 ドタバタしつつ、思い出したのが、県病院の緩和ケア看護師長さんがお話くださった言葉。

 看護師さんは激務でいらっしゃいます。
でも、患者さんやご家族に声をかける時は、決して忙しい素振りを見せず、のんびりした雰囲気で、声をかけられるそうです。

 「忙しそうな人に、誰も自分の話を聞いてもらいたいとは思わないですよね。」
「のんびり、ひまそうにしている」

 ドキッとする言葉でした。
 お寺の者も、ほんわか、ひまそうにしていないと・・・

 


 

 
 
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2 コメント

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Unknown (案山子)
2012-11-12 15:36:07
お寺様が、人間にとって最も厳粛で辛く悲しい場面を差配する 大切な役目を果たされている事を、
改めて考えさせて頂きました。
僭越ですが、仰る、常に広さ深さを保ってその場に臨むことの難しさ・・・も 
解るような気がします。
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Unknown (法専寺)
2012-11-13 09:23:09
案山子さん

ありがとうございます。
つい、時間刻みで次の予定を考え、「今」がなおざりになりがちです。
時間の長さも各自の状況、感受性で、受け取り方が異なります。
「今」「一瞬、一瞬」を大切に生きてまいりたいと、あらためて
反省させられた言葉でした。
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