お寺のオバサンのひとりごと

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お盆 その2

2018年06月09日 | 仏教
昨日ご紹介した本願寺出版社から出ている「季刊せいてん」夏号で、

お盆は盂蘭盆経というお経に由来するようです。

ただし、一般的に、お盆に先祖の霊が帰ってくる と、考えられているのは、日本の民族信仰に由来するそうで、仏教ではありません。

故人は臨終と同時に浄土に往生成仏する(浄土に往って仏と成る)真宗の教えでは、
故人はお盆に限らず、いつでもどこでも、私のそばにおられ、私を導き続けてくださる仏さまです。
覚りの仏さまですから、お盆だけ迎えだり、見送ったりする「霊魂」ではありません。

では、真宗でお盆はどうでもいいのか?

「季刊せいてん」の中で、真宗門徒にとってのお盆は
お盆休みで、家族が集まる時節であり、家族全員で仏教に縁をつなぐ(普段、日常に忙しい我が身を仏前にふりかえる)時、聞法の時であろうと
ご紹介いただいておりました。
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