お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

京都 円山公園

2016年04月11日 | 雑感
先日、M組S寺様の巡番報恩講にて、ご講師のお話で、

京都の八坂神社及び境内は、大昔から、現状のまま今に至っているのではなく、現在の八坂神社は、明治からのこと。
明治の廃仏毀釈以前、あそこはお寺だった。廃仏毀釈までは、慈円山安養寺があった。

山号の慈円山の「慈円」は、青蓮院で、親鸞聖人(9歳)に得度(とくど:僧侶になる)を執り行われた、有名な天台宗の高僧ですが

その慈円山の「慈」を取り除き、「円山」・円山公園としたのだそうです。

現在も慈円山安養寺はありますが、元々は大きなお寺だったのですね。
何事も無知な私、知らなかった。

 「 円山公園のしだれ桜を見る時は、ただ、『わあ、きれいね~ 』だけではなく、
 
 親鸞聖人の句、

明日ありと思う心の仇桜
夜半に嵐の吹かぬものかは


を思い出してご覧下さい

との仰せでした。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花まつり | トップ | 死んでおしまいではない話 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿