お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

住職、坊守

2016年07月20日 | 仏教
 浄土真宗は、家庭生活の中の仏道 ですので、住職は妻子がいるのが大多数です。
 
 昨日は、佐賀教区の寺族婦人研修会でした。
 寺族婦人(じぞくふじん)とは、お寺に住む女性家族のことで、主に男性住職の法務上のパートナー(妻とは限らず、母、姉妹など)で、そのほとんどは、「坊守」(ぼうもり)と呼ばれる女性のことを意味します。(「坊守」の大多数は男性住職の妻ですが、「坊守」が男性住職の妻とは限りません)

 さて、昨日のご講師のお話、ビシッと、とても刺激的な研修会でした。

 その一端をご紹介です。

 住職とは、単に、お寺に住んでいるから「住職」なのではなく、
「三宝住持職」のこと。
 
 三宝とは、「仏」「法」「僧」ですが、
「仏さまを敬い帰する心」、「法義相続」=お聴聞、「僧伽・サンガ」=み教えに生きる仲間、ご門徒さんを一人ひとりを大切にすること
の三宝の中に身を置くのが「住職」であり、「坊守」なんだと。

はい、心して、仏法を一人でも多くの方にお伝えし、
「み教えに出遇えてよかった。生きるのが楽になった」
と、よろこんでくださる方が増えることを願い、私なりに精一杯、務めたいと思いました。

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