お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

ご往生

2012年04月03日 | 仏教
 長年、お世話になってきた方、お二人の訃報が相次いで入り

 同じ日程で、お通夜、ご葬儀がいとなまれることとなり、
困っています。
 住職と私、分かれてお参りさせていただくことにしました。

 真宗の救いは、死んでからではない。
 死後、冥土をトボトボ歩く死出の旅をすることもない。
 四十九日を待たないと、浄土にたどりつかないわけでもない。

 往生即成仏

 煩悩の滅した さとりの世界に 新たに誕生する
そして、やすらかに眠っているわけでなく、仏の「はたらき」(まだ煩悩に苦しむ衆生を救う)となる。

 この世でのお別れは、悲しいけれど、
 いずれ私も必ず往く道。

 「正信偈」読む身、いずれは読まれる身

 私自身はどんな死に方をするかわからないけれど、その日まで阿弥陀仏とともに、安心して生きていく。

 必ず、また、浄土で、なつかしい方々とあえる世界が用意されている

 南無阿弥陀仏

 


 
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 仏法聞き難し、今、すでに聞く | トップ |  »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (案山子)
2012-04-04 14:40:41
死は終り ではない。
往生即成仏。
懐かしい方々と、倶に会う処へ往く・・・。

御記事に、深く頷きます。

          合掌
返信する
Unknown (法専寺)
2012-04-04 20:07:31
案山子さん

ありがとうございます。

真宗者のご葬儀は、涙の中にも明るさがあります。
返信する
Unknown (くれまちす)
2012-04-04 23:09:01
私の母は事故で亡くなりましたが、真宗者だった母は、生前、末っ子の私に
『私が死んでも悲しまなくていいよ~もう私はお浄土という素晴らしい処に行ってるのだから。』
と笑って何度も言っておりました。
火葬場で煙を見上げながら、その言葉のおかげで私は救われてました
返信する
Unknown (法専寺)
2012-04-05 13:21:05
くれまちすさん

本当に、お母様は、思いもしない突然の事故でのご往生でしたね。
死んでからの話ではない、生前お聴聞による、かねてよりの「ご往生」でいらした(救われておられた)と、ありがたく拝読いたしました。
返信する

コメントを投稿