お寺のオバサンのひとりごと

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クリスマスにいのちを考える

2022年12月24日 | 本紹介


 静岡大学院農学研究科教授の稲垣栄洋先生の著書。
 いのちをつなぐため、自らは犠牲になりながら、短い命を精一杯生きる生き物たち、また人間のためにいのちを落としてゆく動物たちを、動物の立場から紹介くださっています。
 例えばこんな1節が
「クリスマスイブ。世の中はクリスマスムード一色につつまれる。(略) ニワトリたちにとっては、まったくの厄日である。この夜のために一体どれだけの鶏がいのちを落し、オーブンの中で荼毘に付されていることだろう」

 人間は、動物たちを支配しているように思い上がっています。
 煩悩多い私は、健気な生き物たちに遠く及びませんが、あるがまま、私に与えられたいのちを大切に、
そして、地球上の全ての生き物に対し、謙虚に生きなければ・・・と思います。
 
コメント
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