お寺のオバサンのひとりごと

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2019年 1月の言葉 その2

2019年01月20日 | 仏教
 法語カレンダー 今月の言葉は、親鸞聖人の言葉

 如来誓願の薬は よく智愚の毒を 滅するなり

「智愚の毒」・・・「愚の毒」なら理解できますが、「智愚の毒」とはどういうことなのか? 
 
 調べましたところ、

 自分のわずかな知識をもって、全ての物事を判断する生き方(浄土真宗でよく言われる「他力」(仏さまを指針とする生き方)に相対する「自力」の生き方 をさすようです。

 阿弥陀如来が、全ての者を覚らせたい(仏に成らせたい)と誓い、願ってくださって、
私に「南無阿弥陀仏」と、特効薬を施してくださっています。

 それは、「自分の人生に仏教なんて関係無い 念仏なんて、気色悪い」 と、「賢い」つもりで生きている「自力の人」にも
分け隔てなく、平等に、注がれている大きな慈悲の薬でありましょう。
南無阿弥陀仏

 

 
コメント
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