お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

11月の言葉

2017年11月04日 | 仏教
 きょうは晴れたものの、強風のため、バルーン競技は中止になりました。

 さて、法語カレンダー11月の言葉は

 信心の智慧に
  いりてこそ
 仏恩報ずる
  身とはなれ


 英訳は、こう書かれています。

 It is by entering the wisdom of the entrusting heart that we become persons who respond in gratitude to the Buddha`s benevolence.

親鸞聖人の 「正像末和讃」より (『註釈版聖典』606p)

 釈迦、弥陀の慈悲よりぞ 願作仏心は えしめたる
 信心の智慧に いりてこそ 仏恩報ずる身とは なれ  


 の後半部分です。

 現代語訳は、下関の光明寺様のHP(11月1日)より、勝手ながら、引用ご紹介させていただきますと

 釈尊、阿弥陀仏の慈悲により、
仏になろうと願う心、すなわち願作仏心(がんさぶっしん)を得させていただいた。 
 信心の智慧を得ることで はじめて 阿弥陀仏のご恩に報いる身となるのである。

 
 世間において、身近なことでふりかえっても、自分の思いで、いっぱい(自己中心のかたまり)になっている時は
他者のお陰や他者の辛抱が見えず、怒りと文句と愚痴しか出てきません。

 でも、そんな私をも、仏にしたい と願ってくださる阿弥陀さま。
 そのお心を拝受したら、申し訳なさと、もったいなさで、せめて、ちょっぴり、ほんの少しでも、ご恩に報いる生活をさせていただこうと思います。何~も、大したことできませんけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする