お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

差定

2014年01月19日 | Weblog
 「差定」とは、「さじょう」と読み、法要の式次第のようなものです。

 昨夕は、組内(そない:法専寺が所属する近辺のお寺のグループ)の若手の法中(ほっちゅう:僧侶方)に、ご参集いただき、
当寺が3月に会所を務める「巡番報恩講」5日間の「差定」をご相談。

 それと同時に、「会係」(えがかり)もお願いしました。

「会係」とは、法要の責任者であり、指示者のような存在です。
 まず、法要のおつとめに先立ち、尊前のお飾りや、法具に不備がないか点検し、ロウソクに点火など、準備をします。
 後堂(本堂裏)で待機する出勤(勤行に出る)僧侶方に、時間通りに法要開始するよう時計をにらんで、合図。
 喚鐘の係が、
「カン、カン、カン・・・・」と鐘を打ち、
雅楽のCD(法専寺では生演奏はないので)が流れる中、法中さん方が、内陣に出仕なさいます。

 ウチの組では、会係は、若院さん(住職後継者)方が、つとめてくださっていましたが、
次々、継職なさって「住職」さんになられましたゆえ、「若院」さんが少なくなりました。
 なので、若手ご住職方にも、お手伝いお願いしなくてはなりません。

 ちなみに、組内住職で最長老は、初期高齢者の夫です。
 

 
コメント
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