お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

自分が気に入ったもの、気に入らないもの

2012年12月07日 | 仏教
 毎年12月6日は、組の仏教婦人会で、本願寺佐賀教堂の清掃奉仕へ。

 各寺3名×11ヶ寺 の 33名。
 今回、法専寺からは、仏婦会長のM・Yさんと本願寺佐賀教堂には初めてお参りされたM・Hさんと私。

 まず本堂で、「重誓偈」のおつとめ、
教堂職員(僧侶)で仏教婦人会担当のM師より、佐賀教堂の歴史をお話いただき、
組長(そちょう)さんのご挨拶の後、清掃開始。

 お弁当をいただいた後は
 午後1時半からの佐賀教堂の常例法座に参拝。

 K組E寺F師のご法話をお聴聞させていただきました。

 そのお話の中で、驚いたこと

 F師のお近くのお寺で、

 故郷を離れ、都会にお住まいの方がご往生され、(ご葬儀は、どうなさったかわかりませんが)ご遺族が、故郷のお寺にお墓があるので、「納骨したい」という連絡があり、ご住職は、当然、ご遺族が、故郷のお寺に納骨においでになるものと思っていたら、
 
 何と、お骨だけ、宅配便で送られてきた
 こういう方がいらっしゃるかと、思えば、

 最愛のペットが死んだ後、泣いて泣いて・・・七日七日・・・四十九日までご住職を招いて、仏事をなさった方がおられるそうです。

 仏事さまに心を遇わせる行)が、
 自己中心の物の見方・自分の感情、つまり、自分にとって大切なものであったかどうか、自分の気に入るものであったか、気に入らないものであったか で、
対応が異なるのは、仏事とは言えないのでは・・・


 確かに、ペットは、人間と違って、自分に対し、文句ひとつ言わないし、好都合な存在だから、「最愛」なんだと思います。

   
 
コメント
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