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除雪トラブル けが負わす
除雪を巡り口論となった近所の男性を転倒させ、顔などにけがを負わせたとして、酒田署は12日、酒田市錦町、無職伊藤博容疑者(63)を傷害容疑で逮捕した。男性は搬送先の病院で間もなく死亡した。死因は心筋梗塞。同署は暴行との関連を調べている。
発表によると、伊藤容疑者は12日午前10時45分頃、自宅前の路上で、向かいの同所、無職斎藤忠治さん(87)の右足を払うなどして転倒させ、左ほおと上唇を切るなどの軽傷を負わせた疑い。酒田地区広域行政組合消防本部によると、救急車到着時には斎藤さんは心肺停止状態だったという。
伊藤容疑者は調べに「帰宅すると、除雪した雪を斎藤さんが自分の家の方に寄せていたので、カッとなって1回だけ足を払った」と供述している。口論を聞いた2人の妻が仲裁に入ったが、聞き入れられなかったという。斎藤さんは転倒後、一度立ち上がったが、再び倒れ込んだという。
現場は日本海東北自動車道の酒田インターチェンジ近くの新興住宅地。現場近くの60歳代女性は「2人が『なぜ人の家に雪を入れた』『入れてない』と怒鳴っているのを聞いた。辺りは塀がない家が多く、境界が分かりにくい面がある」と話した。
【2014年1月14日付 読売新聞山形版】
雪国の作法2014は、まことに血なまぐさい話から始まってしまった。うちのような田舎ならいざ知らず、市街地ではよくあることなんだろう。いや傷害事件ではなくて、雪をめぐるご近所トラブルが。
除雪の最大の問題は、近くに川がないかぎり、どこに雪を“一時的に置いておくか”これに尽きる。無駄な敷地がてんこ盛りな我が家にしても、雪が深くなれば、結局は30mほど先の川に捨てに行かなければならないのだし。
だいたい、塀のない境界線で雪を入れた入れないの論争は事件のきっかけにすぎないだろう。両隣にまったく迷惑をかけないでいるなんておよそ無理な話なのだから。むしろ道路に雪をぶちまける方がよほど罪深い。
それにしてもやりきれない。何年か前に起こった二件の殺人もこのあたり。こんな事件があると、ご近所の空気もぎこちないものに変わるはず。あ、どうも語る言葉が殺人寄りになっている。気をつけなきゃ。あくまで死因は心筋梗塞です……
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鶴岡の某所(身内の近所)でも除雪トラブル有りました。
でもそこの地区って土地が余ったのどかな所なんですよ。
寒い時期だけに穏便に暮らしたいですよねぇ。。
田舎の穏やかな人間関係が……なーんてのが
大嘘なのはみんな気づいてるのよね。
で、雪の問題だけに冷たい言い方をするけど、みんなけっこう
暇なんだと思う。だからそんな視野の狭いことに
こだわるんだよね。世界が狭いんだろう……あ、これは
そういう人間の典型であるうちの親父への皮肉でした(笑)