綾部市奥上林の古屋集落手前より近畿自然歩道に取り付きました。
(2016.10.10)
目的は、中津灰山に登る、大みずめの古木を観賞する、ついでに上林峠を確認
することでした。
結果は、近畿自然歩道を勝手にイメージしたことから、計画とかなりズレたので
途中で引返しました。
まず、草壁川の橋が流失している、そして、谷沿いのルートは荒れ果てている
ことです。
和知仏主側からから辿る場合、雨後で増水した草壁川の最後の渡渉はどうする
のでしょうか?
草壁川を渡ってからは、集落跡上の尾根末端から登るのがいいのではないかと
思いました。
荒れた谷から尾根分岐で撤退、他のルートはイメージです。
まずは、大みずめを観賞しようと、この看板のある地点にやってきました。
「森の巨人たち100選 林野庁/綾部巨樹・巨木保護中央協議会」
草壁川を見下ろすと相当な激下り
踏み跡もテープもなく、しかも川に橋もないようなので、ここから向かい
岸ににあるはずの大みずめに行く谷道を断念しました。
クローズアップして川を眺めましたが、やはり橋はなさそうです。
引返して近畿自然歩道に
道なりにどんどん下って行くと草壁川に出合います。
きれいな清流ですが橋がありません。!!
下流を見ると流された橋が! ワイヤーで係留したいわゆる流れ橋?
靴を脱いで又は靴のまま渡るなど夫々越えてゆくと、この道標があり一安心
支流には橋が、その向うは石垣があり集落跡のようです。
ここから谷沿いに300mほど進みますが、荒れていて通過不能です。
この辺から国土地理院地図の点線道が登っているのですが、踏み跡は
ありません。大阪に帰る時間も要るのでやむなく引返しました。
元の車道に戻って少し下ると、大岩の滝の看板がありました。
大岩の滝説明板
大岩の滝落差60m、上部と下部しか見えない!!残念至極です。
国有林のようですが、樹木を取り払うと京都府有数の"名滝"になること、
間違いなしです。