hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

競馬で5万円を2億円にした人がいるらしい

2021年04月20日 | その他

 

5万円元手に3回連続大穴当てて、2億円儲けたのはあなたじゃないですか?

(私のブログ「競馬の神と呼ばれた男」を一部書き換え)

 

先日戸棚を整理していて、その記事、2003年7月5日の朝日新聞の切抜きが出てきた。タイトルは「常道外れた競馬の「神」」「宝塚記念2億円的中」である。当時の2チャンネル情報などと合わせて、若干構成し直してみた。

2003年の6月28日、ウインズ新橋で一人の中年男性が6月8日の安田記念のアグネスデジタルの130万円の的中馬券を差し出し換金した。単勝9.4倍だったので1222万円だ。透明プラスティックの仕切り越しに札束が男性に渡った。この日は宝塚記念の前日だった。

まもなく、翌日の宝塚記念の9.7倍を示していたヒシミラクルの単勝オッズが一気に1.7倍の圧倒的一番人気となった。不審に思ったJRAの職員が調べてみると、一人の客がヒシミラクルの単勝を1222万円分購入したためだった。
まちがいなく、さきほど安田記念の的中馬券を払い戻した男性が、パドックや天候も確かめず、全額1222万円を宝塚記念の穴馬に突っ込んだのだ。一度に1万円札は20枚しか入らない発券機に60回以上投入を繰り返したのだ。おそらく何かにつかれたように。


このヒシミラクルという馬はこれまでにも、菊花賞、春の天皇賞とGIを2勝しているが、ムラのある穴馬であり、最終的にこの宝塚記念の単勝オッズも6番人気、16.3倍に落ち着いた。

そして、なんと、この16.3倍のヒシミラクルが宝塚記念に勝利したのだ。その払戻金は1億9918万6千円の高額となった。

競馬ファンの間では、安田記念でかけた130万円の元手は、6月1日の日本ダービーで2.6倍の単勝に50万円をかけて当てたものとの話がある。あるいは、NHKマイルカップに 5万円で26倍を当てたとの話もある。

1000万円単位で購入する客はけして特異ではないという。バブル期には3千万円、あるいは6千万円購入した人がいるとの話もある。
しかし、(日本ダービー50万円*2.6倍 or NHKマイルカップ5万円*26倍)=130万円
 → 安田記念 130万円*9.4倍=1222万円
 → 宝塚記念 1220万円*16.3倍
 = 1億9918万円 と、
G1を3(2)回連続して勝ち、しかも大穴に無造作に(つかれたように)次々とすべての大金を突っ込んでいるのは異常とも言える。まさに「神」の名にふさわしい。

 

と、あなたを競馬の穴狙いへと誘う「悪魔の誘い」でした。

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