祈りの道も終盤です。
京都一周トレイル中でも最も険しい道と言われ、
その昔、多くの修行者がこの道を登ったそうです。
親鸞、日蓮など仏教の宗派を開いた様々な人達が
この道を通って比叡山に向かったと言われています。
深くU字型に侵食された道、
根っこウネウネ岩ゴロゴロの道、等
それらしい厳しい道もあったのですが
もう撮ってる余裕がなかったのですね(^◇^;)
キノコがあってもだんだん無視するように^^;
市街地が見渡せます。
荒れた様子の杉山がちょっと怖い
道の真ん中に石が積んであったので
私も一個積んでみました。
次に来た時、そのままあるでしょうか。
杉林
梢の上方が風に揺れて
お互いにぶつかってギーギー音を立てて軋みます。
倒れてこないのかな、とちょっと心配になりました。
14:30
とうとう道標にケーブル比叡駅が現れました。
私の予定ではそこに14時に到着しているはずですが
もう30分遅れています。
おまけに疲れ果てている。。。
でも!どんな状況であれ
この分岐では「展望良し」の右回りを選ぶでしょう?
後悔したくないし。眺望は見逃したくないのです。
ということで、上りの遠回りコースを選びましたが。。。
そんなにきつい階段ではないけれど
朝からほぼ6時間近く山の中にいるので
待って、無理、しんどーーーい!!!笑
2、3歩上っては休み、の繰り返し。
ここを上った人にしか、その眺望は味わえないと信じて。
ちょっとした回り道なのに
休憩も挟んで30分もかかっていました〜
15:00
出ました!!!!
京都市街から遠く大阪方面まで
京都市街から遠く大阪方面まで
なるほど〜
山に囲まれた京都
街全体が守られている、という実感がする場所です。
(青丸が現在地)
ここでのんびり過ごしましたが、
誰も来ません。
静かなビュースポットです。
せっかくなのであれこれ自撮りを楽しみました。
人が来ないので大胆に試すことができます。
お気に入り笑
自撮りスマホと撮影し合う。
お互い同時に撮ったところです。暇人
やどり地蔵
もう縁はないので立ち寄らず
ケーブル比叡駅が見えました。
あれ?さっきのビュースポットからすぐの場所
そして結構平坦です(^◇^;)
巻道しないで、ショートカットして
ビュースポットに行った方が良さそうです。
ま、それは苦労して上った人にしか分からない
ということにしておきましょう。
次回はそっちを選ぶかも。
ガイドブックにもそのことは書いてありませんでした。
74番
ここが東山コースの終点
道標横からの眺め
標準コースタイム4時間のところ
6時間かけて歩きました。
ちなみに東山コースの1番はここでした。
(感慨に耽っているのは、
今ここでブログを書いている時点。
山ではそんなこと考えていません。
その場では登りきった安堵感だけ)
駅舎の東側に
北山コースの始点があります。
ここで終わりではありませんね。
東山コース1〜74番
冬〜春〜夏
3回に分けて踏破できました。
まだ15時過ぎ
比叡山で過ごす時間は残っています。
まだまだ道は続く。