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荒神ケ峰〜泉涌寺  京都一周トレイル東山コース②

2021-12-24 | 京都一周トレイル
9:50
四ツ辻からトレイルコースに入ると
当然ですが今までいた観光客の方々は姿を消します。

分かれてすぐに荒神ケ峰に向かう参拝道で
眺望の良い場所があるというので
ちょっとだけ寄り道してみることに。

真っ直ぐ行くとトレイルコース
横にある石段を登ります。



ここでみる最後の鳥居かな



お狐様がところどころに






ここですね〜
晴れててよかった〜



階段を降りてトレイルコースに向かう。
長い影がピースしてます。誰もいないから。



3-3合流地点



のんびりとした下り道
静かで暖かくて気持ちいい〜



茶色の落ち葉も綺麗



人がいないから影とか


カーブミラーで存在確認





住宅街の中に戻る時もありますが
こうして道標があると
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突如抜け道らしいコースになります。
子どもの頃の近道を思い出します。



散歩もハイキングもトレッキングもしてるようで
そして道標探しは宝探しのように楽しい。

小川があったので
先日、スマホ講習会で習ったテクで撮ってみました。



これは普通の写真。懐かしい風景だったので。



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住宅街ではこういう道も増えてくるので
道標の道順をスマホで撮って
それを見ながら迷わないように歩きます。
(道に集中するあまり、途中にある見どころを
見逃すことも多々あり。
道標を見つけるとたまにガイドブックを開き
その区間の見どころを確認する。)



青空と最後の紅葉と白い南天



赤い南天はどこの庭でも真っ盛り



住宅街の突き当たりにあったこの案内板。
右?左?どっち?
右に進みながら、あれ?
この坂道なんかなんかなんか知ってる気がする…
と無性に感じていた。



しばらく進んで道標を見つけて一安心
で、この道標と
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この階段を見て全てが繋がった!!!!



確かに通ったことがあったのです。
以前はこの道の反対側(東福寺)から
そしてもう日が暮れてから。

2016.11.21


↑上に書いてある怪しげな山道というのが
この入り口。
日が暮れて真っ暗な道を誰も上ろうとはしないはず。
まさかこの道を再び上る日が5年後に来るとは
夢にも思いませんでした。
京都トレイルをして本当によかった!
と嬉しく思う瞬間でした。
京都街歩きと登山、全く違う趣味が
こうして好きなことを続けていると
どこかでいつか繋がるものなのですね。
不思議なようで自然で当然だったような気もします。







【雲龍院】



今回は外から眺めるだけ。
コースに戻ることにしました。
前回の雲龍院夜の特別拝観についてはこちら

【泉涌寺】10:30
初めてなので参拝することにしました。

大門(重要文化財)



「降り参道」というそうです。
落ち葉を踏むのがもったいなくて端っこを降りました。



正面に見えるのが仏殿



建物内部には三尊仏が安置されていて
本尊背後や天井に描かれた絵は
狩野探幽の筆によるものだそうです。
静かで荘厳な空間を独り占めする時間でした。
清々しい空気感



勅使門
菊の御紋があちこちに

泉涌寺は皇室からも篤く信仰され
「御寺(みてら)」と呼ばれるのだそうです。



舎利殿と仏殿







泉涌寺でも参拝客は私ひとりでした。
コースに戻り、次の分岐点の道標を
左に探しながら山道を下ります。
前回訪れた時に真っ暗だった総門も通り過ぎて



街中の泉涌寺道まで下ったところで
どうもおかしいと気づきまた総門をくぐって引き返す。
ここまで戻ってくるのに約20分
今回のトレイルで道間違いによる
1番の時間のロスでした。



これが7の分岐点


泉涌寺の広い山道から左に入るのですが
ここに道標があります。
2枚上の写真と比べてみると
見落としやすいのが分かるはず



ま、無事にコースに戻れたのでめでたしめでたし

これまでのコース(伏見稲荷〜四ツ辻〜泉涌寺)
①〜⑦


京都一周トレイル公式ガイドマップ東山