元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

市会改革委員会開催 6月14日ー17日

2011年06月19日 | 日記
●6月17日(金)

 10時から市会改革委員会。京都市会では、各会派の理事レベルの少数で、間断なく市会改革を行ってきたが、今回20人の委員による改革委員会が設置された。画期的なことなのだ。ぼくも委員になったので議論をしていきたいと思っている。

 第一回ということで、各会派から検討項目案が示された。議員定数の見直し、議会基本条例の策定は、ひとつの目標案件になるが、「開かれた市会(市民に身近な市会)」。「討論する市会(多様な意見を集約する市会)」、「衆知を集める市会(多くの知恵を生かす市会)」、「行動する市会(主体的に提案・説明する市会)」を目指して具体的な取り組みを進めようと合意。
 わが民主は、正副議長の任期の見直し、速記者の廃止、常任委員会のネット中継、議員バッジの廃止、議会基本条例の制定を提案。他の会派が提案したもので賛成できるものも多くあり、合意を得るのに時間がかかるもの、予算も要らなくて直ぐに実現できる項目など多様だが、実現に向けて大いに議論をして、わが議員生活の集大成としても大胆な市会改革を進めたいと思っている。毎月一回開催される。今後の議論を随時報告するつもり。

 夜は、同志社の総合政策科学研究科の修了生で同窓会「総政会」の2代目会長の真下仁志氏と会食。鴨沂高校の一年後輩で、彼は商工会議所に勤務、中小企業の経営コンサルタントなどに携わり、「ベンチャー企業と京都」などの著書もある。数年前大病を患うが快復して、この春、住菱総合政策科学研究所を開業。中小企業の支援や調査、研究、提言などを進めたいと夢を語る。同世代として協力をしよう!

●6月16日(木)

 午前中、京都市の農業委員会事務局に。昨日の農業塾のメンバーと法人の立ち上げに協力されている行政書士さんらと新たに就農するについて担当者とその手続きのやり方などについて説明を受ける。農地の面積として3千平米を確保することや、今までの実績、また今後の計画などを具体的に示して農業委員会に諮ることになるという。色々と課題はあるけれど前向きに検討をしようということ。ぼくにとっても勉強になった。

 ところでこの間、関西電力が15パーセントの節電の要請を発表したからか、市役所の廊下も一段と暗くなった。大阪府知事は反旗を翻しているようだが、さて京都市はどうするのか。またイタリアでは、国民投票が行われて原発凍結が決定。フクシマがイタリア国民にも大きな影響を与えたと思うが、日本で国民投票をしたらどうなるか、安全神話が崩壊した今こそ、真剣にエネルギー政策のあり方や暮らし方を考え直すときだ。識者を招いて7月末に原発とエネルギー政策について学習会を企画しようと思っている。

●6月15日(水)

 午前中、来客はコムページを主宰している牧野君。彼とも10年を超える付き合いになった。左京区生活ガイドのホームページを作って情報を発信している。ぼくも「マサホの京都案内」というページを持っていて、イベントの情報などを書き込んでいる。
新たな展開を企画してくれていて、その相談。お楽しみに。

 午後は、「京の農産物あんしんネットワーク」の総会。総合地球環境研究所の嘉田良平氏が議長。京都府内の農産物の検査事業と農業塾や料理教室などの開催と冊子「ウーケ」を発刊。農業塾で収穫されたじゃがいもや玉葱も展示。
 記念講演として、「小豆の素晴らしさと京都産への期待」と題して長岡京市の菓子処「喜久春」店主の西山喜久冶氏が、和菓子に欠かせない小豆のお話。「水無月」をいただきながら拝聴。京都では6月になると何気なく食べている「水無月」だが、上に乗っている小豆は無病息災を意味し、台になっている白いウイロは暑気払いの氷を表しているとか。知らなかったな。京都の食の文化は奥が深いのだ。

 その後、農業塾に通う人が農場法人を立ち上げて就農をしようと計画、色々とお話をお聞きする。

 蛇足、梅雨の合間の晴れた日だったので、会場の京都駅南口近くまでママチャリで鴨川河川敷を風に吹かれて往復。30分足らずで帰宅。ええ汗かきました。

●6月14日(火)

 終日、事務所にて民主党の党員、サポーター募集の締め切りの日が近づいてきたのでお願いと名簿の点検の作業。毎年5月末に行っていたが、選挙や震災の影響で1ヶ月延びていた。2年前の政権交代の年は、飛躍的に延びたが、この2年、混迷、混乱する政権と党内運営で元気が出ない。国会議員のみなさん、ほんまにええかげんにせえよ!
 それでも鈴木個人を応援してもらいたいということで、なんとか継続や新規の登録をお願いする。前年度の数に近づけるようにもうちょっとがんばろう。

 夜は、写真家矢鳴裕見雄氏と劇団「笑いの内閣」総裁の高間響君と懇談。彼らは、エレベーターに設置する「ANARU-BOX」なる緊急非常用物品収納ボックスを開発、販売しようと会社を設立して営業活動を始めたのだ。簡易トイレや充電式ラジオに非常食などコンパクトな箱に入れてエレベーターに設置して防犯や防災に役立てようということ。その心意気やよし。写真や芝居の話など芸術文化の話などで盛り上がった。
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