元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

「ふるさと森都市フェスティバル」 8月1日ー4日

2013年08月08日 | 日記
●8月4日(日)

    <花背で「ふるさと森都市フェスティバル」>

 朝8時半、車で一路、鞍馬から杉木立の峠道を走る。花背峠は24度。涼しい!峠には「花背峠トンネル化 早期実現」の看板。請願書の準備もされているようだが、峠以北の住民にとっては長年の悲願。別所の集落や花背山の家を過ぎて大布施から八桝の「山村都市交流の森」での「ふるさと森都市フェスティバル」の会場に着いたのは10時前。この地も左京。毎年この時期に開催されていて、ほぼ毎回参加してきた。
 自然の豊かな京都北山にある久多、広河原、花背、百井、別所の各住民自治振興会のみなさんが中心となってのイベント。まちから自家用車や京都市がチャーターした京都バスで来場する人らで開会式。門川市長は、イタリアはトリノへ関西広域連合ワールドマスターズの視察でイタリアはトリノへ行っているので塚本副市長が挨拶。正副議長や経済総務委員会、左京選出の議員に前原議員も来場。
 花背小中学校の児童・生徒による演奏などがあり、各地域の団体の特産の食べ物の店が並ぶ。鹿肉のハンバーガーは美味かった。また米粉を使ったスイーツなどの品評会。チマキなど並んだ品物を食べてお腹一杯。河原では家族連れが水遊び。北山クラフトの知人らとしばし懇談。
 それからぼくは広河原に向かい、広河原に移り住んだ元京都市学校職員労働組合の中原さん宅を訪ね、さらに左京区最北の地の喫茶店「庄兵衛」にてハニーレモンで喉を潤すのがぼくの定番コース。「庄兵衛」は開店してもう37年だとか。シニアライダーが常連客。冬は、時には1メートルの積雪があるところ。先日近くで山火事もあった。高校時代は山岳部で山を歩いた。佐々里峠を行けば美山町で芦生の原生林。
 しばしゆっくりして能見峠を山岳ドライブ。久多の集落に降りると、淡紫色の北山友禅菊が一面に咲いている。これを見るのがぼくの楽しみ。山に囲まれた久多には、真冬にスノーバスターズで来たことも何回かあるが、2メートルの積雪の時もあり、秋には猿の集団と出くわしたことも。左京は広い!
 帰途は、梅ノ木に出て安曇川を国道367号線を花折峠、途中、大原を通って帰宅。久しぶりのドライブを楽しみました。

 夜は北白川の「万朶花」にてタコ焼き屋「親指小指」(東山二条イオン横)の看板娘、ジャズシンガー中尾雅美ちゃんの「真夏の夜のBossa Nova Live」で夏の夜のひと時を過ごしました。櫻井武清さんもギター、矢野克宏さんのベースで雅美ちゃんは、ボサノバ定番の「イパネマの娘」やディズニィーのメドレーなど熱唱。ええかんじになってきたね。ご両親も応援に来てアットホームなコンサート。料理も美味しかったよ!

●8月3日(土)

     <国際会館で「こども夏まつり」アンパンマンショー!」

 昼過ぎ、宝ヶ池の国際会館イベントホールに。大木工務店主催の「こども夏まつり」に。広いイベントホールには縁日のようにわたがしやヨーヨー、スパーボールなど子供たちが喜ぶゲームコーナーや焼きそばに生ビールなど屋台が並び、黄色いTシャツを着た若いスタッフが100人ほどスタンバイ。ゆるきゃら観光アイドル「どすえちゃん」も待機して開場。

 暑い陽射しの中、次から次へと子ども連れの家族が続々と入場。神輿が場内を一周しぼくは子ども神輿の先導役。平安女学院のバールンクラブや同志社の音楽サークル「パス・ムシカ」な学生諸君も応援。江藤ゆう子さんの子どもたちと一緒につくる舞台や「かっぱ座」の着ぐるみショー。
 そしてメインは「それゆけ!アンパンマンショー」。舞台の前に500人ほどの幼児や児童が集まって、「アンパンマンショー」の舞台を見つめる。えらい人気や!
 「アンパンマン」と「バイキンマン」は知っていたが、「おくらちゃん」「クリームパンダ」「ドキンチャン」「ホラーマン」などが登場!多彩なキャラクターがあるんやな。知らなんだ。ストーリーは、最後にみんなで仲良くサツマイモを引き抜いて大団円、そのあとは握手会、長蛇の列。こどもたちは大喜び。いい夏の思い出になったことでしょう!みなさんお疲れさんでした!

●8月2日(金)

     <麻生副総理、ナチス発言に思う> 

 このところマスコミを賑わしているのは、失言癖のある麻生副総理が「ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」などと語ったこと。
 日独平和フォーラムで20年ほど前、旧東ドイツの収容所跡を訪ねたことがあるが、ユダヤ人ら多くの人々が犠牲になり、ナチスとそれに加担した当時のドイツ国民の反省が戦後の歴史の始まりだったことを彼は知っているのか。安倍政権は、憲法改正を目指しているが、まさに本音が出たとぼくは思っている。二度とナチズム、いや日本の軍国主義の台頭を許してはならないのだ。最近の日本社会の動向をぼくは憂いている1人。

 夕方、私鉄議員フォーラムの総会とビア・パーティに。参議院選挙の敗北のことにも触れられたが、市民の足を守るために公共交通としてのバスや私鉄の役割は大きい。中京の補欠選挙で敗北した古沢君が横に座ったので、30歳で選挙に初挑戦をして、3度目の正直でようやく当選できたこと、その間、中央市場で働いていたことなどウンチクを傾けて、がんばれとアドバイス。また私鉄労組の親しい役員さんらと懇談。陽が落ちてようやく涼しくなり、ビールも美味かった!夏はビアガーデンがいいなあ。

●8月1日(水)

      <焼却灰溶融炉、工事契約解除に> 

 今日から8月。京都新聞の朝刊に「京都市が工事契約解除へ。トラブル続発、伏見の焼却灰施設」との見出し。昨夜某新聞記者からも問い合わせがあったが、この焼却灰溶融炉施設は、東部山間埋め立て処分地に2005年から住友重工がプラント建設工事にかかっていたが、試運転中にダイオキシン類が検出されたり、ご難続き。2010年には、ぼくが委員長をしていたとき「くらし環境委員会」に住友重工の役員を参考人招致して意見聴取したこともあったし、現地視察したこともあった。
 先の委員会で最新の状況の報告がなされたが、トラブルが相次ぎ稼働のめどが立っていないことで、住友重工との契約を解除する方針を固めたとの記事。契約金額は114億円。
 この施設は、東部山間埋め立て地の稼働を20年程度延長するため整備されてきて、建屋は完成しているが、同社に撤去を求める方針。今年6月中旬から試運転を行ったが、溶融炉内でダストが堆積する不具合が見つかり、試運転を中断。市は原因調査と改善策を点検・評価するため、学識経験者らと「性能評価会議」を設置し、同社が示した改善策を検討してきたが、「有効性を確認できない」と判断した。8月末の期限までに引き渡せない見通しとなり、契約解除を求めることにした。この間、遅滞損害金として一日200万円が支払われてきたが、その合計約22億円がすでに市に支払われているのだ。次の委員会では詳細な報告があるだろうが、紛糾するだろうな。
 
 久しぶりに両親を訪ねて、右京区のケア付き住宅に。行きつけの医院に車で送り、主治医の先生の診察に同席。この春、おやじは転倒して頭部に傷を負い10針ほど縫う手術をしたが、見事に快復。元気なものだ。もっとも「まだら症候群」で車中には同じ会話の繰り返し。お袋は、難聴で、仲良くしているのはいいが、二人の会話は漫才みたい。大腸がん手術をしてもう4年か、貧血気味だというので今後のことを聞きに相談に行ったのだが、数値がもとに戻っていて当分は心配ないでしょうということで、一安心。
 また叔母が、大腸がん手術をしたので、見舞いにも行く。86歳になるという叔母は術後にも関わらず、思いがけず元気。口は達者で痛みもなさそう。凄い回復力と生命力。医療技術は、進んでいるのだなあ。

 その後、事務所に籠って汗を出しながら、年に一度の資料の整理などに没頭。色々と面白い資料が出てきて、時には再読しながら、捨てる作業。2、3日かかりそうや。
 
 夕方、とある知人を宇治の病院に見舞いに行くが今回も面会はできず。病状はどうなのだろうか、心配。
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