アエネアスとイリオネス、二人は、朝食を食しながら話合う。
『ところで、軍団長、計画と日程だが、進捗の状況は、どんな具合に進んでいるかな?お前の目で見たところを話してくれ』
『まあ~、順調に支障なく進展しているといえます。テカリオンの来訪が予定していたより早かったことが幸いしています』
『重畳と言えないまでも、うまくいって当たり前というところか』
『はい、そのように思います』
『そうか、謙虚な対処姿勢、それであって、いい決断と実行、悔いる、改めるを少なくしていい結果を売る。脚下照顧、確かな一歩だな、心して遂行していくだな』
『統領!いいですね!その事を肝に命じて対処に努めています。ところで、これから、テカリオンと船のことで折衝します。統領、同席されますか?』
『いや、俺が同席?その必要はないだろう。先行きを穴のあくほど見つめて折衝するだな』
『私の懸念は、船舶の商況がどのように展開するかを手掛かりとしてつかんでおきたい、これが本音です』
『それは言えている。経営を脅かす懸念の察知を忘れないでな、それを折衝でつかむよう心掛けてくれ。それで十分だ、それ以上考えるな』
『解りました。折衝にはパリヌルスとオキテスが同席します』
『おう、それはいい。オキテスが営業関係の者を連れて出席すればいいのだが。営業と言うカタチが見てとれる』
『解りました。もし、オキテスだけだったら呼び寄せて対処します』
『おう、それがいい。軍団長、折衝の結果は、いかなる結果でもいいとしてだな、結果を喜ぼう。身の丈を考えて欲張るなよ』
『統領の言われることは十分承知していますが、営業の成果を考えると欲が出るのですな』
『それはそういうものだろう。その欲が担当のやる気だからな。解る、解るだけに抑制の難しいところだな。イケイケドンドンもそうだし、ヒケヒケグングンもある!ハッハッハ!』
『統領、やれ!おせ!ひくな!はっぱをかけることのほうが楽です』
『そりゃそうだろう、イケイケドンドン!は常日頃言い慣れている。俺がいつも局面に立った時、勇み足に気を配るように心がけている。欲ばった時の勇み足で事を仕損じる、慎重対処でいけ!』
『十二分に心がけますが、その場に立ったらよく忘れるのですな』
『おおっ!十二分だと、十二分とはいい!ハッハだな。軍団長、それに対する妙薬のもちあわせがない』
『妙薬ですか、薬があるわけがない!ですよ』
話し合いながら、笑いを絡ませる、二人は朝食を終える。
テカリオンが来る。
『あっ!統領殿おいででしたか』
『おう、テカリオン殿、来てくれましたか、ありがとう。俺は用事があって折衝の場には同席しない。俺にあるものは、用事と心配、ないものは、なんとかだ!テカリオン殿、信頼しています。何事もうまく整うと信じています。よろしく頼みます』
『そのことは重々承知しています。信頼を裏切ることのない折衝です』
『それは、ありがとう。俺はこれで失礼する。ところで昼めしを一緒にするというのはどうだ!』
『いいですね!馳走になります』
『この会所でやります。船頭も一緒にどうぞ!』
『ありがとうございます』
アエネアスは、会所をあとにする、リナウスのいる武闘訓練場に歩を向けた。
『ところで、軍団長、計画と日程だが、進捗の状況は、どんな具合に進んでいるかな?お前の目で見たところを話してくれ』
『まあ~、順調に支障なく進展しているといえます。テカリオンの来訪が予定していたより早かったことが幸いしています』
『重畳と言えないまでも、うまくいって当たり前というところか』
『はい、そのように思います』
『そうか、謙虚な対処姿勢、それであって、いい決断と実行、悔いる、改めるを少なくしていい結果を売る。脚下照顧、確かな一歩だな、心して遂行していくだな』
『統領!いいですね!その事を肝に命じて対処に努めています。ところで、これから、テカリオンと船のことで折衝します。統領、同席されますか?』
『いや、俺が同席?その必要はないだろう。先行きを穴のあくほど見つめて折衝するだな』
『私の懸念は、船舶の商況がどのように展開するかを手掛かりとしてつかんでおきたい、これが本音です』
『それは言えている。経営を脅かす懸念の察知を忘れないでな、それを折衝でつかむよう心掛けてくれ。それで十分だ、それ以上考えるな』
『解りました。折衝にはパリヌルスとオキテスが同席します』
『おう、それはいい。オキテスが営業関係の者を連れて出席すればいいのだが。営業と言うカタチが見てとれる』
『解りました。もし、オキテスだけだったら呼び寄せて対処します』
『おう、それがいい。軍団長、折衝の結果は、いかなる結果でもいいとしてだな、結果を喜ぼう。身の丈を考えて欲張るなよ』
『統領の言われることは十分承知していますが、営業の成果を考えると欲が出るのですな』
『それはそういうものだろう。その欲が担当のやる気だからな。解る、解るだけに抑制の難しいところだな。イケイケドンドンもそうだし、ヒケヒケグングンもある!ハッハッハ!』
『統領、やれ!おせ!ひくな!はっぱをかけることのほうが楽です』
『そりゃそうだろう、イケイケドンドン!は常日頃言い慣れている。俺がいつも局面に立った時、勇み足に気を配るように心がけている。欲ばった時の勇み足で事を仕損じる、慎重対処でいけ!』
『十二分に心がけますが、その場に立ったらよく忘れるのですな』
『おおっ!十二分だと、十二分とはいい!ハッハだな。軍団長、それに対する妙薬のもちあわせがない』
『妙薬ですか、薬があるわけがない!ですよ』
話し合いながら、笑いを絡ませる、二人は朝食を終える。
テカリオンが来る。
『あっ!統領殿おいででしたか』
『おう、テカリオン殿、来てくれましたか、ありがとう。俺は用事があって折衝の場には同席しない。俺にあるものは、用事と心配、ないものは、なんとかだ!テカリオン殿、信頼しています。何事もうまく整うと信じています。よろしく頼みます』
『そのことは重々承知しています。信頼を裏切ることのない折衝です』
『それは、ありがとう。俺はこれで失礼する。ところで昼めしを一緒にするというのはどうだ!』
『いいですね!馳走になります』
『この会所でやります。船頭も一緒にどうぞ!』
『ありがとうございます』
アエネアスは、会所をあとにする、リナウスのいる武闘訓練場に歩を向けた。