『アエネアス。これからは、君も一砦の主だ。ともに友としての交誼で付き合おう。いいな。』
『そうしていただければ幸いです。ところでエノゼリアス殿。』
『エノゼリアスでいい。敬称はいらん。気を使うな。』
『エノゼリアス、エノスの浜一帯の浜衆、住民たちが海賊で難儀しています。私が、上陸して以来の恩があります。サモトラケ島の海賊を根絶やしにしようと思っています。よろしいですかな。』
『それはいい。海賊掃除をしてくれるのか。それは助かる。この俺に出来ることがあったら言ってくれ。手を貸す。いいぞ。』
傍らにイリオネスが立っていた。
『統領。荼毘の方も片付きました。身内の者たちが骨を拾っています。直ちに納骨します。それで一切の仕事が終了します。』
『そうか、イリオネス。それが終わり次第、我がほうの者、全員引き上げる、いいな。』
『そうしていただければ幸いです。ところでエノゼリアス殿。』
『エノゼリアスでいい。敬称はいらん。気を使うな。』
『エノゼリアス、エノスの浜一帯の浜衆、住民たちが海賊で難儀しています。私が、上陸して以来の恩があります。サモトラケ島の海賊を根絶やしにしようと思っています。よろしいですかな。』
『それはいい。海賊掃除をしてくれるのか。それは助かる。この俺に出来ることがあったら言ってくれ。手を貸す。いいぞ。』
傍らにイリオネスが立っていた。
『統領。荼毘の方も片付きました。身内の者たちが骨を拾っています。直ちに納骨します。それで一切の仕事が終了します。』
『そうか、イリオネス。それが終わり次第、我がほうの者、全員引き上げる、いいな。』