船上では、アエネアス、パリヌルス、イリオネス、アレテス、他3名の副将格の兵を含めて打ち合わせを行った。
『パリヌルス、エノスに事なく着くか。お前の思いを聞きたい。』
『風は、船をまともに押しています。危険をはらんではいますが、快調に走っています。エノスに着くのは、出航時に考えた通りの時間で各地点を通過しています。陽のあるうちの夕刻に着きます。海が荒れることを気にかけています。空に雲が出てきております、危険を感じていますが許せるだけの船足の速さでの航走です。これで走れば、荒れる前にエノスの入り江に入る予定です。』
イリオネスが懸念について、口を挟んだ。
『パリヌルス、君の言うようにうまくいけるか、とても気になるところだ。俺としては非常に心配している。』
『パリヌルス、エノスに事なく着くか。お前の思いを聞きたい。』
『風は、船をまともに押しています。危険をはらんではいますが、快調に走っています。エノスに着くのは、出航時に考えた通りの時間で各地点を通過しています。陽のあるうちの夕刻に着きます。海が荒れることを気にかけています。空に雲が出てきております、危険を感じていますが許せるだけの船足の速さでの航走です。これで走れば、荒れる前にエノスの入り江に入る予定です。』
イリオネスが懸念について、口を挟んだ。
『パリヌルス、君の言うようにうまくいけるか、とても気になるところだ。俺としては非常に心配している。』