アエネアスは、傍らのイリオネスに声をかけた。
『アレテスをここに呼んでくれ。イリオネス、パリヌルス、アレテス、この4人で打ち合わせておきたいことがある。』
『判りました。』 少々間があった。3人がアエネアスの所に来て腰を下ろした。
『アレテス、父と息子、二人の具合はどうだ。』
『二人は、疲れと船の具合で、ぐっすりです。』
『よし、ありがとう。』 と言って、アエネアスは、暗闇の中、3人の目を見つめた。
『俺が考えている、この航海の気がかりについて話し合っておこう。先ずは、予想している危険海域のことについてだ。敵の襲撃とトロイから避難して来る者がいるかどうかだ。パリヌルスとイリオネス、襲撃に関しては、操船と布陣、二人で考えて、これにあたってくれ。アレテス、お前は、パリヌルスに相談して彼の部下を指揮して避難して来る者たちの収容にあたるのだ。以上だ。あ~っ、それから、、、、』
『アレテスをここに呼んでくれ。イリオネス、パリヌルス、アレテス、この4人で打ち合わせておきたいことがある。』
『判りました。』 少々間があった。3人がアエネアスの所に来て腰を下ろした。
『アレテス、父と息子、二人の具合はどうだ。』
『二人は、疲れと船の具合で、ぐっすりです。』
『よし、ありがとう。』 と言って、アエネアスは、暗闇の中、3人の目を見つめた。
『俺が考えている、この航海の気がかりについて話し合っておこう。先ずは、予想している危険海域のことについてだ。敵の襲撃とトロイから避難して来る者がいるかどうかだ。パリヌルスとイリオネス、襲撃に関しては、操船と布陣、二人で考えて、これにあたってくれ。アレテス、お前は、パリヌルスに相談して彼の部下を指揮して避難して来る者たちの収容にあたるのだ。以上だ。あ~っ、それから、、、、』