きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

6月23日(火)のつぶやき

2015年06月24日 02時27分51秒 | 日常

本日、70回目の沖縄戦終結、慰霊の日。諸外国の中には、戦争をしたい国はあるが、日本は戦争を望むはずもない。日本がなぜ、戦争に突入しのか正しい知識を持っている人はどれだけいるだろうか。対米戦争は、わかりやすくいえば、エネルギーを求めた戦争だった。


対米戦争以前には、日本は、原油のほぼ8割を米国から、輸入していた。米国は日本に対して、原油の輸出を完全にストップした。日本は、自国を独立国として存続させるために、米国との開戦を決意した。米国のいいなりになれば、日本は米国の植民地になっていたはず。当時の日本は世界最強の海軍国。


日本の短期決戦で、戦争を優位にすすめて、米国と早い時期に講和を結ぶことを考えていた。実際に、対米戦争の初期は日本は連戦連勝だった。戦局が大きく変わったのは、ミッドウェー開戦。ここから、日本は、消耗戦に突入し、物資、工業力、情報力に勝る米国に圧倒されることになる。


米軍のB-29による本土空襲が激しくなり、米軍の空爆により、本土の一般の市民が、約、百万人死亡した。対米戦争の末期に米軍が沖縄に上陸して、地上戦が行われた。この地上戦に一般市民が参加し、戦死者は十万ともいわれるが、実際の沖縄県民の死者は六万人程度と思われる。


地上戦で六万人死亡するとの、原爆で一瞬にして20万人死亡するのと、焼夷弾で一晩に10万人が焼き殺されたのとでは、どちらがかわいそうなのか。沖縄戦で沖縄は本土の犠牲になったというのは、米国の本土上陸を沖縄で食い止めたという意味においては正しいが、本土の市民は百万単位の犠牲者がいる。


日本国民は、誰も戦争を望んでいない。戦争を望み、民族浄化をし、領土化拡大し、他国を侵略しているのは中国である。戦争をしたがっているのは中国である。日本の領海は、中国の公船に侵犯されている。反戦を叫ぶ団体、活動家は、中国大使館の前でするべき。日本はどこの国も侵略していない。