ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

尾瀬へ

2007年12月08日 | 観察
夕べは久しぶりに大湯へ泊まった。
忘年会シーズンの金曜日。
我々の他に泊り客はほ、とんどいない。
向かいのホテルの窓にも人影がない。

一次会を終えて外に出てみると広い空き地も目立つ。
スナックもほとんど閉店して明かりさえまばらになっている。

親の代からなじみの店を、迷いながらたどり着くと美人ママは健在で昔のことを良く覚えていてくれた。
奥の席には懐かしい元農協職員が歌っていた。
相変わらず民謡歌手健在だった。
そのうちにどやどやと若者たちが入ってきた。
今日は市役所の2課が忘年会で泊まっていた
沢田研二など久々に歌って、知った顔ばかりで盛り上がった夜でした。


どうやら今宵は身内で温泉街貸切だったかも?

魚沼の観光が話題になるたび思うことがある。
インターのそばに物産センターがあり、すぐ近くの道の駅にも物産センターがある。
温泉街の入り口に公設の温泉施設があったり、県の公園があったり市の公園があったり。
少ないお客がさらに分散する。
挙句の果てに施設がお荷物となる。http://relog.jp/yukiguni/entry_61455.html
建設時の一時の潤いはやはり一時のものだ。
後の運営が困難になる原因を自分で作り上げているように思える。
尾瀬や奥只見は別として、魚沼を訪れた人は何を見たいのだろうか。
何を感じて満足してくれるだろうか。

山を散策したり、川で鮎を釣ったり、一日をそれぞれの楽しみで過ごした後に買って帰る米や酒に格別な味わいを見出すのでは?

閉鎖しているスキー場がある。
ゲレンデを拡張したとたんに倒産した。
近間のスキー場に求めるものはファミリーゲレンデなのだ。
滑降コースを滑りたいスキーヤーはもっと高い山に登る。

お客の求めるものをしっかり調査し、ちゃんと議論した上で投資しないと怖い結果になることもあるのだ。
なにやら花産地の運営にもあい通じるようで。
          
コメント
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