そうなんだ。

外国語で知ったこと。

ユーロ   六カ国語

2012-10-22 13:00:00 | クリーニング店
羽田空港にて航空会社勤務のミドルエイジの男性。
私が受付をしているクリーニング店に来店し、 アタッシュケース
からワイシャツ2枚を取りだして、 財布を覗き
「ドルが沢山あるんだよ。 ドルで払える?」 と言いました。
カード払いの扱いさえ無い、街のクリーニング屋さんでは無理。 と
“百も承知” のはず・・・。 そこで私は残念そうに答えました。

「あらー、 ドルはダメなんですよ。 ユーロなら使えるんですけど。」
“嘘八百” の受け答えは喜んで頂けたようで、
「なんでドルが使えないのに、 ユーロが使えるんだよ。」
とちょっとキーを高めにした声でおっしゃっていました。
“百” 対 “八百” のやり取りです。

ヨーロッパ連合(EU)の統一通貨である “ユーロ”。 どの国も
“ユーロ” という共通の呼び方だと思ったら、 違うんですね。
各国の 「Europe」 と 「Euro」 の発音をご覧下さい。

ドイツ。  「Europa」(オイローパ) ・ 「Euro」(オイロ)
フランス。 「Europe」(ウーロップ) ・ 「euro」(ウロ)
イタリア。 「Europa」(エウろーパ) ・ 「euro」(エウろ)
スペイン。 「Europa」(エウろパ)  ・ 「euro」(エウろ)

そして、 ポンドを譲らずユーロ通貨を使わないイギリス。 英語ですね。
「Europe」(ユーロップ) ・ 「euro」(ユーロ)

私達はユーロを使わない国の発音を採用しています。
日本語では、(ヨーロッパ) と発音するのだから、 (ヨーロ) が
解り易かったのに・・・。

この男性が次回、ユーロで支払うと言ったらどうする? とご心配の方。
「ごめんなさい。 先週でユーロの取り扱い終わったんですぅ。」
と答えます。  再び、 “百” vs “八百” です。
コメント (2)
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