成仏(じょうぶつ)・・・仏になること
そうですか。 しかし
“仏になる” という説明だけではピンときません。
そのせいでしょう。
「成仏して下さい」
は、古い言い回しに感じますし、一般的にも
「安らかにお眠り下さい」
が、主流ではないかと思います。
ところが、この「成仏」という言葉に対する
思いがけない解釈を目にしました。
昨日の朝日新聞・1面の左下囲いにある
『折々のことば』に書かれていた
京都・法然院の前貫主(かんす)の言葉です。
「いい思い出だけが残ること、 それを成仏と言うんです」
亡くなった方との断ち切れなかったわだかまりが
時の移ろいとともに少しづつほぐれて、
その人の良い面だけが残る。
そういう形で故人のイメージが整い、遺された人の心が安らぐこと。
なるほどねぇ。
わかるような、わからないようなですけれど
亡くなった方の行く末ではなく、遺された人の故人への思いが
「成仏」 という言葉を作るのですね。
『成仏して下さい』
と手を合わせる時
“万人の心の中に、あなたが良い思い出として残りますように”
の言葉が隠されるとしたら、 とても優しい祈りです。
良いイメージが整ったあなたは、まさに仏の面立ちなのでしょう。
『仏に成る」 と書いて 『成仏』。
あなたを思い出す時、心は安らぐ・・・。
なるほどねぇ。
わかったような、わからないようなですけれど
この3月に行った京都旅行の際に
法然院の茅葺で数奇屋造りの山門をくぐってお参りしています。
その素朴な風景とお坊さんの解釈が重ねって、より心に染みました。
そして、いつものように 私の “記憶したい言葉” の
仲間入りをしています。
なるほどねぇ。
わかるような、わからないようなですけれど
亡くなった方の行く末ではなく、遺された人の故人への思いが
「成仏」 という言葉を作るのですね。
『成仏して下さい』
と手を合わせる時
“万人の心の中に、あなたが良い思い出として残りますように”
の言葉が隠されるとしたら、 とても優しい祈りです。
良いイメージが整ったあなたは、まさに仏の面立ちなのでしょう。
『仏に成る」 と書いて 『成仏』。
あなたを思い出す時、心は安らぐ・・・。
なるほどねぇ。
わかったような、わからないようなですけれど
この3月に行った京都旅行の際に
法然院の茅葺で数奇屋造りの山門をくぐってお参りしています。
その素朴な風景とお坊さんの解釈が重ねって、より心に染みました。
そして、いつものように 私の “記憶したい言葉” の
仲間入りをしています。