そうなんだ。

外国語で知ったこと。

モエ・エ・シャンドン   フランス名

2014-11-17 13:00:00 | 語学
まだ、少女と言ってもよい頃。
初めて買った洋楽レコードは、クィーンの“キラークィーン” でした。
当時は歌詞和訳されたものがなかったのか、辞書を引いて意味を調べた
記憶があります。
出だし部分
 ♪She keeps her Moet et Chandon in her pretty cabinet♪

 彼女は洒落たキャビネット(棚)にモエ・エ・シャンドンをおいている

当時は英語以外の単語という認識がなく、英和辞典で調べていましたから、この
「Moet et Chandon」のうち、どの単語も見つけられませんでした。 

それ以来、彼女が何を棚に入れているのかわからぬままでしたが
土曜日~日曜日にかけて行われた錦織選手のツアーファイナル。
準決勝のテレビ観戦がきっかけで、ようやく知るに至りました。

錦織選手は頑張りました。
あの試合の出場権を手にするだけでも、相当大変なことなのに
準決勝まで進みました。 
感動をありがとう! お疲れさまです! 

初めて日本人選手が出場したので、初めて大会を観戦しました。 
華やかな雰囲気に驚かされます。
試合以外にも
ボールを拾う係の人達のキビキビとした動きに目が留まったり、
コートの周りを囲むスポンサー会社名まで読んでいたようです。
そこで、この文字を見つけました。

「MOET&CHANDON」

『キラークィーン』の歌詞で不明だった “モエ・エ・シャンドン”!
このような大試合のスポンサーになれる何かの企業名だったのです。

試合の経過はもちろんですが、大発見にも心が騒ぎました。
さっそくこの名を試合後に検索します。
シャンパンを製造しているフランスの会社でした。
何十年も前の大ヒット曲にその名が出てくるくらいですから
ヨーロッパもしくはセレブ、もしくは酒好きの間では
有名なのでしょう。
フランスのシャンパンメーカーならば、英和辞書に載っていないはずです。

ちなみに仏和辞典に載っている単語も、この中の一つだけ。 

「et」(エ)・・・そして / & / (英and)

「Moet」と「Chandon」は、人の名でした。

ツアーファイナルがきっかけで、ずっとわからなかった横文字の意味と

“キラークィーンと呼ばれる女性がキャビネットに入れていたのは
シャンペンだった” 

とわかりました。
私にとっては、何十年来の大発見です!





コメント (7)
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