そうなんだ。

外国語で知ったこと。

ジルベスター   ドイツ語

2012-12-31 13:00:00 | 語学

昨年の最終ブログは『除夜の鐘』というタイトルで
純和風でしたので、今回は外国語で行きます。

大晦日に催されるクラシックコンサートが、
『ジルベスターコンサート』と銘打っているのを
見たり、聞いたりするようになっています。
このジルベスターはドイツ語です。

「Silvester」(ズィルヴェスター)・・・大晦日

ドイツでは大晦日を『聖ジルベスターの日』と呼びます。
それで、本日のコンサートはオシャレに『ジルベスターコンサート』
と名付けられているのですね。

フランスでも大晦日の事をこう呼んだりします。
「Saint-Sylvestre」(サン・シルヴェストル)・・・大晦日

この“ズィルベスター”と“シルヴェストル”は、同一人物で
キリスト教の教皇の名前だそうです。
この方が12月31日にお亡くなりなったことから、この日を
そう呼ぶようになりました。

日本でこのようなネーミングで有名なのは、『聖バレンタインデー』
です。 こちらも2月14日は“バレンタイン司教”が、殉教した日。

2月14日は何でもない日だったので、この呼び方が浸透しましたが、
12月31日は無理でしょうねぇ・・・。
私達、日本人にとって今日は何と言っても『大晦日』。
そして、ゴ~ンゴ~ンと厳かに響く “除夜の鐘”・・・。

今年も読んでくれた友人、そしてお会いしたことが無い方々、
有難うございました。 
お正月休みを頂いて、新年は4日をブログ初めとさせて頂きます。

それでは、良いお年をお迎えください!



コメント (8)
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