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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

糖尿病予防教室

2023-10-13 09:35:57 | よもやま話

絵のタイトルは、どちらも「不本意」です。
モデルは、彦根藩家老です。
私は、1年ブログを続けると宣言して、200日を過ぎて挫折しました。


シラサギが 優雅に飛んで ギャーと鳴く

今日のタイトルは、「糖尿病予防教室」です。
市役所から参加しませんかと案内が来た。
妻が冷やかす「若い保健婦さん目当て」の参加を決めた。
去年は、見た感じ私より年配の保健婦さんで、今年はどうしようかと迷った。
今年は当たり。
Age Scanner(終末糖化産物測定器)で糖化年齢を測るという。
目玉のような電子器具で測ってもらった。
「ありゃ、どうもおかしい」と若めの保健婦さんが、レンジを変えて再度測定した。
測定結果は、「15歳」と出た。
次は、私より老け目の方を測定していた。
結果は、「7歳」と出た。
こりゃ、精神年齢を測っとるんじゃろうか。
喜んで、損した。

本題の「糖尿病予防教室」が、パワーポイントを見ながら解説された。
栄養バランスよく食べよう。塩分にも気をつけよう。食べ方を工夫しよう。
と良い話が続いた。
メモを取る手を止めて、解説者を見た。
ふくよかな方である。
メモを取る手が止まった。
生活状況に関するアンケートが回ってきた。
嘘をついてはいけないが、書くのは許される。
少し盛っておいた。

壁の電光掲示板にオッズが出る飲み屋で、初老の3人の男が飲んでいた。
一人の男が、愛人の数の話をしていた。
「今でも、一日に三回はやっている」と大きな声で自慢している。
耳も遠くなって、酒も入っているから聞こえてきた。
待てよ、どこかで聞いた。
やすきよ漫才である。
やすしがピカピカの靴を前に振り上げながらそっくり返って自慢している。
64歳、40歳、20歳の愛人が3人いる。
20歳は、ちょいとしんどいな。
正直そうに見えるきよしが、「また嘘ついて」と合いの手を入れる。
落としどころが来た。
やすしが申し訳なさそうに、
「今でも、毎日ご飯を3回食べてるよ」
ちがうがな。

来年は、ちゃんとしたAge Scanner をそろえてね。

2023年10月13日
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道は長い

2023-10-12 05:22:08 | プロジェクトエンジニアー

写真タイトルは、「柿暖簾」です。
友人の畑で、渋柿500個を収穫させていただきました。
250個は都会に住む友人と、地域に移住してきた隣人に分けました。
残った250個を吊るしました。
新たに、ステンレスの竿を吊る場所作りから始まります。
北の青空方向から海風が吹き抜け、柿を適度に乾かしてくれます。


若者より勝るものは、「時間持ち」だけです。
何をするにも時間がかかります。
耕作放棄地の草刈り、野菜作り、ゴルフや釣りも同様に一筋縄ではいきません。
今日のタイトルは、「道は長い」です。

喜ばしいことは、道が見えていることです。
とても急峻で、とてつもなく長いロードです。
熊野古道に較べれば、煙草の自販機に行くくらいの道のりです。
眼は黒く、おぼろげながら目標は見えています。

地域活動に参加したいのですが、今のところ目指すもので精一杯です。
空き家になった実家に灯りをともすことさえできていません。
手をかけた耕作放棄地(1町歩)の維持だけで力が尽きています。

食料自給率が40%を超えることはありません。
個人経営の農業が継承されず、法人経営が補っています。
工場で野菜を作っても、一部の野菜だけで穀物までは作れません。
次の世代に頼るにしても、農地だけは更地で維持したい。
出てくる雑木の芽を切り、季節ごとに生える草を刈るだけのことです。
どれをとっても、適宜かかれば簡単な作業です。
つまりは、自然との追いかけっこです。
結果、自然災害の受け皿になり、里の風景となります。
刈るだけでは続きません。
作物を植えることで、モチベーション(収穫の喜び)を維持します。

食料安保は意外に安い。
ミサイル数発、戦闘機数台の投資で済みます。
アピール不足なのか、何とかなっているように見えるのか。
森の資源を使い果たし、砂漠になっているわけではありません。
季節は、知らぬうちに巡ってきます。

都会の人に、移住者(外国人も含む)に、
手に余る土地(耕作放棄地)を引き継いでもらうことができないのでしょうか。
生きるために、金が近い都会を選択せざるを得ません。
続けるには、鉛筆ハウスに住むしかありません。
週末だけでも緑(食料を作る)に接したい。
そんな人に任せるために、維持しています。

2023年10月12日
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8歳下の夫

2023-10-11 01:53:49 | よもやま話

絵のタイトルは、「七十の私」です。
白内障の手術をし、今は眼鏡をしておりません。


私の夢は、繕えない。
初恋の君の夢を見た。
70歳の同窓会でのできごとでした。
東京の場末の傾きかけたレストランで催されました。
「8歳下の夫」(今日のタイトル)はバスの運転手をしていると、君は言われました。
なぜか夫も出席している。
結婚できたことが何よりも嬉しい。
夫は顔を紅潮させて、君に出会った頃の顔をした。
その割には、子供は一人です。
避妊治療を一生懸命やって、やっと授かった一粒種なんでしょう。

田中澄江さんが書いた「ホントにホントの話」を読んでいる。
嘘はつかないが、嘘は書く。
こういわれる、戦前から男にけんかを売る闘士です。
男なんかと言ってた割に、結婚は早く子供も多い。
仲間たちから非難ごうごうだったようです。
書かれた嘘を読みたいと思う。

友人は9歳下の嫁をもらった。
彼女に縁談の話が持ち上がった。
「どうしてくれるん」と友人に詰め寄り結婚したという。
奥様がコロナにかかっても、友人は平気で釣りに行っている。
妻と二人で、「彼は奥様と濃厚接触していないんじゃないか」と疑った。
友人に確認すると、とってつけたようなラブラブの嘘をついた。

嘘の上塗りが叶わない。
本当のことさえ忘れてしまう。
ええい面倒だ。
ごちゃまぜでよいではないかと開き直る。

2023年10月11日

2016年1月29日投稿記事、「十年後の私へ」では、
芥川賞を取り、酒もたばこもやめている。
そう書いていますが、嘘の上塗り、恥の書き捨てになっています。
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余裕のよっちゃん

2023-10-10 05:03:16 | よもやま話

絵のタイトルは、「あんなあ」です。
じっちゃんがぬいぐるみを着て孫に近づいています。
逃げることが遊びになっています。


娘もかみさんも、階段をダダダッと下り、バタバタと坂を下る。
毎朝のことである。
どうして、もう少しだけ早く出られないのか不思議であった。

今度は大丈夫だろうと思ったが、再婚した妻も一緒である。
トイレから出ると、身体をよじりながら妻が立っている。
私を突き飛ばさんばかりに、駆け込むのである。

今日のタイトルは、「余裕のよっちゃん」です。
そういう私はどうかというと、
柱につかまりながら、片足ずつ玄関の上がり段を降りる。
車まで行って、鍵を取りに帰る。
鍵を差し込んでエンジンをかけて、「遅いな」と一服つけようとする。
靴も履いてるし、煙草を取ってと妻に声をかける。
あーら、またかしら。
じっちゃんと言わないが、顔に書いている。

どうして、こうなんでしょう。
道で知り合いに会う。
名前が出て来ぬので、知らん顔をする。
飼い犬のジンの晩年は、強そうな犬とすれ違うと、
「私は透明犬です」といわんばかりに、下を向き存在を消していた。

今日は、ゴルフです。
4時に目覚ましで起き、むすびを作り卵焼きを作る。
同じく、妻が飲みものを作る。
狭い台所が、さらに狭くなる。
焼きが足りないとうまくない。
卵焼きを弱火で時間をかけて焼く。

あーあ、出発の5時が来たと妻が告げる。
やっと書けた.
時間があれば、慎重にことを運ぶ分だけ時間が無くなる。
さあ、着替えよう。

2023年10月10日
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久しぶりの雨

2023-10-09 00:01:01 | よもやま話

絵のタイトルは、「うふふ」です。
昭和記念公園で見た丘一面のコスモスです。
畑の端に植えた今年のコスモスは、雨がなく、里芋共々瀕死状態でした。
それでも、残った先端に花をつけてくれました。


里の秋 慈雨に感謝 万物と

午後いっぱい、小雨が降りました。
乾燥していた畑にうるおいが戻りました。
今日のタイトルは、「久しぶりの雨」です。

いただいた柿の実を東京と横浜の3軒に送り、近所にも分けることができました。
どのうちも二人家族です。
数十個を処理して、楽しみに待ちます。

明日は、残りの柿を剥いて干します。
午前中いっぱいかかるでしょう。
熟れた柿は畑に埋めます。
畑があるのは、こんな時便利です。
生ごみは、乾燥コンポストにして畑に戻します。
魚のあらなど出ると、田舎では宝物扱いです。

東京に行った頃、週末になると雨が降りました。
スモッグが原因かと考えましたが、単なる偶然でした。
一雨ごとに、気温が下がります。
島の紅葉は、12月になってからです。
夜間と昼間の温度差がなく、鮮やかな色にはなりません。

コンピューターとスマホの買い替え、車のタイヤとブレーキパッドの交換などで、
必要経費とはいえ、懐が寂しくなりました。
さらに、3回の横浜行きが追い打ちをかけます。
先輩に勧めたように、正しくお金を使うことがあることを喜ばなければなりません。
しばらくは、冷凍庫に溜め込んだ食材と畑の野菜で生きようと二人で笑っています。

2023年10月9日
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