絵のタイトルは、「菰の雪囲い」です。
冬の夜、パーンと竹が折れる音がする。
雪の重さに耐えかねた。
金木犀 猪ドン権兵衛 跋扈する
柿の木(太秋)畑の葛を刈に行った。
あれれ、柿がない。
誰か収穫したのかな。
隣の畑の持ち主が、「カラスや猪の食べ残しを人間が食べるのよ」と言われた。
今日のタイトルは、「動物のおこぼれ」です。
友人が柿(甘柿)の木に漁網をかけていた。
私は、本気にしていなかった。
2年前帰ってきたときには、畑の柿の木は葛に覆われていた。
葛に陽の光を遮られた柿の実は、12月でも青かった。
約10本の柿の木を覆う葛をはがし、伸び放題の枝を剪定した。
それでも青い実が30個は取れた。
今年は、2回(春と夏)草刈りをした。
草対策のマルチ(黒いビニール)が効いたところは、干ばつで実を付けなかった。
マルチが破けた個所の木には、青い実がたわわについていた。
一枝に1個になるよう摘果し、残した数は200個はゆうにあった。
手をかけた柿の木の上のほうに付いた柿は、鳥にやられて全滅でした。
下のほうの、鳥が止まりにくい枝に黄色くなった実が付いていました。
収穫したら、25個。
去年より少ない。
じゃが芋やさつま芋などは、猪の好物と聞いた。
耕作放棄地の雑木を切り、根を起こした。
6か月かかり整地して、作物を植えた。
青いうちには取らないだろうと、家を3週間空けた。
どうかなと畑に行ったら、じゃが芋の葉と茎は残っていたが芋はなかった。
複数の猪の足跡(2つ爪)が残っていた。
食べ残した芋を見ると、ピンポン玉くらいの大きさであった。
人が収穫する前から猪は取り始めると学んだ。
どんな柵にしようかと悩んで(電気柵か鉄柵か、どちらを内側に、鉄柵の種類は)しなかったのを悔やんだ。
市役所の指導(補助金1/2)を受け、鉄柵(下ピッチ:90mm、上ピッチ:150mm)を取り付け、
周りに1m(草刈りができるよう)あけて、電気柵(総延長85m、太陽電池で直流1万ボルト)を回した。
ある日、猪より小さい獣(穴熊と推察)にさつま芋を掘られた。
ピッチの広いほう(150mm)を下(上下を逆に取り付け)にした箇所から侵入されたと想像した。
花崗岩が砕けた砂地の畑に打ち込んだ杭(鉄柵固定用)は、抜き取るのが容易ではない。
それで、その取り付け違いの鉄柵一枚に網をかけた。
以降、穴熊の被害もない。
葉もの類(ブロッコリーや小松菜など)に猪や穴熊は興味を示さない。
ヒヨドリ(磯ヒヨドリ)の群れが、食べつくす。
キャベツの大型葉物やスイカは、カラスが食べつくす。
冬から春にかけて、山に食べ物が少なくなると里にやってくる害獣たちです。
草刈りをした畑や田んぼ(日陰になる石垣側)を猪がブルドーザーのように掘り起こしている。
蝉やコガネムシの幼虫が、彼らの貴重なたんぱく源となる。
時々、そんな幼虫を養殖して、畑に播いてやろうかと考える。
猪に耕してもらうのである。
害獣が食べるので、葉物野菜の害虫は東北より少ないし、昔のように蝉(昔は蝉の上に蝉)も鳴かない。
2023年10月18日