故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

8歳下の夫

2023-10-11 01:53:49 | よもやま話

絵のタイトルは、「七十の私」です。
白内障の手術をし、今は眼鏡をしておりません。


私の夢は、繕えない。
初恋の君の夢を見た。
70歳の同窓会でのできごとでした。
東京の場末の傾きかけたレストランで催されました。
「8歳下の夫」(今日のタイトル)はバスの運転手をしていると、君は言われました。
なぜか夫も出席している。
結婚できたことが何よりも嬉しい。
夫は顔を紅潮させて、君に出会った頃の顔をした。
その割には、子供は一人です。
避妊治療を一生懸命やって、やっと授かった一粒種なんでしょう。

田中澄江さんが書いた「ホントにホントの話」を読んでいる。
嘘はつかないが、嘘は書く。
こういわれる、戦前から男にけんかを売る闘士です。
男なんかと言ってた割に、結婚は早く子供も多い。
仲間たちから非難ごうごうだったようです。
書かれた嘘を読みたいと思う。

友人は9歳下の嫁をもらった。
彼女に縁談の話が持ち上がった。
「どうしてくれるん」と友人に詰め寄り結婚したという。
奥様がコロナにかかっても、友人は平気で釣りに行っている。
妻と二人で、「彼は奥様と濃厚接触していないんじゃないか」と疑った。
友人に確認すると、とってつけたようなラブラブの嘘をついた。

嘘の上塗りが叶わない。
本当のことさえ忘れてしまう。
ええい面倒だ。
ごちゃまぜでよいではないかと開き直る。

2023年10月11日

2016年1月29日投稿記事、「十年後の私へ」では、
芥川賞を取り、酒もたばこもやめている。
そう書いていますが、嘘の上塗り、恥の書き捨てになっています。
コメント
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