goo blog サービス終了のお知らせ 

故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

Knowledge broker(知的仲介者、Part3)

2019-06-27 10:21:47 | プロジェクトエンジニアー

ロケットのような冬瓜になりました。
冬瓜は、淡白な味です。
それに薄味をつけると絶品になります。
味付けは、おふくろであり料理人です。
素材を生かすも殺すも味付けです。


キャベツを届けたその足で、「鼻の穴」の女性を訪ねた。
私は気になっていたのです。
今日のタイトルは、「Knowledge broker(知的仲介者、Part3)」です。
その方の地域には、農業に興味がある人の体験型農業施設がありました。
都会から週末だけ来て、自然の中での農業体験を満喫します。
地域が望むのは、その先にある「移住希望」です。
農業をサポートし、施設を管理する地元の方が働いています。
その方は、施設の運営を手助けしながら、移住したいと自ら農作物を作られています。
都会からの農業体験希望者には、外車で来られる方もおられるようです。
地元の方の話の中に、その外車に対する違和感があるようです。
その方は、組織に属しています。
功労をあげたい二人の課長の板挟みになっているようでした。
本当は、期待しないのがよいのです。
期待には、わが道と考えが入ってしまうからです。

都会には、市民農園があります。
経験者が未経験者に体験談を話し、手助けをします。
ボス的存在の方を無視はできないようです。

ドイツで後継者がいない果樹農家が耕作放棄しました。
その果樹をこよなく愛していた地元の方が、ボランティアで耕作を継承しました。
自転車に乗って、草を刈りに行き、秋には皆で収穫する。
ドイツですから、収穫祭には、誰彼なしにワインが持ち込まれます。

どちらかと言うと、ドイツの方が草の根的です。

2019年3月28日投稿記事「移住の自由」では、
ここにきて、会社のため、家族のため、自分のために働かなくても良いと感じました。
それが、私にとってステレオタイプの期待の一つだったのです。
心の赴くまま、自由な発想で仕事ができる。
助けがない、組織がない分だけ仕事は進みませんでした。
しかし、発想に関する部分はとても自由でした。
地域の誰もが、これだという意識も方針もないからです。
好きにやってよい。
これほどの幸せはないのです。
(記事より抜粋)

さて、Knowledge broker(知的仲介)のこと。
この方に、地域おこしは、自分のビジョンを作りそのための数々の試練と説明しました。
課長は期待しているようで、本音は「できはしまい」でしょう。
だって、親の仕事をついでいないのですから。
私は、本音が言えない数々の地域おこし協力隊員に、縁の下の力持ちのように接したい。
プロジェクトエンジニアーとは、そんなもの。手柄は偉い人にあげ、私は実をとるだけです。
これも、Knowledge broker(知的仲介者)の勤めと考えている。
こちらではうまくいかない。
しかし、あちらではうまくいっている。
この違いは、単に汗のかき方の差だけです。
頭ではなく、身体でかく汗のことです。
無理難題も楽しんじゃえ。苦難の道を一人だけ歩んでしまえ。
なんだか面白そうだなと、一人でも協力者がきっと現れる。

カフェは、そんな人のためにある。
今日もいっぱい話を聞くことでしょう。
身体と相談しながら、納得いくまで汗をかきましょう。

裏表 どちらも好きさ 懐手

2019年6月27日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Knowledge broker(知的仲介者、Part2)

2019-06-27 09:58:44 | プロジェクトエンジニアー

タイトルは、「あの人に食べさせたいな」です。
野菜の作りても、料理をする人も誰もが思っています。


Knowledge brokerは、知的仲介者とも言います。
今日のタイトルは、「Knowledge broker(知的仲介者、part2)」です。

2018年12月31日投稿記事「Knowledge broker(知的仲介者)と地域おこし」では、
地域おこしは、減少する人口や空き家の増加を解決するのが、仕事とは限りません。
「面白い」を紹介し、「面白い」をやってみたい人を一人でも多く発見することです。
そして「面白い」を地道に追及することです。
その延長にもしかしたら、日本全体が抱える難題を解決する糸口が
見つかるかもしれません。
(記事より抜粋)

一昨日、近所のお姉さんから「妹がキャベツをもらってくれる人を探している」と
教えていただきました。
自分の畑でも作っているキャベツです。
近所から使ってくれといくつもキャベツをいただいています。
私の答えは、常に「いただきます」です。
お好み焼きの師匠に電話をしました。
キャベツは要らないかと尋ねました。10でも20でも欲しいとの返事でした。
コンテナを3つ用意して、専業農家の妹さんを訪ねました。
自分が趣味でやっている野菜畑に案内していただきました。
どの野菜も見事な出来栄えでした。
広さは、私たちが四苦八苦して耕作している畑より少し狭いくらいでした。
コンテナ3つの読みは当たりました。
次のキャベツの列がすでに巻き始めていました。2週間後に旬を迎えそうでした。
今、食べごろのキャベツを18個いただきました。
私の店では、処理しけれないのでお好み焼きをやっている同業者に届けると説明しました。
気をつけてと、妹さんに送られて私たちは畑を去りました。
一時間半後に師匠の店に朝どれのキャベツを届けました。
こんなに立派な野菜を作っているのかと驚かれました。
いやいや、私が作ったんじゃないと説明しました。
師匠のところでは、大きめのキャベツを一日に5-6個は使うと言っていました。

いただけるものは、どんな野菜でも断りません。
断ると、次がないと教えていただきました。
私達が食べる量は限られています。
店で使うと言っても、一日10人の来店客でも消費できません。
都会の「捌ける」友人にすぐさま連絡をとり宅急便で送ります。
「捌ける」の真意は、その方が新鮮で美味しい野菜の価値が分かり、
捌ける友人(親族)が多くいる人のことです。
地域の方から教えていただいた食べ方も併せて伝えます。

面白いと思い、つい作りすぎちゃった。
新鮮で珍しい(面白い)野菜が欲しいと思うけど、都会のスーパーでは売っていないし、
高くてしなびている。

これも立派な「Knowledge broker(知的仲介者)」の勤めです。
産直に出し、都会の方に買っていただく。これもよしです。
面白いの作り手と食べ手のつなぎ役が、Knowledge brokere(知的仲介者)です。

朝露の 野菜を届け 腕をぶす

2019年6月26日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする