故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

草取り

2019-06-14 06:49:05 | プロジェクトエンジニアー

アスファルトの割れ目に生えた、あざみです。
タイトルは、「お兄ちゃん、弟よ」です。
抜けませんでした。


今日のテーマは、「草取り」です。
草取りは、野菜たちと友達になる近道であり、苦行のようなものです。
最初は、腰をかがめて抜いています。
足腰に負担がかかり、四つん這いになります。
それでも疲れてくると、座りこんで近くの草だけを抜くようになります。

東京にいるとき、朝から草取りをしている女性がいました。
義弟のうちの跡地でした。草を生やすわけにはいかない。
そんな気持ちで始められたそうです。
夏は、日差しが弱くなる朝と夕方になります。
腰痛が次第に治っていったそうです。

工場勤めをしていた頃、工場の周りの草丈が気になりました。
食品を作る工場でありながら、草だらけでした。
メンテナンスをする人たちが合間に草を取っていました。
優先するのは、工場内のラインが正常に稼働すること。
そんなことで、草取りは後回しになりました。
新しい工場を建設する監督をやりながら、草取りをすることにしました。
その仕事は、誰にも発注していなかった。
仕事の進み具合を熟知していました。
職人の足場が困らないように、やぶ蚊で作業が中断しないよう草取りをしていました。
空調の効いた監督室から出て、職人の相談に乗るのが億劫でした。
それならと、草陰で涼をとりながら、草抜きをし日に何回か職人の相談に乗りました。
現場の草取りですから、即答できました。

有機農法を20年以上続けている畑を見させていただきました。
アプローチの農道は、草だらけで車の腹をこするほどでした。
理由がありました。農道の草に虫を誘導し野菜には近づけない。
畑に入り、土に触りました。ふかふかでした。
草は、いとも簡単に抜けました。
これだと、草取りの手間はかからない。

野菜の周りに、刈った草を敷いています。
保水であり、雑草が生えないようにするためです。
草マルチと言われていました。

食品工場を造る時、花の木は植栽しないよう建築会社に指示しました。
飛来する虫を寄せないためです。
工場周りのコンクリートのたたきを2m以上にするように指示しました。
歩行虫を寄せ付けない為です。寄せ植えなどは、もっての外でした。
管理さえ行き届けば、工場は花に囲まれます。これができないのです。

草抜きは、ゴルフ上達に役立つと聞いています。
一向に腕が上がらないのは、草取りが足りないからでしょう。

毎日、貴重な時間を使ってブログを書いています。
妻は、とうに書くのをやめて、草取りをしています。
どちらもできるとよいですね。
草取りは、涼しいうちに限ります。
皆さん、熱中症に注意しながら頑張りましょう。

根こそぎと 農薬撒くか 引き抜くか

2019年6月14日
コメント
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