アスファルトの割れ目に生えた、あざみです。
タイトルは、「お兄ちゃん、弟よ」です。
抜けませんでした。
今日のテーマは、「草取り」です。
草取りは、野菜たちと友達になる近道であり、苦行のようなものです。
最初は、腰をかがめて抜いています。
足腰に負担がかかり、四つん這いになります。
それでも疲れてくると、座りこんで近くの草だけを抜くようになります。
東京にいるとき、朝から草取りをしている女性がいました。
義弟のうちの跡地でした。草を生やすわけにはいかない。
そんな気持ちで始められたそうです。
夏は、日差しが弱くなる朝と夕方になります。
腰痛が次第に治っていったそうです。
工場勤めをしていた頃、工場の周りの草丈が気になりました。
食品を作る工場でありながら、草だらけでした。
メンテナンスをする人たちが合間に草を取っていました。
優先するのは、工場内のラインが正常に稼働すること。
そんなことで、草取りは後回しになりました。
新しい工場を建設する監督をやりながら、草取りをすることにしました。
その仕事は、誰にも発注していなかった。
仕事の進み具合を熟知していました。
職人の足場が困らないように、やぶ蚊で作業が中断しないよう草取りをしていました。
空調の効いた監督室から出て、職人の相談に乗るのが億劫でした。
それならと、草陰で涼をとりながら、草抜きをし日に何回か職人の相談に乗りました。
現場の草取りですから、即答できました。
有機農法を20年以上続けている畑を見させていただきました。
アプローチの農道は、草だらけで車の腹をこするほどでした。
理由がありました。農道の草に虫を誘導し野菜には近づけない。
畑に入り、土に触りました。ふかふかでした。
草は、いとも簡単に抜けました。
これだと、草取りの手間はかからない。
野菜の周りに、刈った草を敷いています。
保水であり、雑草が生えないようにするためです。
草マルチと言われていました。
食品工場を造る時、花の木は植栽しないよう建築会社に指示しました。
飛来する虫を寄せないためです。
工場周りのコンクリートのたたきを2m以上にするように指示しました。
歩行虫を寄せ付けない為です。寄せ植えなどは、もっての外でした。
管理さえ行き届けば、工場は花に囲まれます。これができないのです。
草抜きは、ゴルフ上達に役立つと聞いています。
一向に腕が上がらないのは、草取りが足りないからでしょう。
毎日、貴重な時間を使ってブログを書いています。
妻は、とうに書くのをやめて、草取りをしています。
どちらもできるとよいですね。
草取りは、涼しいうちに限ります。
皆さん、熱中症に注意しながら頑張りましょう。
根こそぎと 農薬撒くか 引き抜くか
2019年6月14日