
タイトルは、「あの人に食べさせたいな」です。
野菜の作りても、料理をする人も誰もが思っています。
Knowledge brokerは、知的仲介者とも言います。
今日のタイトルは、「Knowledge broker(知的仲介者、part2)」です。
2018年12月31日投稿記事「Knowledge broker(知的仲介者)と地域おこし」では、
地域おこしは、減少する人口や空き家の増加を解決するのが、仕事とは限りません。
「面白い」を紹介し、「面白い」をやってみたい人を一人でも多く発見することです。
そして「面白い」を地道に追及することです。
その延長にもしかしたら、日本全体が抱える難題を解決する糸口が
見つかるかもしれません。
(記事より抜粋)
一昨日、近所のお姉さんから「妹がキャベツをもらってくれる人を探している」と
教えていただきました。
自分の畑でも作っているキャベツです。
近所から使ってくれといくつもキャベツをいただいています。
私の答えは、常に「いただきます」です。
お好み焼きの師匠に電話をしました。
キャベツは要らないかと尋ねました。10でも20でも欲しいとの返事でした。
コンテナを3つ用意して、専業農家の妹さんを訪ねました。
自分が趣味でやっている野菜畑に案内していただきました。
どの野菜も見事な出来栄えでした。
広さは、私たちが四苦八苦して耕作している畑より少し狭いくらいでした。
コンテナ3つの読みは当たりました。
次のキャベツの列がすでに巻き始めていました。2週間後に旬を迎えそうでした。
今、食べごろのキャベツを18個いただきました。
私の店では、処理しけれないのでお好み焼きをやっている同業者に届けると説明しました。
気をつけてと、妹さんに送られて私たちは畑を去りました。
一時間半後に師匠の店に朝どれのキャベツを届けました。
こんなに立派な野菜を作っているのかと驚かれました。
いやいや、私が作ったんじゃないと説明しました。
師匠のところでは、大きめのキャベツを一日に5-6個は使うと言っていました。
いただけるものは、どんな野菜でも断りません。
断ると、次がないと教えていただきました。
私達が食べる量は限られています。
店で使うと言っても、一日10人の来店客でも消費できません。
都会の「捌ける」友人にすぐさま連絡をとり宅急便で送ります。
「捌ける」の真意は、その方が新鮮で美味しい野菜の価値が分かり、
捌ける友人(親族)が多くいる人のことです。
地域の方から教えていただいた食べ方も併せて伝えます。
面白いと思い、つい作りすぎちゃった。
新鮮で珍しい(面白い)野菜が欲しいと思うけど、都会のスーパーでは売っていないし、
高くてしなびている。
これも立派な「Knowledge broker(知的仲介者)」の勤めです。
産直に出し、都会の方に買っていただく。これもよしです。
面白いの作り手と食べ手のつなぎ役が、Knowledge brokere(知的仲介者)です。
朝露の 野菜を届け 腕をぶす
2019年6月26日
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