Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、クルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

武蔵陵墓地 / 東京都八王子市

2013-11-24 23:12:29 | Weblog

先日、高尾山の紅葉を楽しもうと、一昨年開通した浅川トンネルからR20で甲府方面から高尾山口に向かってみた。しかし、さすがミシュラン3つ星の高尾山の人気は衰えず、渋滞にはまり、あきらめてUターン。

 

仕方なく、ピクニック気分で昼食の場所に考えていた、JR高尾駅近くの「陵南公園」に到着。高尾山ドライブを企画した前日に、そういえばとカミさんが、八王子に昭和天皇のお墓があって、今の天皇もそこに皇后さまと並んでお墓を作りたいっていうニュースがあったね、と話していたのを思い出し、公園にクルマを置いたまま、徒歩で5分ほどで「武蔵稜墓地」に到着した。

 

駐車場や入口の広場がものすごく広いのに圧倒され、入口から振り返ると東へまっすぐに銀杏並木が伸びていて、まさに黄金の壁ができあがっていた。墓地には大正天皇と昭和天皇がお隠れになられていて(この言葉づかいが正しいのかが分からない・・・)、埋葬されているお墓の前には鳥居が建てられていた。

 

入口から各々のお墓への参道を囲む森林は、綺麗に管理されていて、墓地全体が庭園のよう。紅葉している樹木も多く、かえって高尾山にこだわらずにこちらへ来てよかったほどで、紅葉だけを楽しむなら、武蔵陵墓地のほうが平らで整備されているので楽ちん。

 

しかしこんなに近くに、日本の歴史に関わる施設があるなんて、あらためて驚いた。紅葉を楽しみながらも、荘厳かつ神々しい感覚で襟を正したくなるような雰囲気もあり、不思議な空間だった。

 

 

 

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MISSLIM / 荒井由実

2013-11-23 21:41:45 | Weblog

ユーミン2枚目のオリジナルアルバム。1974年のリリースで、前回紹介した「昨晩お会いしましょう」から7年前に遡る。松任谷由実に改名後、半年に1枚という驚異的なペースでアルバムをリリースしていた時期があり、7年間で10作も作ってしまうパワーはものすごい。

 

勝手な私の捉え方だが、デビュー作の「ひこうき雲」から引き続き、当時としては非常に洋楽的、ヨーロッパ的なサウンドを創り出している。例えば「サーフアンドスノー」のようにポップなアルバムとは対極にあって、静かであっても地味ではなく、何度も聴き込ませる魅力を持っている。

 

このアルバムは実は「あの日に帰りたい」がヒットした後、たまたまその荒井由実のアルバムをレコード店の店頭で見つけて、でも当時はラジカセしかもっていなかったので、唯一”カセットテープ”で購入したアルバム。もちろん後年CDを購入したが。ラジカセもモノラルだったので、ステレオで録音されたすべてを楽しめていたわけではないけれど、本当に「擦り切れる」まで聴いたアルバムだ。

 

昔はユーミンの実家が八王子にあるとかそういうプロフィールを知らなかったので、モトネタなんて知ることもなく、歌詞の世界を自分なりにストレートに受け入れていた気がする。1曲目の「生まれた街で」は、冒頭のキーボードとベースがユニゾンでリードメロディを奏でるイントロがカッコよく、歌詞もラブソングではなく”自分の居場所””アイデンティティ”をテーマにしていて、ある意味ショックを受けた曲なのだ。

 

今となってはどの曲もスタンダードになりつつあるが、「瞳を閉じて」「海を見ていた午後」などはすごく繊細なアレンジと切ないメロディーや歌詞に打たれたし、「旅立つ秋」や「私のフランソワーズ」はシングル「翳りゆく部屋」への荘厳な印象がある。

 

このアルバムやデビュー曲に収録されているものは、ほとんどユーミンが10代で作ったものだと思われる。尾崎豊がその代表曲のほとんどを10代で書いたのと同じ、驚くべき早熟な天才だと思う。

 

もちろんキャリアを重ねていく中で、あくまで私自身の感性の変化に因るのだが、いまひとつのれないアルバムもある。しかし、そんな中にも必ず1曲はその当時キャッチーに感じたり、ずっと聴き続けることになるものが存在する。彼女を凄いと思うのは、今日まで時代に寄り添いながら、時にはリードしながら音楽を創り続けていること。「昨晩お会いしましょう」よりもさらに古い時代のこのアルバムが、今でも私の古ぼけた頭をリフレッシュさせる力があることに、驚きと感謝を覚える。

 

 

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昨晩お会いしましょう / 松任谷由実

2013-11-17 19:06:11 | Weblog

「昨晩お会いしましょう」は1981年に発表されたユーミン12枚目のアルバム。サウンド的には大ヒットシングル「守ってあげたい」を除いては、当時流行っていたAOR的なシンプルなリズムセクションにキーボード主体のアレンジが多い。1曲目が神戸ポートタワーをイメージした曲になっていて、前半はすべて神戸舞台をイメージして聴いていた(笑)。

 

4曲目の「夕闇をひとり」は名曲「冷たい雨」のアナザーバージョンかと思うくらい歌詞世界の設定が似ていて、「あの人を愛してくれる女(ひと)なら、わたしはたずねて行くわ ~最後の連絡先もって」と今でいうストーカーまがいともとれる女性の心情が歌われていて、これは後日「パールピアス」に収録されている「真珠のピアス」でベッドにブービートラップを仕掛ける”恐ろしい”執念に変わっていく。この記事を書くまで知らなかったのだが、なんと女優の宮崎美子に書き下ろされた曲だそうで、少しダークな彩りをもつこの曲はちょっと合わない気がした。

 

そして後半には自分の中で一番好きな「カンナ8号線」が収録されている。海と失恋をテーマにした曲はまるで連作されているかのようにいっぱいある。「埠頭を渡る風」「リフレインが叫んでる」「よそいき顔で」など集めて聴くと、まるで一つのストーリーのようだ。

 

最後には映画「私をスキーにつれてって」で使われた「A Happy New Year」。主人公の三上博史が深夜、万座からヒロインの原田知世がいる志賀のロッジまで5時間かけてクルマで駆けつけようとするシーンでこの曲が流れる。一番好きなシーンだけにこの曲への思い入れも強い。

 

「昨晩お会いしましょう」は発売当時にミリオンセラーなったアルバムであり、ヒットシングルも収録されており、印象的なジャケットを見れば同世代なら知らない人はいないアルバムだが、30年以上たっても色褪せない、古びていないことに改めて驚く。

 

 

 

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New FM2 / NIKON

2013-11-17 12:37:22 | Weblog

前にご紹介した「F70D PANORAMA」と一緒に使用しているもう1台のフィルムカメラが、この「NIKON NewFM2」。プロのカメラマンになろうと写真関係の学校に行かれた方は、一度はこのカメラを使われたことがあるのではないかと思われる。

 

というのは、このカメラはオートフォーカス、自動絞りを持たない“フル”マニュアルカメラだから。唯一水銀電池でファインダー内の露出計を動かしている以外は、電池不要で、フィルムさえ入っていれば、撮影可能なのである。

 

バイクのツーリングの際に、電池切れを起こしても心配なく写真を撮影したい、というニーズから購入したのだが、私はカメラのシャッタースピードや絞りなど露光の関係を全然勉強したことが無く、いじって、失敗して、なんとなくこの組み合わせなら無難に写るか、くらいの知識しかない。あとは、ファインダーで対象をとらえながら、シャッタースピードに合わせて、露出を本番で確認しながら調整していく、という撮影スタイルになってしまっている。

 

F70を含め、今は「プログラム」モードにさえしていれば、露光設定で撮影を失敗することはまず無い。が、このカメラにはそんな甘えは許されない。自分の腕でブレないシャッタースピードを決めておいて、露出設定を調整しなければいけない。なので、とてもじゃないが私はこのカメラを人物スナップなど動きのあるものには使えない。風景や静物をじっくり構図を決めて撮影するぐらい。

 

いつもは50mmの標準でF1.8のものを使っているが、晴天の風景などでは露出がうまくはまるとフジのスタンダードなISO100のフィルムでもすごくきれいな青空が撮れる。このカメラもシャッタースピードはF70と同じ4000分の1秒まで設定可能で実用機能は十分。デジタル時代になってもこのカメラだけはおそらく死ぬまで手元に置いておくだろう。オートモードに慣れ切っても、このカメラを持つと写真の基本にいつでも立ち帰ることができる。Back to The Basicそのものだ。

 

スナップ用キャノンのIXYシリーズのデジカメを持っていて、散歩スナップなどではいつでも簡単に片手で綺麗に撮影でき、FM2の出番は無い。FM2を持つときは撮影そのものが外出の目的となる場合だけだ。フィルムは現像やプリントが高くなってしまったが、運動会での撮影でフォトCDを使えば割と安く上がることがわかったので、小遣いに余裕があるときはFM2で散歩してみよう。

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Songs In The Key of Life / Stevie Wonder

2013-11-05 20:38:11 | Weblog

 

私が持っている洋楽アルバムの中でベスト3に入る1枚が、このアルバム。アナログレコードでは1976年にLP2枚組+EP1枚という豪華版でリリースされた。このアルバムからは「サー・デューク」「エボニーアイズ」などがシングルカットされている。

 

正直、もとよりソウル、ファンク、ブラックミュージックに詳しいわけではないし、このアルバムについては私ごときが解説できるようなスキは無い。ただただ、素晴らしいメロディと優しく激しいアレンジと神々しいスティービーのボーカルに酔いしれるばかりだ。きっかけはシングルのサーデュークや回想が収録されているアルバム、というだけで購入したのだが、とんでもなかった。シングル以外の曲も、いやシングルにならなかった曲の方がすごいクオリティなのだ。

 

歌われている歌詞も全然ヒアリングできていないけど、それでも感動してしまう曲の力。このアルバムを聴かずしてポップスは語れまい。。。なんちゃって。

 

もう最近、、ではなくなったが、このアルバムよりも後にも、「パートタイムラバー」や日本ではCMソングになった「アイ・ジャスト・コールド・トゥ・セイ・アイ・ラブ・ユー」などスマッシュヒットを飛ばしているけど、このアルバムでの神々しさは感じられない。

 

1曲目の「Love's In Need Of Love Today」や「Summer Soft」など本当に優しくやわらかく心に染みいる曲が素晴らしい。聴くことができて本当に良かったと思える一枚です。 

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星を継ぐもの / ジェームズ・P・ホーガン

2013-11-02 18:57:22 | Weblog

ジェームズ・P・ホーガンが1977年に発表したSF小説。同一設定で続編として「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」「内なる宇宙」が翻訳されている。

 

2028年、月面で5万年前の赤い宇宙服を着た人間が発見される。その謎をヴィクター・ハントとクリスチャン・ダンチェッカー、二人の科学者がいろいろな推論、調査、解析結果から解き明かしていく、いわゆるハードSFの部類だ。ネタばれになるので(ストーリーを説明するのが面倒くさいので)詳細は記さないが、性格も違えば分野も違う二人がぶつかり合いながら、真実を追求するという命題の前に次第に協力して、謎を解明していく、その行程はまるでアクションもののようなカタルシスがあり、専門用語に疎い私でも大変楽しめる。何回も読みなおしている小説だ。

 

作品世界はもうあと15年後に迫っている。小説の中の技術水準に到達するのは厳しそうだが、何が起こるか分からない。地球外生命体の発見はいつかあると思わせてくれる。

 

しかし、主人公のヴィクターハントは作品中では40歳前後。登場人物の年齢をいつのまにか追い越してしまっている自分がちょっと悲しくなる。「何にも成し得ていないなあ」と泣けてくる。

 

3作目の巨人たちの星以降はだんだんハードSFから、アクションエンターテイメントに趣きが変わってきてしまうので、理論を積み重ねていく「ガニメデの優しい巨人」までが面白い。是非ご一読を。

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あいのうた / 日本テレビ

2013-11-02 16:43:10 | Weblog

2005年10月から放映された菅野美穂、玉置浩二主演のテレビドラマ。たまたまネットで玉置浩二の「田園」⇒ドラマ「コーチ」⇒玉置主演ドラマ⇒「あいのうた」とつながり、古いDVDレコーダー(ハードディスクはついてない!!)でエアチェックした中にこのドラマを録画していたことを思い出して、見直してみた。

 

このドラマは、まあそんなことは無いだろうなとリアリティには欠けると思うが、大人の寓話として見れば秀逸な作品だと思う。母子家庭でほとんど育児放棄に近い環境で育てられた主人公:松田洋子(菅野美穂)が、自殺を試みて死ねずにたまたま通りかかった小料理屋で玉置浩二演ずる片岡優二(元敏腕刑事いまは警務課)と巡り合い、妻と死別し3人の子供を育てていた片岡家に居候し、その生活の中で「幸福」を取り戻していく、といったストーリー。

 

登場人物も1クール10話もあるのに、ほとんどゲストは無く、画像のキャストだけで、片岡家、警察署、ファミレス、小料理屋、病院の診察室という極めて限定されたシチュエーションで物語が進んでいく。いわば主要人物一人一人の細かい心境の変化を緻密に演出しようとしているようだ。

 

物語後半は片岡の病気、家族の絆がテーマになるが、一番のヤマは前半の第1話から第3話。洋子は記憶喪失を装って、”新しい自分”になろうとし、成り行きで片岡の家に居候することとなる。人生を諦め、何もかも捨てていたはずが、3人の子供たちや片岡との生活で徐々に変わっていく。そして第3話で子供たちの弁当作りに挑戦し、作っては残され、作っては残されを繰り返し、とうとう子供たちは完食し空っぽの弁当箱で箸が転がる音を聴いて、洋子の心の殻が破れていく。

 

気持ちが抑えきれなくなって、外に飛び出した洋子に片岡が追いつき、「よくやった」と褒めて、くしゃくしゃに洋子の頭をなでるシーンとなるのだが、ここでの菅野美穂の演技がすごい。洋子の頑なな気持ちがおそらく初めて他者から褒められて、氷解していく様子を見事に演じている。話は分かっているのにこの場面で何度見ても、涙腺が緩んでしまうのだ。

 

片岡の敏腕刑事ぶりがあまり描かれていなかったり、洋子の理解者というより支援者になる和久井映見のキャラクターや立ち位置がちょっと不自然というか違和感があったりして、、ストーリーを絞り込んだ副作用というか、つっこみどころはたくさんあると思うのだが、一度観てほしいドラマ。

 

東京バンドワゴンや歌番組で弾けまくっている玉置浩二だが、このドラマでは抑えの利いた良い演技をしていると思う。そして菅野美穂は天才だ。そして8年前のドラマなのに、成宮くんは相棒に出演している風貌とほとんど変わらない!!これもすごいわ。

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