Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

New FM2 / NIKON

2013-11-17 12:37:22 | Weblog

前にご紹介した「F70D PANORAMA」と一緒に使用しているもう1台のフィルムカメラが、この「NIKON NewFM2」。プロのカメラマンになろうと写真関係の学校に行かれた方は、一度はこのカメラを使われたことがあるのではないかと思われる。

 

というのは、このカメラはオートフォーカス、自動絞りを持たない“フル”マニュアルカメラだから。唯一水銀電池でファインダー内の露出計を動かしている以外は、電池不要で、フィルムさえ入っていれば、撮影可能なのである。

 

バイクのツーリングの際に、電池切れを起こしても心配なく写真を撮影したい、というニーズから購入したのだが、私はカメラのシャッタースピードや絞りなど露光の関係を全然勉強したことが無く、いじって、失敗して、なんとなくこの組み合わせなら無難に写るか、くらいの知識しかない。あとは、ファインダーで対象をとらえながら、シャッタースピードに合わせて、露出を本番で確認しながら調整していく、という撮影スタイルになってしまっている。

 

F70を含め、今は「プログラム」モードにさえしていれば、露光設定で撮影を失敗することはまず無い。が、このカメラにはそんな甘えは許されない。自分の腕でブレないシャッタースピードを決めておいて、露出設定を調整しなければいけない。なので、とてもじゃないが私はこのカメラを人物スナップなど動きのあるものには使えない。風景や静物をじっくり構図を決めて撮影するぐらい。

 

いつもは50mmの標準でF1.8のものを使っているが、晴天の風景などでは露出がうまくはまるとフジのスタンダードなISO100のフィルムでもすごくきれいな青空が撮れる。このカメラもシャッタースピードはF70と同じ4000分の1秒まで設定可能で実用機能は十分。デジタル時代になってもこのカメラだけはおそらく死ぬまで手元に置いておくだろう。オートモードに慣れ切っても、このカメラを持つと写真の基本にいつでも立ち帰ることができる。Back to The Basicそのものだ。

 

スナップ用キャノンのIXYシリーズのデジカメを持っていて、散歩スナップなどではいつでも簡単に片手で綺麗に撮影でき、FM2の出番は無い。FM2を持つときは撮影そのものが外出の目的となる場合だけだ。フィルムは現像やプリントが高くなってしまったが、運動会での撮影でフォトCDを使えば割と安く上がることがわかったので、小遣いに余裕があるときはFM2で散歩してみよう。


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