Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

달마발 Darlim&Hamabal / YouTube https://www.youtube.com/channel/UC5Ce1XGat0JJOXcFWZl1jcg

2019-05-21 22:17:13 | Weblog

Darlim&Hamabal、韓国のカバーソング動画を挙げてくれているユニットさん。

歌唱担当のキム・ダリムさん、演奏・トラック製作担当のハマバルさんの二人組。

ざっと70曲の動画がアップされていて、その大半がJ-POPのカバーでしっかり日本語で歌っているのだ。

このふたりを知るきっかけになったのは、千と千尋の神隠しの主題歌「いのちの名前」のカバー。

今、ハマっている韓国グローバルアイドル、アイズワンのチョ・ユリが5月に行われた日本でのファンミーティングのコーナーで歌ったのをきっかけに、YouTubeで検索したら、オリジナルの他に、このふたりの動画と「なごや」さんのカバー動画がヒットしたのだ。

なごやさんの歌声もまた素晴らしいのだが、韓国の方がしっかりした発音で日本の歌をうたってくれているという点でDarlim&Hamabalを注目することになった。

まだまだつまみ食いのような聞き方しかしていないのだが、Hamabalさんが作るトラックは、抜くところは抜き、被せるところは被せるといったらいいのか、無理なくでも工夫され、ダリムさんのボーカルにフィットするようにアレンジされているところに、非常に感心してしまった。

曲によってはバンドサウンドで音楽制作ソフトに頼らずにトラックを製作することもあるし、オリジナルを損なわず、でもシンプルな感じは素晴らしい。

このクオリティを下手すれば1週間くらいで仕上げてしまうらしいことにもびっくり。

数曲はHamabalさんがボーカル参加しているものもあり、やさしいトーンでダリムさんの声質と合うのも素晴らしい。

そしてダリムさんの正確な発音の日本語とビブラートを多用しない素直な発声のボーカルが非常に聞きやすい。

選曲からすると結構アニソンも多いので、日本のサブカル全般がお好きなのかもしれないが、曲に集中できるし、逆にイージーリスニングとして流しても耳障りのいい声は素晴らしい。

絶対にどこかのプロダクションの練習生だろうと思っているのだが、トーク動画を見る限りそんな話はまだ出てきておらず、韓国内の音楽制作の塾?カルチャースクール?みたいなものに通っていて、そこでHamabalさんと知り合ったとのこと。

日本なら十分プロでやっていけそうな実力とビジュアルをもってらっしゃるのだが、まだプロとして音源発売されたりということはないようだ。

興味のある方は一度聞いてみてほしい、きっとチャンネル登録することになるだろう。


みんなのキッチン-everyone's kichen / Olive

2019-05-04 13:47:30 | Weblog

まだ正確な情報は確認していないのだが、3月下旬から韓国ケーブルテレビで放映されていた「みんなのキッチン」が4月下旬のEPISODE11で終了したようだ。

韓国内ではやりのソーシャルダイニングを取り入れて、カン・ホドン、グァンヒ、イ・チョンア、宮脇咲良の4人をMCメンバーとして、毎回2名のゲストを招いて料理をつくりながらトークしていく番組。

昨年12月の単発パイロット版から、日本人でありまだ韓国語も拙いアイズワンの宮脇咲良が抜擢されたことで話題になった。

3月からレギュラー化され、とりあえずワンクール、走り終えた。

当初はカン・ホドンの一人舞台になるかと思われたが、パイロット版から咲良とホドンがコンビ化し、咲良の韓国語力のアップグレードに伴って、ホドンのキラーパスを咲良が見事なシュートで決める場面が増え、どんどんその放映分量も増加し、逆に宮脇が出演しなかったエピソードが弱く感じてしまう程。

BGMもプロデュース48やアイズワンの曲を多用し、まるでプロデューサーやディレクターも宮脇咲良のファンなのではと思う程、その編集は咲良のチャーミングポイントを確実に押さえていた。

一般の韓国視聴者の方からすれば、宮脇咲良の韓国語はまだまだ片言でしかなく、スムーズとは言い難いと思われるが、そのときどきの会話・コメントでバラエティ対応力の高さを見せ、少なくとも出演者や咲良ファンを笑わせることに成功している。

後半にかけては、語彙力はともかくとして、聞き取りはしっかり出来上がっていたようで意思疎通ができているから、咲良がとトークで表現する際に、ホドンやグァンヒ、イ・チョンアが咲良のトークを少しだけ言い直したり、サポートをすることで盛り上げることに成功している。

もちろん咲良のバラエティ力を引き出したのは、韓国のベテランMCであるカン・ホドンであり、彼が宮脇咲良を気に入ったからこそなのであるが、ホドンだけでなく、グァンヒもチョンアも咲良とのコミュニケーションが出来上がっていなければ、ここまでサポートはできないだろうというくらい、4人のチームワークが生まれていることに驚いている。

宮脇咲良の人柄、日本人らしい謙虚さとたまに発生する素直な(ストレートな)発言や番組ファクターの一つである料理のスキルを持ち合わせていることなど、いろいろな面で韓国人共演者と相性が良かったのだろう。

特にカン・ホドンの可愛がりようは画面を通して視聴者に伝わっており、ギャグを教えたり、咲良に単独インタビューコーナーを持たせたり、いろいろなイジリでリアクションを取らせたりと、おそらく過去の番組でもなかったくらいの力の入れようだろう。

そのホドンの期待にしっかり応えられるポテンシャルを持っているし、11話での3人の共演MCに対する手紙のように気配りと素直な気持ちを伝えられる宮脇咲良の在り方が、チームワークの元になっているように感じる。

韓国内での番組の視聴率や評価は情報がないのだが、11話までの丁寧な編集をみていると番組制作陣の勢いは悪くないと思えるし、少なくとも宮脇咲良のファンダムは絶対視聴しているので、シーズン2は必ず製作されるだろう。

日本でもアベマTVあたりで早く放送してほしいところだ。