Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

伊藤純奈 渡辺みり愛 卒業~乃木坂46の世代交代

2021-05-16 21:53:41 | Weblog
5月16日にオフィシャルブログ内で、2期生である伊藤純奈、渡辺みり愛が卒業を発表した。既に27枚目シングルでの卒業を発表している1期生松村沙友里に続く形となった。

伊藤純奈は現在22歳、渡辺みり愛は21歳と年齢だけみればまだまだ若く、卒業にはまだ早いという感ももつのだが、二人とも2期生として既にキャリアは8年に及び、特に伊藤純奈は乃木坂の特徴である演劇舞台進出派として、ソロで主演を勤めるまでに成長しており、立派な舞台女優である。

渡辺みり愛は、目立った個人活動は少ないが、常にアンダーライブを支えてきたメンバーであり、2017年の最少人数でのアンダーライブで座長を務め、MCでアンダーライブの強いメッセージを発信したことが印象に残っている。先日、乃木坂工事中の堀未央奈卒業スペシャルで放映された二期生のプライベートシーンではダンスマシンとして認識されているほど、スキルを身につけていることを知った。可愛らしいビジュアルと毒舌を吐けると独特なキャラクターでこちらも舞台や映像作品での活躍が期待できると思っている。

この2人の卒業をもって、1期生が7名、2期生が5名となる。今後は従来のような期生別ライブの開催は難しくなり、またグループ全体とアンダーの2本立て、または3期生、4期生中心となっていくのだろう。今年配信で行われた9thバスラもトリは3期生だった。つまりはそういうことだ。

1期生の中でも齋藤飛鳥や星野みなみは、2~4期生それぞれに同世代がいることから、当面選抜常連としてグループを引っ張っていく存在になるだろうが、やはり主軸は3~4期生となる。最近は地上波の外番組への出演が多くなり、世間にも見つかり始めているものの、まだ卒業メンバーである白石麻衣、西野七瀬クラスの認知度をもったメンバーがまだ育っていないこと。

それでもAKBグループに比べればまだマシな状況かもしれない。ただ、PRODUCE48、IZ*ONEやNiziuのように歌・ダンスのパフォーマンスが高いグループが日本でも認知されたことから、今までのようなビジュアルや成長を見守るという志向からファンの意識が動いていくかもしれない。そうなれば、ライブでしっかりしたパフォーマンスが見せられないグループは廃れていく可能性もあり、坂道グループも危機感は持ち続けるべきだろう。

日本の中だけでなく、パフォーマンスで海外に出ていけるグループへのレベルアップが必要になるかもしれない。

前日の5月15日には帰国した元IZ*ONEの宮脇咲良、矢吹奈子がHKT48のイベントにサプライズ参加し、そこで既に公然の事実となっていた宮脇咲良の卒業が発表された。これは至極当然なことと見ていて、IZ*ONEのレベルで活動していた2人がAKBグループに戻っても、パフォーマンスレベルが違いすぎて、物足りなくだろうことが容易に想像されるからだ。矢吹奈子は盟友・田中美久とともにHKT48を引っ張っていくようだが、もしかしたらHKTをIZ*ONEレベルまで引っ張り上げるようなシステムを作ってしまうかもしれない。何せまだ19歳なのだから。