Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

キャンディーズファイナルカーニバルPLUS ONE / キャンディーズ

2013-10-29 00:04:59 | Weblog

1978年5月に発売された、解散コンサートのライブ盤。 当時の解散に向けてのムーブメントとも言える盛り上がりに影響されて、にわかキャンディーズファンになり、3枚組豪華ベストアルバムと共に、小遣いを散財させられたアルバム。

解散直前のキャンディーズは、可愛いだけのアイドルグループではなく、コーラスユニットとしてかなりのレベルに達していたらしく、ライブでも洋楽のカバーをガンガンやっている。収録されている曲はその当時のダンスチューンである、ソウル、ディスコといったジャンルの曲が多く、ライブで盛り上がる、ノレる曲を積極的にカバーしていたのではないかと思われる。

自分がアースウインド&ファイアを知ったのも、このアルバムで邦題「宇宙のファンタジー」が彼女たちにカバーされていたおかげだったりする。

テレビで解散コンサートの中継を視ていたときは、曲によってスタジアムの残響音が耳にさわり、あまり良い音響ではなかった記憶があったが、復刻されたCD 盤を聴いてみると、やはり昨今のライブ盤に比べれば録音のクオリティはかなり低い。バックバンドのMMPはクリアな録音ならもっと迫力のある演奏だったはずで、各楽器のパートがもういっしょくたになってセンター中心に集まってしまっていて、解像感などのぞむべくもない。ボーカル以外はワンポイントステレオマイクで録音したのではないかと思えるレベルだ。なんとか3人のボーカルがしっかり聴けることで、ライブ盤として成立している感がある。録音がこんな感じではステージ上のPAもひどかったはずで、スーちゃんなんかはたまに片耳に手を当てて自分の声を確認しようとした様子もあったように思う。解散宣言してから後楽園のラストライブまで、あまり時間がなかったことを考えると、音響スタッフや機器の手配などもかなり苦労されたのかもしれない。しかしあの状況で3人のコーラスはほとんど音程が外れていない。これって本当にすごいです。

 

ものすごい歓声をさげつつ、3人のボーカルを聴かせられるように、マスタリングする際、エンジニアはかなり苦労されたことだろう。


解散コンサートだけあって、ディスク2の中盤からはヒットシングル「ハートのAが出てこない」「その気にさせないで」などをたたみ込み、1位を取った「微笑がえし」「年下の男の子」そして「つばさ」で締める。 実際のライブではなんと51曲も歌われているのに、 当初がLPだっただけに収録時間に限界があり、例えば大ヒット曲で終盤に歌われた「やさしい悪魔」がカットされたりしている。マスターが残っているのなら、CD4枚組で再編集完全版をぜひ聴いてい見たい。


明日へ 1min あまちゃん岩手を行く / NHK

2013-10-23 07:18:28 | Weblog


1ヵ月前は最終回へのカウントダウンに入っていた、「あまちゃん」。いまひとつ消化不良だった総集編を以て、紅白歌合戦で企画されるであろう、あまちゃんコーナーを視るまで、一区切りつかざるを得ないかな、と思っていたところに、明日へ1minで「あまちゃん岩手を行く」が放送された。

6回連続、といっても合計6分間だけだが、ちょうどあまちゃん本編の最終週に岩手をイベントで回っていた、能年玲奈のドキュメンタリーだ。

短い尺の中で印象が強かったのが、#2無題。

訪れた大槌町で被災された夫婦の話を聞く、今も残る港のガレキをケータイで撮影する、といったシーンの中で「自分は何もできないんだ」と能年玲奈のモノローグが被さる。

あまちゃんの劇中で海女カフェが流され、落胆したアキが汚れた復興メッセージののぼりを砂浜で波に浸して懸命に洗うシーンがあった。曇り空のロケだったのか、モノトーンに近い画面でアキの戸惑い、色々な感情がこのシーンに詰めこまれている。

能年玲奈が大槌町を歩く後ろ姿に、そのシーンがだぶって見えた。この#2のあと、#3以降はイベント参加のシーンをテンポ良く元気につなげて行く。

ドラマのロケ中に被災地をみてまわったのかは分からないが、#2での能年玲奈の表情にはドラマの演技以上の気持ちの揺れが感じられた。天野アキではなく自分自身の生の感情ではアキのように「海女カフェ復活させるべ!」とは行かないだろう。

#3以降はアキのキャラクターを借りながら、復興イベントにがんばる能年玲奈の姿になんか励まされた気がした。

セラミクロニ / ”踊ってみた”ニコニコ動画

2013-10-20 14:59:03 | Weblog

Perfumeにハマってから、ニコ動やYouTubeでPerfumeの動画をおっかけているうちに、”踊ってみた”でPerfumeの振りをコピーしているグループが多いことに驚いた。踊り、動画のクオリティのレベルは様々ながら、どの動画も細かい部分までコピーしようとする姿勢がうかがえて、すごい世界だなと感心。

 

それから、投稿している方々の中にOLと思われる方々がたくさんいらっしゃる。最初に注目したのが、YouTubeでみつけた”ズッコケ3人組”さん。おそらく勤務先かどなたかの住まいのビルの狭い屋上で、非常に楽しそうに踊っているのが、印象的でこのグループからブックマークをつけはじめた。

 

続いて登場したのが、”セラミクロニ”さん。「レーザービーム」の前くらいでメンバーチェンジをされているみたいなのだが、新旧変わらず、衣装、髪型、振付、動画のコンセプトまでできる範囲で徹底的にコピーしようとしていて、且つそのクオリティが非常に高いのだ。相当数の動画を投稿されていて、こちらもブックマークが増えまくる。

 

先日はニコニコ超会議でヘッドラインで踊られていたり、テレビや朝日新聞やテレビブロスのPerfumeのコラムにまでのってしまったりと大活躍している。でも、あくまで一般の普通の女性で、そこにものまねで稼ごうとかの恣意的なものもない。熱烈なPerfumeファンの表現の一つとして、コピーをされている、という感じなのだ。セラミクロニの動画には振りの動画以外におまけがつく。このおまけは動画を手伝っていらっしゃるスタッフの愛と本人たちのサービス精神が満載で、同じPerfumeファンを大変喜ばせてくれる。

 

今回、なんと本家Perfume主催の第2回ダンスコンテストの決勝に残られている。ステージでPerfume本人たちと一緒に踊られるように願っている。正直セラミクロニが優勝したら、Perfumeとコラボできる曲が課題曲以外にもいっぱいあるので、エキシビジョンコーナーができてしまうんじゃないんだろうか。とにかく決勝ステージは楽しんで踊ってほしい。


GAME / Perfume

2013-10-20 08:03:21 | Weblog

2008年4月にリリースされたPerfumeメジャーレーベルからの初オリジナルアルバム。オリコン週間1位にもなっているし、今やテクノポップの新たなる代名詞になりつつあるPerfumeを今更あれこれ解説する必要はないであろう、現在までのブレイクの起点となったアルバムだ。

 

今でもあーちゃんがライブや雑誌記事でブレイクのきっかけとなった原典として言及することが多い「ポリリズム」がアルバムの1曲目に堂々とクレジットされている。この「ポリリズム」のフルバージョンを初めて聴いたときの驚きは今でも鮮明で、ワンコーラスめの直後にこれを入れるか、という変拍子の間奏は衝撃的だった。今はポリリズムでははじめのサビ歌詞あとの広がりのあるイントロ部分が大好きなのだが、中田ヤスタカのPerfumeにおけるトラックは、キャッチーなメロディラインによるリードパートでひっぱるより、コードとベースラインの迫力でイントロを作ってしまうパターンが多く、これがクラブサウンドがベースになっているということかもしれない。(クラブなんていったことがないのでイメージですが)

 

そしてもう1曲タイトル曲である「GAME」。いきなりディストーションの効いたギターっぽいリードシンセで、ちょっとエイトビートっぽいテンポではじまるこの曲は、いわばアイドルにあるまじきテクノロックだ。Perfumeのボーカルも単純で長く伸ばすフレーズを歌わせて、曲のアレンジの一部にしてしまっている感があり、ボーカルを楽しむような曲ではなかったので、はじめは拒絶反応が出た。しかし、そのあとに観たLIVE-DVD「GAME」での同曲のパフォーマンスで「ライブではこんなふうに盛り上がるんだ」と納得して途端に好きになってしまった。初の東京ドーム公演でもこの曲が歌われたときには、曲のタイトルがオーロラビジョンに表示されたと同時にDVDの中の観客と一緒に「おおお!」と声を出してしまった(笑)。

 

ライブでは印象的なマネキンポージングで始まる「シークレット・シークレット」やシングルカットされている「BabyCrusingLove」「マカロニ」等今となってはお馴染みの曲が満載。ファンとして惜しむのは「ポリリズム」のカップリングだった「SEVENTH HEAVEN」が収録されなかったこと。最終的には徳間ジャパン最後のコンピレーションアルバムに入れてくれたので、良かったが。

 

もう5年前のアルバムだけど、もう少し前のテクノ風歌謡曲からしたら、まったくもって色褪せていないのがすごい。このアルバムで今もライブで披露されるのは、「ポリリズム」「チョコレイト・ディスコ」「シークレット・シークレット」くらいだけど、どの曲もシングルカットできそうだ。

 

・・・今まで、キャッチーな曲について、シングルにできそうとか書いてきたが、2008年頃となるとネット配信が旺盛になっていて、たとえば「Twinkle star Powdery snow」はシングル的に配信されていたし、もうシングルカット云々の意味は無いのかもしれない。かと思えば、「トライアングル⊿」以降はシングルが先行して溜まったらアルバムが出るというパターンが「JPN」、最新作の「LEVEL3」で生じているのも面白い。ただし、この2作では先行したシングルをアルバムのコンセプトに合わせて、大胆なリミックスを敢行するので、もはやシングルとは別物とも云えるのだが。

 


あまちゃん総集編(前・後編) / NHK

2013-10-14 14:45:59 | Weblog

最終回から2週間、本日総集編前後篇が放送された。またまた「あまちゃん」について書けるので嬉しいが、今回はあえてクレーマーになる。

 

前篇は故郷編を1時間30分にまずまずバランスよく収めたなあと感じたが、後篇は尺として1時間30分は短すぎた。放送回数は少なくとも、東京編、震災編はとにかく様々なエピソードがからまり、それぞれに折り合いをつけているのに、時間に収めるためにバッサリと切りすぎた。アキとユイちゃんを中心に据えたのは分かる。しかし、春子と鈴鹿さんの春子の部屋での和解トークを「潮騒のメモリー」のワンフレーズのバックショットで省略したり、感動的な夏ばっぱのスピーチが聴けた中年3組合同結婚式はかけらもない。

 

これでは総集編とはいえ、あまちゃんの魅力を半減させてしまっている、と思う。せめて後篇は2時間に延長してラスト2週12回分のエピソードに尺を与えてもよかったんじゃないだろうか。。まことに残念である。

 

今、レギュラー放送の全話をいったりきたりしてリピートしているが、、勤めから帰宅して食事して、見始めて、あっというまに1時、2時になっている。まるでパソコンでインターネットでネットサーフィンし始めた時みたいになっている。これが「あまロス」か。。。


XR-BAJA / HONDA

2013-10-14 01:46:17 | Weblog


永らくKL250RとTZR250Rの2台体制でツーリングを楽しんでいたのだが、KLが65,000kmの走行距離をマークしてからエンジンブロックから異音が発生するようになり、相応の修理費がかかることが判明した為、KLに投資するか、新しいバイクにするか選択する羽目になった。

 

悩みに悩んだ末、KLを諦めてその当時オフロードモデルの王道だったHONDA XRに一度乗ってみたいと思い、ちょうどその時期に発売になったXR-BAJAを2代目のオフロードバイク(都合3台めだが)に選んだ。

 

空冷エンジンでKLよりも構造が単純で且つ若干燃費が良いこと、アフターパーツが山のように発売されていること、そしてフレームマウントのデュアルライトが夜間走行で心強いこと、そんなこんなでXR-BAJAをツーリングの相棒にした。購入したのは95年モデルでガソリンタンク容量はスタンダードのXRと同じ9.7リッターで、確か97年くらいから14リッター仕様が発売され、非常に残念な思いをした。しかし、燃費がKLでは届かなかった30km/L代をマークしたので、1回の給油で250kmは走行でき、長距離のツーリングでも1日1回給油すれば足りたので、ビッグタンク化による重心の変動に惑わされることが無いことに気がついて、逆に95年モデルで良かったと考えなおしたりした。

 

特徴的なヘッドライトは、LOWで36.5Wの2眼。2眼ともLOW、HIGH切り替え式だったので、片方が切れたにしても走行は可能だったのがありがたかった。KLでは何回か夜間に球切れを起こしたことがあり、予備電球を持たなければならなかった手間がなくなった。逆に欠点は2つ。ひとつは、LOWビームとHIGHビームの上下の照射角の差があまりなく、セオリー通りにHIGHビームに合わせると、せっかくの2眼ライトなのに、LOWビームがやや遠めになってしまい、フロントタイヤ回りから1m弱のエリアが暗くなってしまったことだ。夕刻から夜間のオフ走行では速度を落とし、近い距離の路面状況をしっかり把握する必要があるので、少々HIGHビームを落とさなければならなかった。もうひとつは高速走行での空気抵抗だ。さすがに巨大なライトを2つフロントにつけているので、ライトへの抵抗とライダーにかかる気流がKLでは感じたことのないものだった。後日メーターバイザーを追加し、若干だが改善したがやはりライト周りにカウリングが必要だったかもしれない。ただし、フレームマウントが功を奏し、空気抵抗を感じてもハンドルをあらぬ方向へ取られるということはなかった。

 

KLではリヤにサードパーティのキャリアを取り付けたが、BAJAではキャリアに加え、ハンドル周りもレンサルハンドル+ブッシュガード+ショートレバー化を行い、グレードアップしてみた。KLのときに記したが、BAJAはKLに比較するとオンロードでのフレームやフロントフォークの剛性はあまり高く設定しておらず、130km/hくらいの追い越しスピードになると、ワナワナとフロント周りに揺らぎが発生する。KLの質実剛健さとはタイプがかなり違う。そのかわり、KLでは小回りが利きにくかったオフロードでは、あきらかにKLよりも高いペースで走行できた。ハンドリングの軽快さはレンサルハンドルも貢献していたのかもしれない。エンジンは空冷OHCなのだが、KLの水冷DOHCエンジンよりも熱ダレに強く、あまりオーバーヒートやアイドリング調整に苦労した印象が無い。それだけ扱いやすかったということなのだろう。エンジンスターターがセルモーターとオプションで付けたキックスターターの2方式が使えたのも本当に楽だった。

 

TZR250Rが既にあったので、BAJAは5年弱で30,000キロほどしか走らなかったが、荷物満載のキャンプツーリングでは本当に走りやすかった。結婚後、乗る機会が大幅に少なくなってしまった為、コンディションが良好なうちに購入したバイク店に引き取ってもらった。BAJAはKLを知らなければ、本当に良いバイクでオンオフ選ばずに乗ることができるオールラウンダーと云える。KLはBAJAよりもほんの少しオンロード性能が高く、強いフレームとパワーが良く伸びるエンジンをもっていた点が、たまたま自分の走りに合っていた。高速移動を120km/hに抑えれば、BAJAもKLに負けてはいないのだ。むしろオフロードにおいてはあきらかにBAJAが上。ただツーリングは圧倒的にオンロードの、ラリーでいればリエゾン区間が長くて、スペシャルステージとなる林道の距離はわずかなものだ。その意味でトータルパフォーマンスとしてKLがBAJAを上回っていただけなのだ。

 

 

 

 


Mint-Electric / PSY・S

2013-10-13 20:39:43 | Weblog

「サイレントソング」(「S-Collection」に収録)をFMだかテレビで聴いて、気になっていたところ、87年にリリースされたオリジナルアルバム3作目。サウンドは基本打ち込みで、ボーカルトラックも多少のエフェクトはかかっている部分もあるのだが、バンドサウンドやアコースティック感を大事にしていて、単純なダンスサウンドにしていない。厳密にはテクノポップにも入るんだろうが、チャカのボーカルを含めアルバム全体に貫かれている「透明感」がテクノを感じさせないのだ。

 

収録曲ではシングルカットされた「Lemonの勇気」「CubicLovers」が大好きで、後日作の「Angel Night 天使のいる場所」と並ぶ私の中でのPSY・Sの代表曲。「Lemonの勇気」のイントロ、間奏に使われるアコースティックギターのカッティングっぽい音が後日、ライブでシンセのサンプリングであることを知って驚いた。ここまでシンセで生に近い音ができるのだ、と。今、ハマりにハマっているPerfumeの「コンピューター・シティ」「SEVENTH HEAVEN」でも同じような音が使われていて、すぐに「Lemonの勇気」を思い出したくらいだ。

 

「電気とミント」は軽快なロックチューンで、イントロからテンションが上がる。「Cubic Lovers」や「Long Distance」はアレンジやチャカのボーカルに「空を突き抜けるような爽快感」を感じ、癒され、勇気づけられる。バイクの師匠である悪友もPSY・Sが好きで、新宿厚生年金会館だっただろうか、このアルバムの後くらいにライブを一緒に観に行った。小室みたいにシンセサイザーをずらりと並べて、チャカと二人きりかと思いきや、しっかりドラムス、ベース、ギターが入ってバンドサウンドでライブしてくれた。また、ステージではコレオグラファーの南 流石率いる3人のダンサー&コーラスがチャカと斬新な振付でライブを盛り上げ、初見ながらすごく盛り上がったのを覚えている。

 

PSY・Sは当時レベッカにハマっていた自分にはすごく新鮮だった。レベッカとは対極に汗を感じない、「透明」なサウンド。女性ボーカルとサウンドコンポーザーがユニットを組むという流れの走りだったと思うが、今、再結成しても新しいサウンドを聴かせてくれると思える、素晴らしいユニットである。

 

もしはじめてPSY・Sを聴くのなら、このアルバムからの収録曲も多いベストアルバムの「TWO HEARTS」が良い。オリジナルアルバムでは毎回作風を変えてきているけど、どのアルバムにもこのアルバムに感じた「透明感」が必ず宿っている。。。と思うので、全部聴いてほしいです。

 


BOOGIE WOOGIE MAINLAND / 杏里(ANRI)

2013-10-04 11:05:11 | Weblog

88年発売の杏里15枚目のアルバム。杏里といえばデビューシングルの「オリビアを聴きながら」「キャッツアイ」「思いきりアメリカン」などのヒット曲がすでにあったが、シングル「最後のサーフホリデー」が気に入って、収録されているこのアルバムを購入。

 

全曲、吉元由美作詞、ANRI作曲、小倉泰治編曲で固定されていて、このクレジットを見ただけでアルバムのトータルイメージはブレがないだろうなと思わせる。ANRI=夏、サーファー、ハワイのイメージを作り上げたのがこの作品だと思う。 このアルバムには大ヒット曲となった「SUMMER CANDLES」が収録されているが、それ以外でも、「EDGE OF HEAVEN」、「DJ I LOVE YOU」「愛してるなんてとても言えない」等涙なしには聞けないバラードや軽快な ダンスチューンが満載、てんこもりで、全曲シングルカットしても良い位ある。

このあとに「サーキット・オブ・レインボウ」「ニュートラル」「1/2&1/2」とトロピカルなアルバムが次々リリースされているが、まずは本作品から、オススメ。


F70D PANORAMA / NIKON

2013-10-01 23:03:41 | Weblog



デジタルではなくフィルム。だからD70ではなくF70(ほんまかいな)。今なお我が家で現役の、、いや最近現役に復帰したAF一眼レフ。最初はF-801Sを愛用していたが、レンズマウントの接点不良でAFやAEが調整できなくなるトラブルから、急きょ代役として購入したのが、このF70だった。

 

比較的安価な初級~中級機だけど、秒3.7コマ、4000分の1秒のシャッタースピードで且ついろいろな撮影モードを搭載した充実したモデルなのだ。子供の運動会では去年まで前に紹介したパナソニックのFZ18で撮影していたが、連写やSDカードへの書き込みの遅さでなかなか徒競争がうまく撮影できない。そこで、36枚撮りという制限はあるが、フィルム一眼であるF70にリリーフさせて今年の運動会にのぞんだ。

 

ゴール側の撮影エリアで脚立に乗って、しっかりポジションをキープ。カメラを構えてファインダーをのぞくと、なんとクリアなこと!!(‘jjj’)デジカメの荒い画素のEVFに慣れされていた身には大きな再発見。いざ本番ではSIGMAの100~300mmのズームレンズで狙いを定め、5レーン全部を構図に入れて、ゴール前の直線を連写で撮りまくった。子供はなんと1位で生まれて初めてゴールテープを切りその様子は無事フィルムに収めることができた。

 

連写はさすがに軽やかで速く、プログラムのシャッター優先モードでシャッタースピードは速くても1600分の1秒くらいだったように思うが、とにかくFZ18に感じたストレスが無い。これって結構すごいことだ。フィルムは枚数制限はあるものの、媒体に「書き込む」動作が無い。もちろんいまどきのデジタル一眼なら書き込む動作も速いのだろうが、うちには何台もカメラを買う余裕はなく、今あるものを活用していくしかないので、このF70の復活は非常に助かったし、昔、これを思い切ってかって良かったと今更に思う。

 

F70にも弱点はある。NIKONのカメラといえば操作は分かりやすく確実にを重視してデザインされていたが、このカメラだけは実験的に液晶画面でモード切り替えなど各種設定を行うようになっており、8個のボタンやダイヤルを駆使する操作はかなり複雑で慣れるまでに時間がかかるのだ。また、フィルムを入れる裏ぶたの樹脂が経年劣化で分解してベトベトになるという欠点もある。

 

フラッシュ撮影ではシャッタースピードは125分の1秒とやや遅めながら、本体に小型フラッシュが搭載されており、パーティー撮影などのスナップには十分。実際、勤務先の記念パーティーのカメラマンをやったときに、F70に外部フラッシュをつけメインで使ったこともある。

 

今、プリントは1枚37円。一番安かった頃の2~3倍になっている。今回運動会の写真は二次使用を考えて、フォトCDに焼いてもらった。36枚3本の現像と合わせて、3600円くらいだった。

 

F70よ、ずいぶん使っていなかったが、壊れずにそばにいてくれて本当に助かった。ありがとう!!