先日、カタログギフトをいただいた。いろいろなアイテムがある中で、今まで使ったことのなかった充電式のスティック型掃除機を送ってもらうことにした。それが今回紹介するYCL-108だ。
カタログギフトではメーカー名や型番は一切記載されていなかったので、少々不安ではあったが、ちゃんと日本語のトリセツがついていたので少し安心。
型番が分かったところでググってみると、ネット販売では2018年頃からあった商品のようで、価格帯は最廉価7,500円から9,500円くらいで販売されていたようで、今ではほとんどのネットモールでは受注終了になっている。
構造が簡単なカプセル式で、充電池の設置場所以外はマキタの掃除機とほぼ基本構造部分はOEMで共通になっているのではないかと想像される。
パワーは吸込み仕事率でターボモード20W、標準10W。メインで使っている東芝VC-CF30サイクロン掃除機の290Wに比べたら見る影もないし、パワーブラシもないので、この掃除機でまるまる戸建て1件を掃除するとおもってはいけない。
一番のメリットはちょっとした家具と家具の隙間や裏側のほこり、髪の毛、をさっと掃除することが出来る手軽さと、コードレスであることから、ホースやキャニスター型本体の取り回しを気にしなくていいストレスフリーな部分だ。はじめてコードレス掃除機を使ったのだが、なるほど手軽さという点では掃除しようとする気になる。
カプセル式のダストボックスは、掃除の手間はあるが、掃除そのものはやりやすいのでここはユーザー側のニーズにより良し悪しの評価が分かれるところだろう。
デメリットは極端にコストダウンしている為、スティック部分がモーター本体の筐体に差し込むだけで、ストッパー加工がされていないこと。いつでもスティック部分が抜けるかもしれない、と覚悟して使う必要がある。ここだけ工夫されていれば、他のことはすべて我慢できるだろう。
電源スイッチは長押しのつもりで、押して指を離すとモーターが始動するというワンクッションがある。ターボ→標準と切り替わるので、節電したいときはすぐに標準にする必要があるが、逆にいえばターボモードを普通に使ってくださいということなのだろう。
実売1万円未満であることを考えれば、最低限の掃除はできる性能を確保しているので、これで足りるとする方もいるだろう。マキタの掃除機が人気になったのもわかる。
コードレスのストレスフリーを体感できたので、今後充電池が寿命になったら、予算3万円前後でパワーブラシ付きのコードレス掃除機を検討したい。