Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

下町ロケット / 池井戸 潤

2015-01-31 00:45:14 | Weblog

ドラマ「半沢直樹」の原作で大ブレークした池井戸 潤さんの佳作。ほぼ同世代の人間がこうした素晴らしい作品を生み出していることを誇りに感じたりするが、同時にその才能(作品をまとめあげる努力も含めて)に嫉妬してしまう。

 

この作品は題名から想像できる通り、一介の町工場がロケットエンジンの重要部品となる高精度のバルブシステムを開発し特許を取得したことから、大手メーカーの策略に追い込まれながらも、痛快に逆転して、自分たちの部品でロケットを飛ばす、という夢に挑戦していくといったストーリーになっている。

 

半沢直樹シリーズ同様に資金調達が苦しくなるエピソードでは相変わらず、金融機関の描写が超リアルで、業界人にはあるあるネタがいっぱいである。この作品は非常にテンポが良く、初めて読んだときにはたぶん2時間もかからなかったように思う。かといってそんなに軽くなく、涙する場面もいっぱいある。この作風は池井戸さん独自のものだろう。

 

ジャンルは全く違うが、以前紹介したSF小説「星をつぐもの」と同じく何度リピートしても、作品世界に入る込める大好きな作品だ。


乃木神社 / 東京都港区赤坂

2015-01-31 00:31:46 | Weblog

先日、このブログで乃木坂46の記事をアップしたあとに東京メトロ千代田線に乗る機会があった。にわかファンとしては乃木坂駅で途中下車をしないわけにはいかない。いわば乃木坂詣でをしてみた。

改札から少し歩いて、5番出口からすぐのところに、乃木神社がある。境内は決して広くはないが、奥から本殿、幣殿、拝殿とまっすぐ並んでいて、幣殿と拝殿が左右に伸びた回廊で結ばれている。一般参拝は手前の拝殿で行うが、祈祷などの場合は幣殿に入れるらしい。芸能ニュースで流れた乃木坂成人メンバーが訪れたのも幣殿のようだ。境内や儀式殿(社務所)など全体的に綺麗で、訪れた日は梅も咲き始めていてなかなかの風情。

遠回りして、SME乃木坂ビルディングを拝み、ここで乃木坂46のオーディションがあったのかと、ミーハーな感慨に耽りつつ、駅に戻った。乃木坂駅の構内(改札の内側)では、乃木坂46のファーストアルバムのジャケット用に撮影されたショットのパネル展が行われていて、各パネルにはメンバーがサインが入っていた。盗難騒ぎが起こるのも無理は無い。ファンならこのパネルは欲しくなるだろう。

乃木坂駅周辺はあまり大きな商店街もないので、こうした地元イベントが表立って功を奏する機会は少ないかもしれないが、メディア中心の乃木坂46にあって、こうしたアプローチはその存在感をアピールする上で、もっとたくさんキャンペーンを張ってもいいかもしれない。結構ギャラリー来てましたもの。


パイン材ベッドセット・シングル(ポケットコイルスプリングマットレス付) / 無印良品

2015-01-25 16:52:07 | Weblog

子供部屋用にシングルベッドを購入。家具については、無印、ニトリ、IKEA、ときどき島忠から選ぶのがほとんどで、とても大塚や村内のような高嶺(高値)の花には近づけない、などとオヤジギャクを自虐しながら、今回は無印。

 

パイン材系の家具は無印の中でも価格が低めで、過去に購入した棚などは問題なく使えていることから、今回、パイン材シングルベッドとマットレスがセットになっていたものを購入した。自宅に商品が到着した際には、マットレスとサイドフレームとそれ以外のパーツの3つに分かれて梱包されていた。

 

いざ、息子と一緒に組み立て開始。また、六角レンチやらドライバーやら必要だろうと思って工具を準備しておいたら、なんということはない、サイドフレームとヘッドフレーム、フットフレームを組んで、2枚のスノコを渡して、そのスノコの間に金属製の細いパイプを組み込めば、なんど5分とかからなかった。歪みもないし、ねじの1本も要らないというこの容易さは驚いた。これなら独り暮らしの女性でも全然大丈夫だろう。

 

床からマットレスを足した高さが結構あり、多少のホコリの影響は受けにくそうで、またベッド下も高さがあるので、掃除機やクイックルワイパーでの掃除がやり易い。約2万円で、この手軽さで、マットレスの寝心地も悪くない、これは強烈といっていいほどコストパフォーマンスが高い。デザインもシンプルで木目もナチュラルで仕上げも悪くない。なかなかの製品である。

 

PS

 

以前、ほとんど買う寸前だった無印のスタッキングキャビネットCセットは、諸般の都合により購入を延期しました。良い商品なんだけど、あれを入れると二度と模様替えが難しくなるので、テレビ周りはもう少し様子を見ることになりました、ごめんなさい。

 

しかしだんだん無印良品アンバサダーになってしまっているなあ。うーん、でも好きなものをブログに書いているだけだからなあ。。。。


君の名は希望 / 乃木坂46 そして11thシングル選抜について

2015-01-19 17:28:12 | Weblog

2013年3月にリリースされた乃木坂46の5作目のシングル。はじめてダンスチューンに振った前作「制服のマネキン」がヒットした勢いに乗せて、曲調やテーマ、卒業シーズンにもってきたことを考えると、乃木坂46の代表曲にと企画された曲だと思われる。ストレートに主旋律のピアノで始まるイントロ、Aメロのリフレイン、サビ前から入るストリングス、のびやかなサビの旋律、聴き込むほどに引き込まれていく魅力がある。制服のマネキンに比べて、一見地味に思えるところが売上が伸びなかった理由かもしれない。しかし、昨年のメリークリスマスショー2014では、この曲のイントロが流れるとファンから歓声が上がるほどの特別な曲になっている。

 

出会いをテーマとした歌詞。孤独な世界から、恋愛を通して自分を見出していく姿を描いているが、リア充ではなかった自分の学生時代とリンクして、こういう風に思えていたら良かったなという憧れと切なさを感じ、なぜか涙腺がゆるんでしまう。そして曲の最後のフレーズ「希望とは明日の空」。そう、10枚目のシングル「何度目の青空か?」に連なっているのだ。”希望”である明日という時間を、晴れ渡る空をしっかり見上げているか、大事に過ごしているか、というメッセージへと。偶然なのか、君の名は希望からのインスパイアなのか、秋元 康さんのみがしるばかりだが、自分がこの2曲を乃木坂46の基本、代表曲と思うところなのだ。

 

君の名は希望は比較的アップテンポだが、メロディが良いので、弾き語りでスローにアレンジしても心地よい。この歌はいろいろな形でたくさんカバーされてほしいし、乃木坂46自体で大事に歌い続けてほしい。



PS(今回長くなります)

 

先日11枚目シングルの選抜メンバーが発表された。「いろいろあった」松村沙友理は選抜に残る形となり、前作で初の選抜入りだった斉藤ちはるが残念ながら外れることになった。背が高く、スタイルの良い彼女のダンスは、テンポとしてはゆったりした曲調である「何度目の青空か?」にマッチしていて、明るい表情や手足の長さによるきれいなポージングで盛り上げていたと思う。まだまだ伸びる可能性を感じていただけにもったいない感が強い。

 

選抜全体は2名増員の18名体制になり、斉藤ちはるに代わって、研究生から相楽伊織、アンダーから伊藤万里華、斉藤飛鳥が選抜入りとなった。

 

発表されたメンバーやフォーメーションを深読みしてみると、フロントは西野センターで、松井、白石、橋本、生田とビジュアル+パフォーマンスで最強のメンツを揃えている。2列めは若月、桜井、生駒、深川、秋元と自分だけでなく乃木坂全体に視野をもっている中堅でしっかり支えている。ようやく3列めに若手とアンダーが並び、松村は左端に立つ。右手には外側から高山、衛藤、星野、堀と人気者を揃えて、松村との間に今回の選抜入りが並んでいる。

 

「乃木坂って、どこ」では通常3列目からはじまる発表を最後に回した。意図されるところはやはり、松村沙友理の選抜残留をどう見せるか、ということを考えに考えての演出だったに違いない。バナナマンのお二人のフォローは素晴らしかった。はっきりいろいろあったことを明言して、その上で松村の気持ちを前向きにさせようとする心遣いは伊達に3年間乃木坂に付き合ってきていない。


今回の松村の位置も運営の意思を感じる。もし目立たせたくないなら伊藤万理華、斉藤飛鳥らの間に挟むなりしただろう。敢えて左端というのは、崖っぷちを意識させ、かつ、隣に研究生を置いて彼女がどれだけ相楽伊織をフォローし育成できるか、乃木坂全体への貢献を意識できるかを期待しているように感じられるのだ。それはAKB での峯岸のチーム4キャプテン就任や指原のHKT劇場支配人に近いものかもしれない。(そこまで責任を負わせちゃいないが)とにかくこの11枚目のシングルが正念場であることは確かだ。


そして、伊藤万理華と斉藤飛鳥。アンダーライヴで成長したメンバーであり、選抜メンバーに対するテコ入れ、新たな化学反応を生みだすための起爆剤であることは、わざわざ選抜枠を2名増枠してまで引き上げたことを考えれば明らかだ。制服のマネキン以来のダンサブルな曲になる可能性も高い。この二人を単にバックダンサーにするような演出なら、引き上げた意味がない。フォーメーションの入れ替わりが激しい振付が予想される。

 

11枚目のシングルは3月18日に発売が決定。2年前の君の名は希望と同時期になった。2月22日のバースデーライブで当然披露されるだろう。「何度目の青空か?」が3年間の乃木坂46の集大成とすれば、11枚目は春曲としてガールズルール以上のポップな方向に振りきるかもしれない。いろいろな想いが交錯する選抜発表だったが、どんな曲が2015年の一発目になるのかがすごく楽しみだ。


PIXUS MG7130 / CANON

2015-01-18 20:10:50 | Weblog

昨年、なんとか年賀状を刷り終わったところで、永く使っていたCANON MP560が悪名高い6C10のエラーメッセージを頻発するようになり、私が自宅にいる間はいろいろなTIPSを試しては、なんとか稼働させていたのだが、家族からもうエラーばっかりで使えん!と叱られ、急遽、新機種を購入することとなった。

 

CANONのPIXUSシリーズは昨年9月頃には既に2014-2015モデルが発売されていて、年末年始の書入れ時を過ぎた今週では、値段も沈静化してしまい、当初狙っていたMG6530(上から2番目のモデル)も価格コムで14,800円と予算オーバー、最近は付属インクもセットアップ用で少量しかなく、同時に買わなきゃならないので、総支払額が2万円を超えてしまう。とりあえず、八王子の家電量販店に行って様子を見てみることにした。

 

案の定、最新モデルは高い。高いインクを買い続けなければならないのだから、ハードは出来る限り抑えたいのが心情。MP560は旧型だが印刷品質は9600*2400dpi、スキャナーも2400*4800と最新モデルとスペック的には変わらなかったので、そこから性能を落としたくないという欲もあって、「上から2番目」を追いかけることになった。

 

その2番目の17,000円前後と高いのを受容するしかないと思ったが、ダメ元で店員に「旧モデルって在庫あります?」と聞いてみたら、今回の主役MG7130がなんと12,800円で安売りされていた。先代のトップモデルでスペックも現行とほとんど変わらず、スマホのタッチ印刷ができないだけぐらいのものだ。スマホもWi-Fi経由で印刷できるし、たまたま勤務先でつかっている機種だったから、だいたい癖はわかっているし、セットアップも何台も手掛けたので簡単。

 

まだ、普通紙で音楽ニュースサイトの画面を印刷してみただけだが、文字、写真、両面印刷とも良好で初期不良も無さそうだから、もう空き箱も処分していいだろう。無線LAN接続だが、バッファローの300M無線アクセスポイントとAOSSで一発接続。なんとも簡便。

 

今後危惧しているのは、占有面積削減の為、背面給紙をやめてしまったこと。MP560では年賀状を背面給紙で印刷していたので、はがきは丸まってしまうことは無く、印刷面のズレなどが最後まで発生せず良好だった。MG7130では前面トレイから本体の中でひっくり返して印刷することになるので、紙の反りなどが印刷ズレに影響しないかが心配だ。当面はL版写真印刷と、雑誌などのコピー(PDF化)が主な用途になるが、今年の年末にうまく年賀状が印刷できるように祈るばかり。

 

筺体のサイズは若干ではあるが、MP560より小さくなっている。重量はほぼ一緒で約8キロ、意外に重たい。まあ据え置きプリンタを軽量化してもあまり意味は無いが。

 

昨年前半の主力機種だっただけに、使われている方もたくさんいると思われる。今後も使用感はレポートしていきたい。

 

今まで使ってきたCANON MP560は丸4年間使って、5色(黒が染料+顔料)でもA4サイズで素人目には十分な品質で写真や年賀状の印刷ができていたので、迷うことなくCANONプリンタの中から選択した。EPSONはもう10年も前だが、比較的短期間でノズル詰まりを起こしたのに対して、CANONは2世代(初代はiP4300でこれも丸3年稼働)続けて、3~4年は使えたという実績が影響して、他メーカーを選ばなくなっている。もちろんEPSONも品質は上がっているとは思うが、一度潰えた信頼って大きいものだ。

 


透明な色(type A) / 乃木坂46

2015-01-12 16:35:25 | Weblog

年明け1月7日に発売された乃木坂46のファーストアルバム。オリコンデイリーでは前日フラゲ日の6日から1位独走中で、私の予想などを大きく上回って注目されている。このアルバムはシングルと同じように仕様が3種類存在し、2CD+DVD,2CD,1CDとなっているのだが、購入するなら2CDのtypeB以上を購入すべきだ。というのも、CD DISK2には年末に行われたカップリング曲人気投票1~10位、そしてアルバム用新曲がDISK1の4曲に追加してもう4曲収録されていて、その中には西野七瀬のソロ曲まで含まれているからだ。シングルリード曲10曲すべてにカップリング”選抜”10曲にアルバムオリジナル曲を8曲も盛って、且つライブに使われていた"OverTure"も収録するという、ファーストアンドベストアルバムともいえる大盤振る舞いは、製作側のこのアルバムに対する意気込みを感じさせてくれる。

 

DISK1に収録されているシングル曲を振り返ってみると、デビュー曲のぐるぐるカーテンから3作目の走れ!Bicycleまではややおとなしいめの無難なアイドルポップスという感じだが、4曲目の制服のマネキンから曲調については冒険しはじめ、幅が広がるとともに、5作目「君の名は希望」10作目「何度目の青空か?」といった乃木坂46の基本となる楽曲が誕生している。シングルに続く、アルバム収録曲の中でCMやテレビで歌唱が披露されている「僕がいる場所」も乃木坂らしい1曲だ。10枚目シングル選抜が歌っているところを見ると、「何度目の青空か?」とシングルリード曲を争った作品かもしれない。「革命の馬」は曲調は全く違うものの、歌詞が渋谷ブルースから繋がっているようなJKの”リアル”を歌っている。そして生田絵梨花のソロ曲「あなたのために弾きたい」は、内容曲調とも生田絵梨花の弾き語り曲として本人に当て書きしたものになっている。

 

DISK2は先ほども触れたカップリング曲が人気投票順位のまま収録されている。個人的には「私のために誰かのために」が2位に入っているのが嬉しいが、斉藤優里がアンダーセンターを務めた「13日の金曜日」をこのアルバムで聴けた。この曲はMVが秀逸で、横浜ベイサイドマリーナのコンコースでサプライズ的に突然曲が流れ、斉藤優里が踊り始め、どんどんアンダーメンバーが客を装って斉藤の後に続いて参加し、踊り手がどんどん増えていくという(ネタバレになってしまって申し訳ない)楽しい構成になっていて、どこからどのメンバーが出てくるのかを探すのも面白いが、最初から踊り続ける斉藤優里がカッコ良い。是非動画サイトで見ていただきたい。そして「自由の彼方」。10枚目シングルのアンダーメンバー楽曲になっていて、もしかしたらこのメンバーでラストになる1月24日のオールライブニッポンのイベントで披露されるかもしれない。曲のカッコよさは「僕がいる場所」に匹敵。そして最後に西野七瀬のソロ曲「ひとりよがり」。西野の透明感のあるボーカルが生かされたミディアムバラードになっていて、従来の曲ではなかなか把握しづらかった西野のボーカルの良さを認識させてくれる。

 

このアルバムは3年間の集大成として、今の乃木坂46、これからの乃木坂を予感させる良いアルバムになっていると思う。「16人のプリンシパル」の舞台イベントも行う乃木坂はライブ中心のAKBグループとは方向性は違うのでそれがベストだとはいわないが、ライブの完成度を上げていくために、CDレベルの歌唱力などライブパフォーマンスの向上に頑張ってほしい。

 

そして、予想より早く11枚目シングルの選抜発表が1月18日深夜の「乃木坂ってどこ」で放送されるらしいってことは、もう収録が終わってるんだな、、、さて2015年1発目は生田絵梨花のセンターを継続するのか、フロントメンバーでセンター未経験の橋本奈々未らか、はたまた10枚目アンダーからの抜擢を行うか、孤独兄弟パターンで初のWセンターをかますか、メンツも気になるが、さらに「何度目の青空か?」という王道をやったあとで春曲としてかなりポップな方向に振るのか、予想はつきないが、次が楽しみになるのが今の乃木坂46なのだ。

 

ps

2回続けて乃木坂記事になってしまったが、少しおいてから、君の名は希望をじっくり聞き込んで、感想を書いてみたい。なんでこの曲に魅かれるのか、なぜこの曲が私にとって乃木坂の”基本”になるのかを自己検証しようと思う。

 

 


乃木坂46 / 乃木坂LLC SonyMusicRecords

2015-01-07 10:09:14 | Weblog

ここ数年はWalkmanで聞く音楽はPerfumeだけという時期が続き、昨年前半に西脇姉妹つながりで9nineを聴くようになった。そして、9nineの動画をYouTubeで探すときのおすすめの中に乃木坂46の「君の名は希望」があった。楽曲自体は以前に生田絵梨花が音楽プロデューサー・故 佐久間正英氏のドキュメンタリー番組の中で、ピアノ弾き語りをしていたことで知っていたが、2種類のPVに興味を魅かれ、その流れで、テレビ東京の「乃木坂ってどこ」を観るようになってしまった。

 

今までは曲がよかったり、歌詞のフレーズが好きだったり、ヒットチャートにある楽曲単位で音楽を楽しんでいた。ところがPerfumeに出会ってからは、作業の結果としての楽曲だけではなく、その製作プロセスや歌うアーティストがその当時どんな想いでいたかを知ることにより、更に楽曲への共感が増幅することを知った。

 

Perfumeは10代前半で結成され、シングル「リニアモーターガール」でメジャーデビューするまで、相当の期間下積みを重ね、NHKの環境キャンペーンのキャラクターに選ばれ、同時にキャンペーンソングとして製作された「ポリリズム」にめぐり合い、そのヒットでチャンスをつかんでいる。今でこそ、たった3人でドームツアーが出来てしまうすごいアーティストになったが、今でも彼女たちの「ポリリズム」への思い入れは強い。おそらくフェスは別にして自分たちのライブで、セットリストからポリリズムが欠けたことはないだろう。そんな風にアーティストと楽曲の絆みたいなものを情報として知っていくと、やはりファンとして楽曲への思い入れ、聴き方が変わっていった。

 

乃木坂46の場合は、Perfumeとは違い、楽曲を聴き込む前に前述の「乃木坂ってどこ」で放映された「シングル選抜発表企画」を1枚目から10枚目まで先に観てしまった。乃木坂46は、AKBグループと同様に約40名前後いるメンバーの中から、シングルを歌うメンバーが選ばれる。16~17人の選抜メンバーに入れるかどうかで、メディアへの露出度が大きく違ってくるし、更に選抜の中でも、センターか、フロントか、バックかで注目度も変わってくる。当たり前の話であるが、メンバー全員がセンターを目指すことになる。乃木坂の活動を頑張っているつもりでも、やはりビジュアルや楽曲ごとにイメージなどいろいろな要素がからんで、必ずしも努力すれば選ばれるというものではない。だからこそ、選抜が発表されるごとに各メンバーのいろいろな感情がコメントやその表情から読み取れる。

 

モデルでも活躍する白石麻衣がセンターを務めた6枚目の「ガールズルール」、入りたての2期生・堀 未央奈センターの7枚目の「バレッタ」あたりまでは、センターや選抜に対する競争意識がすごく高かったように感じられ、選抜に選ばれることなく卒業していくメンバーもあった。だが、3年目を迎えた昨年は、生駒里奈のAKB兼任、SKE48の松井怜奈の加入、そして7月と10月に開催されたアンダーメンバーライブの充実で選抜・非選抜に関わらず個々のメンバーの意識が変わっていったように思える。

 

アンダーライブの10月公演はなんと17本を六本木ブルーシアターで開催し、800人キャパを毎回満員にしてみせたらしい。その上、有明コロシアムで乃木坂46のクリスマスイベントの前夜祭として、アンダーライブを10倍の8000人のキャパで成功させたのだ。これはアンダーメンバーの自信につながったことは間違いなく、下手をすれば選抜組よりもライブパフォーマンスが磨かれたかもしれない。又、アンダーメンバーであっても、舞台やラジオ、グラビアなど個人活動が増え、乃木坂結成当初に比べてアンダーの活動の場が広がったことが、各メンバーの意識をグループの中の自分の位置から、グループ全体をどのように高めていくか、といった方向に変えてきているのではないだろうか。ネットやブログ、音楽雑誌でのインタビューを読むと、選抜・アンダーに関わらず、「グループ」として乃木坂46をもっと知ってもらう、紅白を目指すといった発言が多くなっている。

 

こうしたメンバーやグループ全体の変化を知ることで、1枚、1枚のシングル、そのリード曲、カップリング曲それぞれにメンバーの思いが透けて見える気がしたのだ。はじめは「君の名は希望」ばかりを聴いていたが、今はカップリング曲も含めてすべての曲を聴いてみたいと思うようになり、カップリング曲の多様さに改めて驚いている。1月7日にリリースされるファーストアルバムでは、そうしたカップリング曲の人気投票が行われ、上位10曲がアルバムの豪華仕様版に収録されている。この人気投票の結果についてもブログなどでメンバーが言及することが多く、自分が参加している曲はもちろん、アンダーメンバーではライブで頑張った曲が1位を取れなかったことが悔しいとするメンバーもいた。だからこそ、カップリング曲の1曲をちゃんと聴き込みたくなってくるのだ。

 

ファーストアルバムについては別の機会に感想を書きたいと思っているが、今回アルバム収録から漏れた曲についてもコンプリートできるように少しづつ旧作シングルもチェックしていきたい。

 

なかなかライブやイベントに行ける機会がなく、あくまでYouTubeの動画やDVD(透明な色typeA特典)を観ると、ライブの演出、メンバーの振付はどんどん磨かれていると思うが、生歌、、歌唱力という点では川村真洋、生田絵梨花以外はまだまだもっと頑張ってほしい。ライブでも歌がCDレベルに近づければ、もっと魅力的なパフォーマンスになるだろう。また、アンダーライブもぜひ映像化してほしい。8000人を集められるパフォーマンスを一度観てみたい。

 

ということで、乃木坂46へのハマり具合を書かせていただいたが、今年の紅白出場を勝ち取るまでは応援していきたい。


セラムヒート ERFT11RS / ダイキン

2015-01-03 19:37:14 | Weblog

我が家の暖房は主にエアコンとセラミックファンヒーターに頼っている。以前は石油ファンヒーターを使用していたが、子供が喘息をもっているので、ススが出るようなものは使いたくないというのがあったり、家を引っ越して、燃料置き場に困るということもあり、使用を止めた。ガスヒーターも考えたが、ホースの取り回しや飼い猫がいるので、何かガス漏れになりそうでなんとなく(いい加減な理由だが)パス。

 

電気利用でいいものはないかと探していたところ、コジマ電気の店頭でものすごい勢いで熱を浴びせる暖房機があると思ったのが、このダイキンのセラムヒートだった。ファンはなく、2本のヒーター管からの遠赤外線の反射熱で暖めるというタイプだが、これが画像の文句通り、2メートル離れても熱が届き、首振りモードで使ってみると、かなり部屋の温度を上げてくれるのだ。最大出力では暑すぎるほど、普段は3から5(最大10)程度の設定で十分使える。

 

現行モデルは昨年9月頃にモデルチェンジしたばかりだったので、旧型のPSが安くなっていたのだが、12月のボーナスシーズンに現行モデルの販売価格が急落したので、ゲット。

 

ヒーター管が入っている本体は、画像の縦型から横に90度倒せて、且つ首振りができるので、ピンポイントであたりたい、エリアで暖めたいといったニーズに対応することができるのも秀逸。大柄ではあるが、見た眼よりも軽いので、部屋の中での移動は比較的楽。電気ストーブという観点からすると、ちょっとお高いが、燃料費のかからない暖房器具ということで考えると、オイルヒーターなどより早く温まり、すぐに切ることが出来るという簡便さも魅力。オール電化のご家庭にはお勧めの一品です。

 

 


スリーアーモンドクッキー / ㈱おいしい

2015-01-03 19:16:25 | Weblog

(画像引用元 ねんざブログさん http://nenza.net/2014/04/19531.html)

近所のスーパー(いなげやさん)でカミさんがみつけてきた一品。値段は270円前後でパッケージも「アーモンドクッキー」と書かれているだけで商品説明に終始したシンプルなもの(品名はスリーアーモンドクッキーとなっているのにスリーが抜けている)。開けてみると1枚1枚ちゃんと袋詰めされていて、それだけを菓子皿にならべると、専門店でばら売りされている高い焼き菓子と見劣りがしないのだ。

 

それでもってアーモンドがしっかり聞いて、バターもほどよく味と香りにのっていて、美味しいのだ。13枚入っているから1枚約20円。ケーキ専門店などでアーモンドクッキーを買おうと思うと1枚で100円以上はすると思うが、私にはこの「アーモンドクッキー」で十分お茶うけになる。とにかくこの値段でこのクオリティはすごい。

 

ネットで検索したが、㈱おいしいさんのサイトはなく、上記のねんざブログさんの記事を見つけて激しく共感し、勝手に画像を引用させていただいた(大変申し訳ありません)。とにかく、この商品のコストパフォーマンスはすごいです。まだいなげや以外ではみかけないので、それほど販路が広がっていないのかな。見かけたら、いちどお試しください。

 

PS

あけましておめでとうございます。

この拙い、伝わりづらい文章のブログにお付き合いいただき、心から御礼申し上げます。本年も引き続きお付き合いいただけますようお願いいたします。

新年第一弾はなぜかお菓子の記事になりましたが、間食がやめられない自分らしいのかもしれません。いろいろな分野に興味を広げていけるよう無理せずがんばります。