関東ではテレビ東京で平日の深夜25:30頃から放映されている5分番組。自分自身は7月から録画視聴しているのだが、いろいろな分野の女性の元を訪問して、紺野あさ美アナウンサーが一緒に「じゃあ、踊りましょうか」の一言でずっと踊りまくるという企画。
この企画に近いのが、もう何年やっているんだろうロングランになっているテレビ朝日の「全力坂」。いろいろな坂道を女性タレントが全力で駆けのぼるだけ、という点でそっくりではある。しかし、「~今から踊るってよ」では紺野さんのパフォーマンスを毎回違う曲、違う振付で楽しめるという点では飽きない。一時体調不良で休養していたらしい紺野さんだが、この番組をきっかけに、先般のテレ東音楽祭(2)でモーニング娘OGとして参加し、在籍時と変わらないダンスパフォーマンスを見せた。おそらく世間からはアナウンサーとしてはどうなんだろうと思われても仕方がない企画なのだが、実は短い時間ながら、一緒に踊るゲストの女性をインタビューしている。5分番組とはいえ、撮影やダンスリハーサルには相応の時間がかかっている筈で、その間に毎回いろいろな分野で輝く女性と話が出来るというのは、彼女のアナウンサーとしての蓄積に相当寄与していると思う。
2011年入社ということなので今年26歳くらいになられているのだろうか、アナウンサーとしてはやや出遅れているかもしれないが、人と比べることなく、この番組を大切にやっていければ、道が開けていかれるような気がするのだ。元モーニング娘、元ハロプロも立派な財産。ダンスという秀でた一芸が身を助けている一例かもしれない。余計な演出を挟まず、すっきりした編集で見やすいとも感じたが、おそらくこの番組のスタッフは紺野さんを応援している。だってゲストと紺野さんの見せ方が変わらないんだもの(笑)。
PS
最近、担当する業務が変わり10数年振りにシステム関係から現場に戻った。現場の手順も大きく変わっており、浦島太郎状態ということもあるが、若いころはなにくそ、と頑張れたのに、永く間接部門にいたせいもあるのだろうが、トラブルシューティングやクレームへの対応がまったくダメになった。メンタル的にすぐ折れてしまうし、いい歳をしたおっさんが毎日あたふたしているのだ。永年現場でがんばってきた同僚との差は歴然で、視野の狭さ、考えの足りなさを毎日痛感している。元々、俯瞰的に物事を捉える事が苦手で、どうやったら身につけられるのか、悩むばかり。つまりは大した努力もせずに安穏とやってきたツケが今、来ているということなんだろう。
開き直り、他人と比べることを止めてしまえば、楽になれるのだろうと分かってはいるが、割り切れる強さもない。あーだ、こーだといろいろな屁理屈を思い浮かべながら、自己嫌悪に陥り、胃が痛くなる。
乃木坂46のメンバー、特に生駒里奈さんのインタビューなどを読むと、あんなに若い子が自分を変えるためにアイドルに挑戦し、いろいろな変化に戸惑いながらも前に進んでいく強さには驚くばかりだ。決してメンタルは強くないし、しょっちゅう泣いていたはずの女の子が、いまやどうどうとしたアイドルエンターテイナーになろうとしている。紺野あさ美さんもそうだ。今、アナウンサーとして伸びるきっかけを「踊るってよ」の中で必死に追いかけているのだ。。。。。しっかりせい、自分!!