Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

AKB48 44thシングル選抜と45thシングル選抜総選挙開催

2016-03-21 16:46:24 | Weblog

永島聖羅の卒業記念コンサートのリポートをTwitterでチェックしていたところ、NGTの動画つきトウィートでなんと今年のAKB48選抜総選挙が6月18日に新潟のHARD OFF ECOスタジアムで開催されるとのこと。

去年の福岡に続いての地方開催となったらしい。昨年は福岡に20億円前後の経済効果があったのではないかと噂される総選挙イベントが、なんと今年は新潟。昨年結成され、まだCDシングルデビューに至らないNGT48にとってはまさに神風に近い追い風となりそう。

そういえばレコード会社が違うとはいえ、同時期に結成した欅坂46が4月6日CDデビューが決定し、早くもMVがYouTubeで再生回数100万回突破しようかという勢いになっているのに対して、いまのところAKBシングルのカップリング曲としてMAXとき315号がリリースされただけで、既に劇場というインフラを持っている優位性はあるものの、デビューカウントダウンライブまで開催した欅坂には一歩先んじられたというところ。

ただし、動画サイトを見た限りではあるが、新潟県ローカルではかなりCMや番組に起用されており、地元優先で活動しているNGTは足元を固めるのに時間を使ってきたというところかもしれない。ともかくNGT48の知名度を上げるチャンスであることは確か。

 

さて、総選挙ニュースのすぐあと、なんと宮崎美穂が選抜入りとのトゥイートが流れ、慌てて検索してみると、なんと44枚目のシングル選抜が発表されたとのことだった。

このCDはおそらく総選挙投票権付きとなることから、ある程度枚数が期待できるという目論見なのか、今回かなり「攻めた」選抜メンバーになっている。センターは15期の向井地美音、気になったメンバーは大家志津香、樋渡結依、宮崎美穂、武藤十夢、岡田菜々、川本紗矢、北川綾巴、後藤楽々、須藤凛々花、加藤美南、高倉萌香と新旧最近話題になったメンバーをざっと揃えましたというメンツ。特にNGTは北原里英と加藤、高倉の3名を送り込み、総選挙ホストグループとして舞台に立つことになる。

宮崎美穂に至っては、2011年以来の選抜入り。昨年のリクエストアワーでのMC振りが話題になっていたが、5年弱ぶりのチャンスを掴んだことになり、昨年の北原里英の3年ぶり以上のブランクで返り咲いた。永くいるメンバーにも希望を持たせる、そんな狙いもあるのかはわからないが、素直に応援したくなる。そして次期エース候補と言われ続けてきたメンバーを、「ようやく」表舞台に引き上げた今回の選抜。できればフロントラインも総選挙常連ではないメンバーを揃えてほしいものだ。

 


永島聖羅 卒業コンサート(乃木坂46アンダーライブ in 名古屋)

2016-03-21 09:32:16 | Weblog

3月19日(土)、20日(日)乃木坂46アンダーライブが名古屋国際会議場 センチュリーホールで開催された。昨年のアンダーライブ武道館で卒業を発表した永島聖羅の卒業ライブとアンダーライブの全国ツアーのスタートを兼ねたコンサートとなった。自分はいつものごとく、間接的にネットニュースやTwitterでフォローするだけなのだが、それでも即メディア化してほしいという声が上がるほど素晴らしいライブになったようだ。


驚きは、20日昼公演での「乃木團」の復活。選抜から深川麻衣と齋藤飛鳥が駆けつけ、OneNightCarnibal、狼に口笛をの2曲を披露したとのこと。これは夜公演が外れた、と思っていたファンにはビッグサプライズになった筈で、永島聖羅のできるものであればぶっこみたい、という愛すべき強引さが可能にしたサプライズだろう。約束はあったとしても、選抜のセンターを呼ぶことができるんだから、永島聖羅はメンバーやスタッフに愛されているのだな、と感じる。


また、Twitterやまとめブログで目立ったのが、ソロで歌唱した「ひとりよがり」。これはご存知の通り、西野七瀬のソロ・カップリング曲だけど、永島聖羅の前向きな卒業の心境を歌に託したよう。夢のために大事な人と別れた、、、それは乃木坂46そのものだろう。アイドルグループというくくりは、彼女本来の明るさ、面白さを幾分打ち消してしまう部分もあったかもしれない。自身の選抜漏れや露出の少なさに悩みながらも、アンダーライブではそれこそ総監督的な立場で率先してメンバーを支えてみせたのは、メンバーや乃木坂そのものに対する愛情の現われだと思う。この1~2年でラジオ番組レギュラーを2本も獲得し、トークについては手応えを掴んだのだろう、あとは演技についてもっと仕事の機会を掴むために、乃木坂を離れることを決断したと想像している。ただ他のメンバーのブログやライブでの齋藤優里の手紙にあったように、、卒業を決めている深川麻衣と昨年、突然沈黙の金曜日にサプライズ出演した”いもたま”白石麻衣くらいにしか卒業について明かしていなかったようで、この辺、心配を掛けまいとする水くさい永島聖羅の人となりが感じられる。


当日のブログで生駒里奈が永島をして「乃木坂の太陽」と表現した。ラジオでのトークがメンバーとの会話そのままなら、ほんとにその通りなのだろうと思う。それだけメンバーにとって大きな存在だったわけで、いまさらながら、14枚目シングルで敢えて、中元日芽香をアンダーに残した、残さざるを得なかった理由の一つだったのではないだろうか。中元自身のブログでも、アンダーメンバーの中でいつの間にか自分が「お姉さん」側の立場になっていた、と謳っていたが、それは彼女自身、アンダーライブのリーダーとして永島聖羅の役割の継承を自覚してのことだろう。もちろんひめたん一人が背負い込むものではないけれど。


AKBグループの中で卒業の多いSKE48が、松井玲奈、宮澤佐江といった中心的な存在が抜けた今、大きく変わろうとしている。同じことが、乃木坂46にも言えて、深川麻衣、永島聖羅と初期から乃木坂を支えてきた、いわば選抜・アンダーを超えて全体の精神的支柱となっていた2人が抜けること、欅坂46のデビュー、3期生募集という新たな波の中で、どのように変わって行くのか、はらはらしながら見守って行くことになるだろう。ただメンバーがどのように変わろうとも、アンダーライブで培ったライブ「本番」の積み重ねは、AKBの劇場とは違った一発勝負の修羅場経験をメンバーに培わせる。それはまだデビューしたての欅坂には持ち得ない乃木坂アンダーメンバーの「力」だ。だからこそ、その経験に個々の歌唱、トーク、ダンスのパフォーマンス力のレベルアップが乗っかれば無敵になることを、少しでもボイトレやダンスエクササイズに時間を割いて、個人力をつけて行って欲しい。中田花奈曰く、アイドルはライブをやってナンボ、なのだから。


連続テレビ小説 はるが来た / NHK

2016-03-20 14:30:41 | Weblog

最終回まであと2週になった「朝ドラ」最新作。

 

はじめは、はつとあさ、嫁ぎ先での人生の変わりようやら、嫁姑問題やら、ドロドロしていくのかな、と思いきや、主人公である波留演じるあさ、宮崎あおい演じるはつ、玉木宏演じるはるの旦那・白岡新次郎、ディーンフジオカ演じるともちゃんこと五代さん、友近演じるうめと、魅力的なキャラクターが次々と現れるが故にとにかく毎日見ていて楽しい。大変な事故や事件は起こるけれども、それを加野屋の人々全員で受け止めて解決していくし、何より加野屋の面々の雰囲気が良く、とても良質なホームドラマになっている。また、あまちゃんのときに感じた、そのコミュニケーションの中に自分もいるような幸せな錯覚を味わえる、これが高視聴率を叩き出している理由ではないかと思う。

 

亀助や雁介さんなど個性的な脇役陣もさることながら、加野屋主人・白岡庄吉を演じた近藤正臣、おかみさん白岡よのを演じた風吹ジュン、このお二方の人間味、優しさ溢れる演技が素晴らしい。特に近藤正臣は2年前の杏主演のごちそうさんでも、杏の旦那さんの家出した父親を演じていて、このときも良い演技をされていたが、今回ものれん分け後、金の貸し借りをしないという仕来りを守るがために、救えなかった元番頭の息子、松造に病床で詫びを入れるシーンは本当に涙を誘われた。

 

噂された花子とアンの村岡花子が晩年の白岡あさのモデル・広岡浅子の開いていた講習会に参加していたというエピソードから、吉高由里子のカメオ出演を期待していたのだが、どうもそれは平岡らいちょう役に元AKB48の大島優子が起用されることで実現はしないようだ。毎週末1週間分まとめてみるのが楽しいのだが、それもあと2回。大阪恐慌をどう乗り切るのやら。


サイレント・マジョリティー / 欅坂46

2016-03-19 09:33:58 | Weblog

カッコいい。

4月6日にデビューする欅坂46の「サイレント・マジョリティー」のMVを観ての率直な感想だ。雰囲気だけでいえば、乃木坂46の4枚目シングル「制服のマネキン」に近い。まだ持ち歌のなかった欅ちゃんたちが結成後、いろいろな音楽番組やイベントで数回にわたり「制服のマネキン」をカバーして披露していたが、こうしてデビュー曲を聴くとその意図が理解できた。欅坂はまずクールな雰囲気でパフォーマンス重視でスタートしたのだ。

先般、CS系で放送されたデビューカウントダウンライブでは、ボーカル処理に多少被せはあったようだが、乃木坂のテレビパフォーマンスに比べればほぼ生歌。もちろん歌唱力はまだまだだけど、必死さ、ひたむきさは伝わってくる。そしてデビュー曲とは思えないキレのあるフォーメーションダンス。振りもアイドルらしからぬ攻撃的な感じで。特にサビに入る直前のブリッジで3連符(じゃなかったですね、下手な擬音で表現すれば、ジャージャジャーン♪ジャージャジャーン♪というリズムでサビにつながる部分のことを言いたかったです。)が2回入るところのリズムにシンクロした振り付けや、サビ中で全員がジャンプするポイントなどはかなり斬新な印象でぐぐっと引き込まれた。

 

曲はアップテンポでアコースティックギターのカッティングが印象に残るアレンジ、歌詞はアイドルのデビュー曲とは思えないメッセージソングで選択の自由と声に出し主張することを高らかに歌っている。正直、もう少しストーリー性(共感できる主人公を登場させる)を持たせたほうがよかったんじゃないか、とも感じた。また「主張しない主流派」というのはいまどきの子供たちが共感できるのか、という思いもある。今は自分の好きな分野に偏重し先鋭化することで、自分のアイデンティティーを持っているような気がするし、私の世代のようにある程度年齢が離れた子供たちが一緒に遊ぶようなコミュニティーは存在しないといっていいかもしれない。メジャーだ、マイナーだなんて意識が薄いかもしれない。

 

とはいえ、自分的にはこの曲は大好き。これにあのダンスパフォーマンスは乃木坂選抜よりも振りがしっかりしているし、チーム全体の揃いが素晴らしい。この調子でライブを中心に活動して行ったら、乃木坂アンダーライブもその存在価値が危ぶまれるかもしれない、そんな風に考えてしまうほど、欅坂のスタートダッシュは素晴らしいものになりそうな予感がある。

 

デビューカウントダウンライブではカップリング曲が全曲披露されたが、平手友梨奈がいきなりのソロ曲で、乃木坂での生駒里奈の「水玉模様」を思い出す。「山手線」という秋元氏らしいタイトルだが、曲の雰囲気は表題曲とあまり離れないテーマで作られている。全員歌唱のカップリング「キミガイナイ」も同様(かっこいいです)。そうした中でユニット曲として、結成当初からのデュオユニット”ゆいちゃんず”が見事カップリング曲「渋谷川」を与えられて、ライブの中でもほっとさせる曲調で、緊張感の抜けないセットリストの中で、肩の力が抜けるフォーク調の優しいもの。そして、ひらがなけやきの長濱ねるをフィーチャーした「乗り遅れたバス」。完全に長濱ねるに当て書きの歌詞になっており、表題曲フロント4名とのユニット曲になっていることから、彼女が今後推されていくことになるだろうと予想される。乃木坂での西野七瀬的なポジションになるかもしれない。

 

ライブでは、特にプロのMCを立てず、自分たちでMC進行をしていたのが、はじめから鍛えられているなあ、という印象を持った。この辺は初期のライブでMCがぐだぐだだったらしい乃木坂での反省点を生かしているのかもしれない。繰り返しになるが、まずは「クール」なイメージでスタートした欅坂46。乃木坂との差別化に走りすぎるとせっかくのメンバー各個の個性が失われてしまう。又、ひらがなけやきを集めるのなら、乃木坂アンダーとはまた違ったシステムで、(けやき坂でシングルとか)露出のチャンスをより多くなるようしっかりプロデュースしてほしい。