さて、地元CATVからソフトバンク光テレビに切り替えて1か月近く経過する。
光通信を利用してテレビの電波をインターネット回線とは違う帯域で送信し、工事は必要になるが、NTTのONUとソフトバンクのホームゲートウェイの中間に光通信からテレビのRF出力を分波する機器を入れるだけで、そのまま電波信号の出力になるので、既存のテレビやブルーレイレコーダーがそのまま使用できるし、普通に録画もできる。
以前住んでいた地域で、ゲリラ豪雨が頻発し異常なほど発雷が続いて、自宅のテレビアンテナに落雷するリスクが気になっていた。今の家に引っ越してから、戸外にアンテナを立てるのを止めて、地元のCATVを選んで利用していたのだが、強制的にケーブルのオプションチャンネルが付属するコースしかなく、月5,160円を支払っていた。
ソフトバンク光テレビは、地上及びBSデジタル放送の伝送サービスと視聴サービス合計で月825円(税込)しかかからない。地上及びBSデジタル放送だけで足りるようになった我が家では、本当にありがたい。今後必要であればスカパーに加入することも可能なのだ。
もうひとつソフトバンク回線で使える「ひかりTV」は光回線から専用チューナーに信号が入るとそこからLAN(イーサネット)での信号伝送になる為、既存のテレビでは視聴できるだけで、HDDを追加しないと録画もできない。これが一番のネックだった。またCATVとの比較であれば、工事費も24回分割にできるので、月額料金と合わせても、CATV時代より4000円前後支払額が減るので、問題なしと踏み切った。
ソフトバンク回線は元々NTTのフレッツ光回線をそのまま借用しているので、工事にはNTT御用達の日本コムシス株式会社の担当者が来る。工事は丁寧だったし、うちのソフトバンク光のホームゲートウェイを見て、「これは旧型なので、新型のHGWへの交換を依頼したほうがいい」と教えてくれた。新型はWiF機能が5GHzのax規格で繋げてくれるため、速く且つ電波の強さも旧型のバッファローWHR-300HP2を大きく上回り、離れた場所でも安定するようになった。使い始めて1両日はいきなりWIFIが切れたりしたこともあったが、2回ほど再起動をしてからは3週間安定している。
今回、ソフトバンク光テレビサービスで、定額料金が抑えられ、既存のテレビと周辺機器がそのまま使えて、ついでにHGWが新型に交換(無料)できたことでWIFIを買い替えることなく、スピードアップできる、と大きなメリットを得ることが出来た。ただ悔しいのはもっと早くこのサービスに気づいていればもっと節約できたことだ。まあ、これから迎える老後の年金生活前に変更できたということで納得することにする。