1月6日発売の乃木坂46の1stアルバム「透明な色」。CDでも購入したのだが、SONY系の音楽配信サイトMORAで、ハイレゾ配信がされるとのことで、MORAのプリペイドシート(コンビニではカードではなく、複合端末から吐き出されるシート、、ああ色気がない)を購入して、早速ダウンロードしてみた。
サンプリングは96KHz/24bitと昨年購入したUSB-DACの対応範囲内だったので安心しながら、ダウンロード完了。早速、CDからリッピングしてあったMP3、Appleロスレスとヘッドホン(オーディオテクニカATH-M30)とブログでも紹介したPCスピーカーフォステクスPM0.1でハイレゾFLACファイルと聴き比べてみた。
ピアノの立ち上がりや、女性ボーカルの余韻などで音の広がりや精彩感が少し感じられたものの、それこそ、DVDとブルーレイのように明確な差を聴きとることができなかった。これは視聴につかった機器の構成がハイレゾにあるいは透明な色の音作りにあっていないのかもしれないし、何より自分の耳、鼓膜の老化でもはやハイレゾの精彩さを聴く能力がないのかもしれない。スピーカーやヘッドフォンももっとグレードの高いものに変える必要があるかも。あるいは、聴きやすさに重点をおいているはずのアイドル楽曲では、クラシックやジャズナンバーに比べて、ミックスダウンが広帯域を意識していないのかもしれない、ということもある。フォステクスよりもう少し高音より強調のスピーカーにするか、もうコンポを導入したほうがいいのかもしれない。
ああ、ハイレゾの良さをしっかり体験してみたいものだ。
さて、聴き比べでは、生田絵梨花と西野七瀬のソロ曲がいずれもピアノから入るので、モニターしたが、二人とも歌がうまい。ライブでも生歌で聴いてみたい。生田はミュージカル的な感情的かつ完成されたうまさを感じ、西野ははかなさと透明感を併せ持った彼女ならではのボーカルが心に沁みる。そして、僕のいる場所、、歌詞に泣かされてしまう。。やっぱりいい曲がそろっている。
いいオーディオを持っている人は、アイドル曲のハイレゾ、どうか試してみてください。
PS
乃木坂46 西武ドームライブについて
・・・ついてといいつつも、西武ドームには行けず、生中継していたBSスカパーもJCOMにラインナップされていないので、契約したくてもできず、八方塞がり状態。ただただツイッターでライブ実況を検索して、本当に妄想観覧になっていた。ライブのセットリストやサプライズを伝えて下さったみなさん、本当に感謝。予想通りの極寒で観客は大変だったと思うが、長時間飽きさせない、工夫されたライブだったようで、この記事を書いている時点で、残念な感想はみられなかった。もちろん口パクだの生歌だの、ってのはあったと思うが、ファンが喜ぶものを送ることが出来たという点で合格だろう。
さて、いくつかのサプライズ発表があり、2期生研究生の昇格、プリンシパル以外の新しい舞台、ドキュメンタリー映画の新予告篇、アンダーライブ・サードシーズン8公演の決定と、ライブと演技の両面の充実をしっかり考えた方針が打ち出されたのが嬉しい。
研究生については、昨秋のNOGIBINGO3放映くらいから、各自のキャラクターがたいぶはっきりして、佐々木琴子の生駒的オタキャラ、伊藤かりんの将棋アイドル、相楽伊織の選抜入りなどで、今後他の2期生メンバーもチャンスがくるだろう。もちろん、アンダーメンバーから、大和、畠中が抜けて、アンダーの中心だった伊藤万理華、斉藤飛鳥が選抜入りした状況から、正式なメンバーとしてもっと強化したいということもあるかもしれない。
そして詳細はわからないが、乃木坂46の新プロジェクトの1期生を募集するとの告知。素人考えではAKBグループのようなチーム制に移行するのではないかと想像するが、下手をしたら劇団エクザイルのように舞台中心のチームを作ることもありうる。何せ、ファッション雑誌に5人もの専属モデルを輩出したアイドルグループなぞ聞いたことがないし、一方、ミュージカルや演劇の舞台経験者がどんどん増えているという特異な状況になってきている乃木坂なので、現体制チームで紅白までアイドルグループとしての活動を中心にすえつつも、新しいプロジェクトでは単にライブや歌番組だけじゃない方向を考えられているのかもしれない。最近のシングル選抜については、福神メンバーがそれぞれメディア的にまた実力的に充実しており、落とすに落とせない状態になってしまっている。その証拠が最新シングル11枚目の「命は美しい」の選抜で、従来16名だった選抜を18名に増やさなければ、伊藤と斉藤(飛)を上げることができなかったという事実。
昨年、秋のキャンペーンで選抜・アンダーの混合チームでライブをやらせていたり、アンダーライブという仕組みが確立して、ライブパフォーマンスではアンダーが選抜を凌駕しかねない状況が発生したこと、こうしたことが新プロジェクトとして、別チームを設けることで、それまでアンダーだったメンバーを「表」にもっと出していく作戦が考えられてもおかしくないと思うのだ。もちろん別チームが2軍ということではなく、現在の乃木坂とは違う方向で、切磋琢磨させる形にして、グループを拡大していくということになるだろう。
さて、西武ドームバースデーライブ、DVDが出たら、いったい何枚組になるんだろう、、いくらになるんだろう、、、こ、こわい。。。