Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

ChatGPT the gamechanger

2023-04-16 21:12:09 | Weblog
対話式AIのChatGPTが今話題になっている。

いったいどういうものなのか、OPEN AIのサイトにアクセスし、アカウント登録をして使ってみることにした。

個人情報は入力しないように注意しながら、他愛のない質問を打ってみる。いくつかの質問に対し、必ず複数の選択肢や回答を用意し、その後に回答が必ずしも絶対ではないこと、さらにこうしてみるといい、といったアドバイスを付け加えていて、さながらちょっとしたコンサルタントやカウンセラーのような文面を生成する。

これがほんの数十秒~数分で自動で用意される、その技術の高さは驚かされる。しかし、同時に思うのが、この優れたChatGPTを「適切に」使いこなすことができるのか、という大きな疑問だ。

日本では産業振興のために、AIのラーニングにおいてはデータの著作権侵害に当たらないとしているそうだが、海外では著作権の問題で早くも訴訟が起こっている。

日本でもAIを使って作成された著作物に著作権が認められるのか、そのベースとなったラーニングデータをどう考えるのか、「オリジナル」と「コピー」の境界のグレーゾーンが大きく拡がってしまった気がする。

又、ChatGPTをどうのように使うのか、自分で作成した論文やプログラムのチェックに利用する分には大きな力になるだろう。だが、その依存度が高くなれば使うものの思考を奪ってしまい、クリエイティブたる人の能力がはぐくまれなくなる。AIもあくまで「過去」のデータ、価値観をラーニングして回答するのだから、どんなに上手な回答であってもそこに新しい価値観、創造される何かが生まれることはない。

おそらくAI研究は人間のように、過去の知見を組み合わせ、熟考することで得られる「ひらめき」をどうしたら得られるか、その手法を分析、すでにモデルもできているだろう。

研究そのものに規制は不要だが、あまりにも早いAIの開発速度とインターネット上での展開に、世の中のルールが追い付いていない。使い方をしっかり考えること、どうしたらAIの能力に世間一般の認識を追いつかせて、「適切」な使い方を実現できるか、AIリテラシーを早急にひろめる必要がある。

鉄道雑感

2023-04-09 16:16:15 | Weblog



3月18日各鉄道のダイヤ改正と同時に、相鉄東急新横浜線が営業を開始した。

通勤で利用しているJR横浜線には大きな影響はないと思っていたが、新横浜、菊名と連続する2つの駅それぞれが東急線に接続できるようになったことで、菊名駅のコンコースの混雑が少なくなったようだ。

特別にデータをとっているわけではなく、あくまで印象の範囲なのだが、階段やエスカレータで待つことなく自分のペースで進めるようになった。

菊名は東横線で渋谷、東急新横浜線は東横線から目黒線に入るという違いが、横浜線沿線ユーザーにも影響したことは新鮮だった。

横浜線は東京西部から神奈川県内を南北に走っているため、従来から乗換駅が多い。将来的にはリニアとも接続する。新横浜の新たな路線参入で、横浜線沿線も住民が増加していくかもしれない。

それから、もうひとつ驚いたのは、東横線の一部でワンマン運転が開始されたこと。

以前、このブログで4輌編成の相模線がワンマンになったことに不安を感じる主旨の記事を書いたことがあるが、もはや10輌編成でもワンマン運転を行う時代になっていたのだ。自分の感覚の古さにとまどってしまった。

東急が全駅ホームドア設置を敢行したのは、安全性の問題だけではなく、全線ワンマン運転の実施による人件費削減の布石だったのだということに今回気づかされたのだった。

運転中、緊急事態が発生しても、乗務員が一人でも二人でも乗客の安全リスクをカバーできるレベルはあまり変わらず、それならワンマン運転を実施したほうが得策と判断されたのだろう。

そこまでコロナ禍の影響は鉄道各社の収益を圧迫しているということだ。