Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、クルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

PRODUCE48 再発見される個性

2018-08-19 13:29:15 | Weblog

韓国のオーディション番組と日本のAKB48グループがコラボした番組「PRODUCE48」が6月から日韓同時放送でスタートした。

日本では有料チャンネルでの放映になるため、動画サイトに投稿されるMnetのチャンネルと日本語訳をつけてくれる有志の投稿動画でフォロー。

96人の日韓参加者=練習生と呼ばれる=から最終的には12人に絞り込み、日韓でデビューさせるという企画。

詳細は省略するが、国民プロデューサーと呼ばれる韓国ファンが投票して、合格者を決定する。

AKBグループの主な参加者はHKTの宮脇咲良、矢吹奈子、SKEの松井珠理奈(体調不良で途中降板)、NMBの白間美瑠といったところ。

韓国のアイドルと呼ばれる方々は、デビューまでに凄まじいレッスンを積んで、ダンス・ボーカルスキルを完成させていることから、おそらくAKBグループの練習生とは段違いの実力だろうと予想されたが、実際その通りでビジュアル的には上位にきても、レッスンでクラスを落とされたり、最初はとても日本で放送しにくい内容だった。

ところが、レッスンを重ねていくごとに矢吹奈子、宮脇咲良、竹内美宥、下尾 みう、本田仁美、宮崎美穂、岩立沙穂といった面子が、ダンス・ボーカルそれぞれで上達し、順位を上げていった。

特に矢吹奈子はグループバトルでパフォーマンスした「Love Whisper」という曲で、ハイトーンを要求されるメインボーカルを見事にこなし、対戦相手や同じチーム内の個人評価が総じて2桁にとどまったのに対して、なんと330票も集め、一気にランクアップした。

このあたりから、韓国練習生のAKB練習生に対する認識が変わっていったように見えた。

グループバトルの前に個人評価するシーンがあったのだが、一つの曲を韓国語・日本語の2つのバージョンでパフォーマンスする課題で、韓国練習生の幾人かは、日本語バージョンをしっかりおぼえていなかったり、なかには歌うことを放棄しているものがいた中で、AKB練習生はほとんどが韓国語・日本語をしっかり覚えて臨んでいた姿をトレーナーたちも絶賛する。「こういう姿勢を韓国の子に学んでもらいたい」という言葉も出たほど。

トレーナーはすべて韓国側でそれこそ容赦なく厳しい言葉を練習生に浴びせるのだが、回が進むごとに練習生を思いやる素顔も出たり、下位のAKB練習生に対してもスキルだけでなくそのキャラクターに注目するようになっていくのが面白く、文化は違っても愛されるキャラクターというのは、受け入れられるものなのだと感じさせた。

韓国側で目を引いたのが、韓国STARSHIP所属のチャン・ギュリ。グループバトルでは喉の調子が整わず、不振に終わったが、ポジション評価で、AKBの宮崎・岩立・竹内と組んだ「The Truth Untold」ではメリハリの利いた高音も伸びる素晴らしいボーカルを聞かせてくれた。最終選考20位内は現在難しいところにいるが、韓国勢の中で日本人に近いメンタリティを感じさせたり、チームメンバーを思いやれる性格の良さは素晴らしい。初めは第2回順位発表で1位を獲得したチョン・ウォニョンと見分けるのが難しかったのだが、今はしっかりわかります。

前回第10回はコンセプト評価で、国民プロデューサーがその練習生に会う曲(新曲6曲のいずれか)に振り分けてグループバトルを行うというものだったが、本田仁美が参加した「Rollin'Rollin'」が投票1位だったのだが、現在youTubeでは投票2位だった矢吹奈子が参加した「君に届くように」の再生回数が急進し、会場外での人気が逆転するという事象が発生している。

矢吹奈子や宮崎美穂がこれだけ個性豊かなボーカリストであること、本田仁美や下尾みう、白間美瑠や村瀬紗英が格上と思われた韓国練習生を追い越すダンスのポテンシャルを持っていたことに本当に驚かされた。

レッスンの機会さえ、しっかり与えればもっと才能が開花するメンバーがまだまだAKBグループにはたくさん存在するのだ。

さてそうしたオーディションとは別に、番組内でもコーナー特集され、YouTubeでも次々MADが作られているのが、韓国練習生カン・ヘウォンとAKB48研究生・佐藤美波の親友?疑似母娘?なフレンドシップ。

番組内でもたびたびフューチャーされ、#10のコンセプト評価でもカン・ヘウォンを応援する佐藤美波が写されている。

Produce101本編でもこのようなオーディションとは別に練習生同士の絆を追いかけるのはおそらく初めてなのではないだろうか。

日本のアイドルグループではメンバー同士の関係性もメンバーの成長ドラマと合わせて重要なファクターになっているが、カン・ヘウォンが第2回順位発表式で25位から3位へと大躍進したのも、もちろん本人の努力もあるが、佐藤美波との関係性が国民プロデューサーにプラスの反応をもたらせた結果とも言える。

脱落してしまったが佐藤美波もなんと58位から39位へとランクアップしていたのだから、投票者への影響は本当に大きかったのだ。

ライバルながら、友情故に自らは脱落しても応援する佐藤美波の姿は、競争の激しい韓国芸能界の中では稀有な例なのかもしれない。

 

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