我が家では、初めてのキャノンのカメラ。デジカメはオリンパス2台、パナソニックに続いて4台め。どちらかといえばキューブデザインだったIXYシリーズで、曲面ボディにマスタードイエローという粋なデザインが気に入って、モデル末期に1万5～6000円で購入した。
安くて、ボディも小さいが、画素数では1000万画素と4台の中で一番の解像度を誇っている(笑)。このカメラはとにかくオートで電源を入れてさっと撮影する。このスタイルを優先したスナップカメラだ。実はメニューを深く潜れば、いろいろなモードに変更できるし、設定パターンも豊富なのだが、それは特殊な撮影の場合だけ。フルオートで良いのだ。
撮影した画像はパナソニックに比べると、色合いは自然な彩度に抑えられ、素直な色彩に思える。F値2.0と明るいレンズが効いているかもしれない。レンズガードも内蔵されているから本体をそのままポケットにしまっておけるし、散歩や小旅行にもってこいだ。
またこのボディカラーが秀逸。この色があるからこそ購入したのだが、このモデルの後、IXYで30Sのような大胆なカラーは登場していない。タッチパネルは搭載していないし、超望遠でもないが、機能やスペックは一線級なので、中古でも購入して使ってみてもらいたい。
