ひだまりクリニック~産んだ後にも母親学級~

杉並区で小児科医がひらいている母子で集えるクラスです。

Happy-noteに「赤ちゃんの便秘」について書きました。育児雑誌って・・・

2012-06-13 21:38:35 | 子育てあれこれ

最新刊の夏号の教えて!ドクターのコーナーに「赤ちゃんの便秘」について書きました。

要は、赤ちゃんの便秘はよくあるけれど、ほとんどは1~2歳ころまでに、発達や生活習慣を整えることで治っていきますよ、という話。

ハッピー・ノートは無料なのに情報は充実

私は開業二年目の、それも保険診療をしないぺーぺー小児科医ですけど、

他の先生方は超有名な方たちばかりです。

まぁ、広告ページは多いですけど、普通の育児雑誌も相当ですからねぇ

そもそも、育児雑誌は育児を助けているのでしょうかね?

実は、私・・・一人目育児の超オロオロ新米母だったころ、育児雑誌をついつい手にとって、

ついつい買ってしまう、そんな育児でした。

育児雑誌って「わたしのあかちゃん」とか「ベビーエイジ」とかね。

聞いたことないでしょ?

けど、何一つこれはよかった!という記憶がないのです。

なんだか情報はすでに知っていることばかりで。

まぁ、あたりまえですよね、小児科医ですから、一通りの常識的な知識はあるのですから。

それでも、知識だけではどうにもならないのが育児。

なんだか、育児の本質的な一番大事なことが入ってこず、すっきりせずに悶々としてました。

育児雑誌からはなんの正解も得られなかった、ヒントすらなかったと思います。

今の育児雑誌はどうでしょうか?

悩んでいるお母さんの助けになっていればいいと思います。

自分が関わった記事が役に立てば…と願っているけれど・・・

どうかな?自信ありません。

お母さんを助けるのは知識であったり、万人向けに作られたマニュアルではないように思います。

その人その人の悩みに答えは一様ではないからです。

太っていても細くても、食べなくても食べ過ぎても、寝ても寝なくても、人見知りしても人見知りしなくても、

悩む人は悩むものなんですよね。

子どもにとってどうするのがいいのか・・・

悩むことは、辛いですけど、でも、私は悪いことと思っていません。

悩むからこそ成長する、悩むからこそ、自分らしい子育てに近づけると思います。

雑誌は不特定多数の対象に一般を伝えるにはいいけれど、

自分の悩みがそれで解消するわけではないと思います。

もっとリアルな周りの育児から正解を探した方がいい。

いろんな考え方、やり方があるって知るのはとてもいいですよね。

外に出かけられるようになったら、なるべく外に。

お母さんのストレスも減ると思います。

ひだまりクラスではどんな小さな赤ちゃんでも大丈夫ですよ~

お母さんとお子さんが元気なら、ですけど。

たくさん送ってもらいましたから、しばらくハッピー・ノート、配れます。

ひだまりクラスでは、育児フリーペーパーMIKUのほか、

VPDの冊子、東京都医療ガイド、知ろう!小児医療」の会のリーフレットなど、

「お持ち帰りご自由に」の資料(予防接種情報・イベントチラシ・DV情報)がいろいろあります。

今は地域情報誌「わだっち」もおすすめで~す

 

 

 

 

 

 

 


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