goo blog サービス終了のお知らせ 

Untersee-Boot

あるいは感想記として

ビッくら仰天、現代狂言

2008年07月09日 | あれこれ
現代狂言Ⅲの公演は来年かと思っていたら、10月からスタートするようで(お世話になってるサイト様々、教えていただきありがとうございました)。
今年に入ってから南原さんにビックリさせられるのは何回目だ?(笑)
夏の落語&お蝶、そして秋の映画で今年のお楽しみは打ち止めと思っていたのですが、それに加えて現代狂言もあるとは・・・う~む、これじゃゆっくり余韻に浸ってるヒマもないな~(笑)。
あ、そういえば、独演会の話もあるとかないとか・・さすがにこれは来年かな。
いずれにしても、大忙しのスケジュールで大変だと思いますので、くれぐれもお体大切にしてください、であります。

ところで、現代狂言Ⅲの東京公演は、国立能楽堂ではなく普通の劇場でやるようで。
う~む、国立能楽堂のあの雰囲気の中での公演は、今年は観られない・・のかな?
観やすさという点では劇場も良いと思いますが、歴史と伝統のある桧舞台で、古典からアホな巻き戻し(笑)まで観られるというのが現代狂言の面白さのひとつでもあると思いますので、それが味わえないのはちょっと残念。
あと、能楽堂の長い橋掛から登場して歩いてくる時の微妙な間と、橋掛を退場していく時の余韻が、いかにも狂言っぽくて私は好きなのですが、劇場の省略された橋掛ではそのへんの雰囲気がイマイチ味わえそうもなくて、こちらもちょい残念です。
もし、全国を回ったあとに、もう一度東京公演があるのであれば、その時は是非とも国立能楽堂で公演して欲しい・・こんなことを書いてると、遠征もしないで簡単に観に行けるんだから贅沢言うな、と地方にお住まいの方からお叱りを受けそうですが(笑)、とにもかくにも、狂言とコントの結婚三周年の秋、今回はどんなふうにかたちを変えて心を伝えてくれるのか楽しみにしたいと思います。


コメント