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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『スポーツドリーム』 7/5

2008年07月06日 | スポーツドリーム
前回に引き続き、ゲストは掛布雅之さん。

今回は、恒例の10の質問であれこれと野球話をしていましたが、"もしも現役時代チャンスがあったらメジャーに挑戦していた?"という質問にはNoと答えていた掛布さん。
いわく、長嶋さん、王さんに憧れて野球をやっていたし、ファンの声援やグラウンドの土の匂いなど甲子園でやってた野球にすごい魅力を感じてた、とのこと。
そういえば、ホークスの松中選手も、メジャーに行きたいとは思わない、福岡ドームの大勢のファンの前でやる野球のほうが魅力的だと話していたというのを、南原さんが紹介してたことがあったっけ。
選手のメジャー流出が問題になって久しいですが、掛布さんや松中選手の話は、この問題を解決するためのひとつのカギになるんじゃないかな?
年俸でメジャーと張り合おうと思っても無理な話ですが、球団が地元の人に愛されて魅力的なものであれば、それが選手の流出を防ぐ効果的な手段になるのではないかと思います。

あとは、掛布さんが再びユニホームを着る可能性は?という話や、クライマックスシリーズの話などをしていましたが、今回も、先週大いに盛り上がっていた江川さんとの話も。
掛布さんと江川さんは、現役時代は誤解されないように一緒に食事をしたりお酒を飲むことはなかったそうですが、今は年に1、2回食事などをするとのこと。
で、

掛布 「これはもう、前もある番組で言ったんですけど」
南原 「はい」
掛布 「関西に来れば、僕が接待しますよ、
南原 「なるほど」
掛布 「関東は江川が接待です」
南原 「はい」
掛布 「で、「浜名湖のうなぎは割り勘な」っていう」
南原 「アッハハハハハハハ」
掛布 「これは我々のルールです(笑)」
南原 「ハッハハハハハ」

という、すべらない(?)持ちネタを披露していた掛布さんでありました(笑)。
そして、現役時代はライバルだった江川さんとは、今はお互いにさらけ出して何でも言い合えるとのことでしたが、

掛布 「彼(江川)がいちばん、なんか野球人生の中で、ひとつ神様にお願いを聞いてくれるんであればですよ」
南原 「はい」
掛布 「「(初対戦の時の)掛布に投げた初球のカープをストレートにしてください」って(笑)、ハッハハハハ」
南原 「うわ~~~~! へぇ~~~~~!?」
掛布 「(笑)」
南原 「これは面白いですね~!」
掛布 「そうでしょ?(笑)」
南原 「本人も「あそこで・・」」
掛布 「そうそう、そうなんですよ(笑)。「アレだけなんだよ」」
南原 「「アレだけなんだよ、悔い残ってるのは」」
掛布 「「一生言われるんだもんな、お前に」って(笑)」
南原 「アハハハハハハハ。いや、面白い話、ありがとうございます!」
掛布 「ありがとうございました(笑)」

という話に、興味津々で聞き入っていた南原さんでした(ただ、最後の「アハハハハ」という笑い方はちょっとカラ笑い気味でしたが・笑)。


そして、番組のエンディングでは「今日のゲストは掛布雅之さんでしたが、いや~皆さんどうでした?ねぇ。男の勝負のですね、こう、気の持って行きかたっていうのをね、長らく忘れていたもんがありますね。えぇ、今のプロ野球ももちろんあるんでしょうけども、それがこう、前面に出てこないんでですね、ちょっと寂しいなと思いました。ぜひ掛布さんがですね、いつかまたユニホームを着られてですね、昭和のいい部分の野球をですね、ぜひ復活してもらいたいと切に思います」という話を南原さんはしていましたが、確かに最近のプロ野球では"男の勝負"という場面をみることは少ないかも。
その昔でいうと"K・K対決"、少し前なら"イチローVS松坂"という一対一の勝負を観る楽しみがありましたが、最近は・・・う~む、これっ、という対決が思いつかないな~。
「俺の球を打てるもんなら打ってみろ」「よーし!望むところだ!」という名勝負が今のプロ野球にも生まれてくれることを願いつつ・・・。

今回も南原さんは興味津々で話を聞き、掛布さんもご機嫌で饒舌にいろいろな話をしていた30分でありました。